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1からやり直しTOEIC試験150点アップ実況中継

ある大学で50名の学生にTOEIC講座を担当。たった15日の講座で平均150点の成績upを果たした。その学習法を実況中継

English Trecking教材の価格改定について

2006-05-02 10:55:51 | ON LINE通信講座について


多くの方から、English Trecking教材が、「無料進呈」と言いながら、いわば「抱き合わせ価格」となっているのではないか、とのご指摘がございました。

当方としましては、English Trecking教材の価格自体にその価値があると考えていますが、ある意味でこのご指摘にも対応するべきではないかとの結論となりました。

そこで、皆様のご意見を取り入れ、今までの販売形態を変更し、English Trecking教材を独立して販売することになりました。

   価格は以下の通りに変更させていただきます。
   いずれもブログON LINE講座付きです)

   English Trecking教材 GRADE 1(Vol. 1~Vol.3) 15,000円(特別価格 12,000円)
   (ブログ 「English Trecking GRADE1」 ON LINE講座)
   (ブログ「1からやり直しTOEIC試験150点アップ実況中継ON LINE講座)

   English Trecking教材 GRADE 1・2(Vol. 1~Vol.5) 22,000円(特別18,000円)
   (ブログ 「English Trecking GRADE1・2」 ON LINE講座)
   (ブログ「TOEIC試験150点アップ実況中継ON LINE講座)

なお、本年5月10日までに購入された方は、特別価格となります。

「1からやり直しTOEIC150点アップ実況中継」 ON LINE通信講座について

2006-05-01 11:16:39 | ON LINE通信講座について

「1からやり直しTOEIC150点アップ実況中継」 ON LINE通信講座の準備が整いました。

まず、これにあげた記事は今までこのブログで公開したものをまとめたものです。
※なるべく「Internet Explorer 」でごらんください。
以前のものを書き換え、通信講座Sampleも掲載しています。(5月1日改訂)

http://homepage3.nifty.com/cominica/shikumi-html%20/mkuji.html

私が、「150点アップ」を成功させているのは、ひとつには学生たちにことばとしての英語のしくみ全体をまず示し、現在の学習はどの課程にあるのかということを理解させることです。今までの文法理論では、進行形や動名詞などまるで何のつながりもないように教えるから、教えられたものもバラバラの知識しか身につきません。
もう一つは、なるべく多くの文例に当たり、自分なりのイメージを作る学習をさせることです。
この文法事項を教えても、実際の学習は学生たちの「努力目標」として、そのまま残ってしまうことになりがちです。
例えば、この「まとめ」にあるように、It is for~to不定詞、It is of ~to不定詞と教え、前者で使われる形容詞や後者で使われる形容詞、あるいは同じしくみで成り立つIt is a pity to不定詞の構文でa shame, a great pleasureなどがあると言われてもその文例を、教えられた時点でその文例に当たらなければいつまでも身につかないのです。

最後に、「文法」というものは、Speakingにも、Readingにも役立つものでなければならないということです。TOEICの「語彙問題・正誤問題」のためだけの文法理論ではないということです。
私が提唱する文法理論は、No-Return Reading、つまり「後戻り訳」をしないで英文を前から、フレーズ単位でとらえるのに有効です。このことは教材をご覧いただいても理解していただけると思います。

最短3ヶ月で「150点アップ」を目指します。
当研究会が配信しているBLOGの記事に連動して、より効果的に学習していただきますが、受講生には、IDとパスワードをお知らせし、ブログにあるBook Mark欄(オンライン通信講座(有料)から有料受講者向けの様々なコンテンツを利用していただけます。
このコンテンツには、「まとめ」にあげたような文法事項から、様々な文例を体験したり、あるいはToeic試験の模擬試験をあげています。
もちろん、これは他の「写真描写問題」「応答問題」などにも対応します。

