[岩屋山登山口]
仕事が早く終わり、帰路の途中にある岩屋山へ。
岩屋山は、よく整備された登山道のある中世の山城、岩屋城跡。
子供と時々遊びに来る岩屋川沿いに駐車場と登山口がある。
平日の夕方、他にお客さん無さそう。
さあ仕事着のまま登ってみよう。
小さい沢に沿って登りだすと、すぐに長い長い階段。
[長い階段]
長い長い階段に飽きた頃、山中なのを忘れるような広々とした慈悲門寺跡。
[慈悲門寺跡]
慈悲門寺跡を過ぎ、整備された山路を登り、山王宮拝殿跡。
ここから北方向に分岐すると、滝のある山王宮だが、今日は時間の都合でパス。
[山王宮拝殿跡]
右手に山王宮あたりの沢音を聞きながら登る。
舗装路に出ると龍神池。
立派な拝殿があり、休憩もできる。
[龍神池拝殿]
龍神池からは林間を抜け、広い感じの舗装路を歩く。
花の時期は過ぎ、緑が濃い。
たくさん自生しているマムシグサが立派な実をつけている。
もうすぐ目立つ色に変わるでしょう。
[マムシグサの実]
公園のような舗装路が終わると、山頂かと勘違いする馬場跡。
立派な東屋があり、東に開け津山市街の展望良好。
梅雨の晴れ間の青空が気持ち良い。
[馬場跡から津山市街を望む]
馬場跡から西北向きに取って返し、一段登ると山頂。
林間の木漏れ日の中、山頂ピークは落ち着く空間。
[岩屋山山頂・本丸跡]
本丸跡の真ん中あたりに、三等三角点「岩ケ城」。
[三等三角点「岩ケ城」482.62m]
山頂からは木々に遮られ展望はあまりないが、隙間からは真庭市街が良く見える。
[山頂より真庭市街を望む]
下山は龍神池まで下り、そこから舗装の作業道を下る。
登山道よりも作業道のほうが花が多い。
[ハナウド]
花があって楽しめるが、急坂の舗装路は仕事靴で下るには大変厳しい。
北面の作業道はしっかり湿り、コケも広がる。
[ホタルブクロ]
滑らないように気を使いながら、やはり登山道を下るのが正解だったかとも思う。
[マタタビの花]
マタタビの花が咲き乱れ、甘酸っぱい香りが漂う。
白くなったマタタビの葉も、アクセントとして新緑を彩る。
[マタタビの葉]
標高が下がると、俗に雑草と呼ばれる山野草が増える。
[ヒメジョオン]
[マンネングサ]
舗装路の急坂に疲れた頃、作業道の起点に到着。
[作業道登山口]
本丸跡から二の丸跡へ回れる道があるのは気づかなかった。
次回は歩いてみよう。
[岩屋城跡概要]
お手軽に山を楽しめる良い山です。
日の出を目指して来るのも楽しそう。
YAMAPでルート・行程の確認ができます。
https://yamap.co.jp/activity/2011971
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