以下は、このON LINE通信講座の副教材で、講座用のホームページの記事にリンクがはられています。

VOL.1 ENGLISH TRECKING BASIC be+形容詞 SERIES
VOL.2 ENGLISH TRECKING BASIC 16 VERBS SERIES
VOL.3 ENGLISH TRECKING FUNDAMENTAL 80 VERBS SERIES
HTML版 CD-ROM 1枚に所収

ON LINE講座受講ご希望の方は、「ENGLISH TRECKING」教材をご購入してください。
ご購入の注文を受け取り次第、IDとPasswordをメールでお知らせします。
ご注文は以下からお願いします。

  http://cart1.fc2.com/cart/cominica/

こんな簡単な英語のしくみ その1

2006-04-21 10:19:42 | こんな簡単な英語のしくみ

日本で、TOEIC試験を受ける人は年間延べ1,500万になるということです。そして彼らが挑んだ成果がアジア32カ国中、31位。この結果は「日本の英語教育に問題があるのではないか?」と、ある英語教育専門のメーリンクリストに投稿したら、おもしろい返答が戻ってきました。「日本人の受験者数が多いから、つまり猫もしゃくしも受けているから平均点が下がっているのだ」と言うのです。しかしそうでしょうか、受験者数というものは、おのおのの国の人口比や英語に対する関心度で語れるものです。したがって簡単に「日本人だけが」「多くの人が受験するから」というのは、まったく的が外れた意見です。

そもそも、中学、高校で6年間、大学で4年間、あるいはそれを経て駅前留学をしたり、あるいは語学留学をしたりする人は多いのが現実です。それでもこの「アジア諸国31位」はこの数年維持し続けている、その原因は何なのか、それこそが問われるべきです。
しかも、現場で教えてきた私個人の意見では、生徒たちの英語力は年々下がっていると実感しています。もちろん以前の読解を中心とした英語教育がよかったと言いませんが、「話せる英語教育」ということで、AET(ネイティブによる学習)を増やしたり、あるいは教科書を改訂したりといった結果が、より英語力を低下させているのです。

英語が国際語となっているのは、単に英国やアメリカが経済的、政治的、軍事的な強国というだけではありません。それは英語ほどシンプルで合理的な言語はないからです。

私はここでは、一般的な「日本人の英語音痴の原因」について述べるつもりはありません。ここで述べたいのは、皆さんが学校時代に受けてこられた文法、そしてTOEIC試験のための市販の文法書にある文法についてです。
すべてではありませんが、だいたいこれらの文法書は、5文型から始まり、現在形、過去形、未来形、進行形、受身形、完了形、不定詞、動名詞、分詞構文、関係代名詞などと進んでいきます。そして皆さんは、その一つ一つを説明とともに、あげられた文例を確認し、覚えていく、そんな学習をしていると思います。
ここで注目していただきたいのは、これは高校や大学の受験でもそうだったということです。そしてTOEIC対策用の文法書では、その文例がTOEIC試験用のものに変わっているだけのものであることに注目してください。あるいはもっと言えば、このような学習をしていてもなかなかスコアアップがはかれないのだとしたら、そろそろ学習法を変えてはどうかということも考えてください。

私は、この学習法を「学習者を虫扱いをする」ものだと考えています。つまり一つ一つの文法事項を虫みたいに学習していつまでも決して英語といものの「全体像」や「英語の発想を教えない」教え方なのです。逆に言えば、教える人がこの「英語の全体像」や「英語の発想」を知らないとも言えます。彼らは個別の文法事項を虫みたいに学習し、しかもそれでも一応は「成功者」になった人たちだとも言えます。しかしこのことは例えば、TOEIC試験で700点前後がとれるとされている高校の英語教師が「英語を自由に話せない」という現実につながるのは一体何なのでしょうか。

大切なのは、学習者がまず「英語ということばの全体像や英語の発想」を見ること、つまり虫ではなく、鳥になって全体像をとらえることです。これは個別の文法事項ではなく、英語ということばのことです。このことばとしての英語の全体像が身についていれば、個別の学習において「今、どこの学習をしているのか」が実感することもできるし、あるいは比較したり、しかもそれをもっと拡大していく学習が可能となるのです。

手前味噌になりますが、私がたった15日間、数十時間で平均点を150点にスコアアップさせているのは、言うまでもなく生徒たちにこの「英語のことばとしての全体像」を見せているからに他なりません。しかも彼らが私の手から離れても、着実にスコアアップしていくのは、英語が文法ではなく、ことばとして身についたからです。

さて前置きが長くなりました。ここでその文法事項ではない、ことばとしての英語の全体像の一端を紹介しましょう。
この全体像を紹介するための、キーとなるのは「ことばの抽象化」です。これは日本語にも同じ発想があり、例えば、「英語を話します」という具体的な表現を「英語を話すこと」と抽象化する表現法です。
以下、左にあげた項目は私が提唱する学習法、右の事項はいわゆる文法用語です。
英語では、この「英語を話すこと」にまつわるフレーズはたった3つです。つまり銅の原形で始まる原形動詞フレーズ、動詞のing形で始まるing形動詞フレーズ、そして動詞のed形で始まるed形動詞フレーズ、このたった3つです。

 (1) (to)+原形動詞フレーズ          (to)不定詞
  (a) 名詞として使う           to不定詞の名詞的用法
    1).主語として
      To speak English is easy.   to不定詞
      英語を話すのは簡単です
      It is easy to speak English.  仮主語It~to不定詞の構文
      英語を話すのは簡単です
    2).補語(VC感覚)として
      My wish is to speak English.  to不定詞の補語用法   
      私の願いは英語を話すことです   
      目的語の補語(VOC感覚)として
      I want you to speak English.  want+人+to不定詞
      私はあなたに英語を話してもらいたい
      I heard her speak English.   知覚動詞+人+原形不定詞
      私は彼女が英語を話しているのを聞きました
      Let me speak English.     使役動詞+人+原形不定詞
      私に英語を話させてください

    3).目的語(VO感覚)として
      I can speak English.      助動詞+原形の動詞
      私は英語が話せます
      I want to speak English.    to+不定詞
      私は英語を話したい
      
  (b) 形容詞として使う
    1).限定用法として
      Give me something to drink.   to不定詞の限定用法
      何か飲み物をください
    2).叙述用法として
      You are to speak English.    be toの構文 命令
      あなたは英語さなければならない
      I am going to speak English.   be going toの構文
      私は英語を話すつもりです
  (c) 副詞として使う
      I came here to speak English.  to不定詞の副詞的用法、目的
      私は英語を話すためにここに来ました

 (2) ing形動詞フレーズ      動名詞、現在分詞
  (a) 名詞として使う
    1).主語として
      Speaking English is easy.    動名詞主語用法
      英語を話すのは簡単です
      It is fun speaking English.   仮主語it~動名詞
      英語を話すのは楽しいです
     *形容詞として使われる場合
      This is a sleeping bed.     動名詞の限定用法
      これは眠るためのベッド(寝台)です
      She is a dancing girl.  動名詞の限定用法
      彼女は踊るための女の子(踊り子)です
    2).補語(VC感覚)として
      My hobby is speaking English.  動名詞
      私の趣味は英語を話すことです
      目的語の補語(VOC感覚)として
      I heard her speaking English.  知覚動詞+人+現在分詞
      私は彼女が英語を話しているのを耳にしました
    3).目的語(VO感覚)として
      I enjoy speaking English.    enjoy+動名詞
      私は(いつも)英語を話して楽しみます
    4).前置詞の目的語に使って
      She is proud of speaking English.  前置詞+動名詞
      彼女は英語を話すのを自慢しています
  (b) 形容詞として使う          
    1).限定用法として
      She is a dancing girl.     現在分詞の形容詞的用法
      彼女は踊っています
    2).叙述用法として
      I am speaking English.     現在進行形、be+現在分詞
      私は英語を話しています
  (c) 副詞として使う
      Walking along the street, I met her. 分詞構文
      通りを歩いているときに、彼女に会いました

 (3) ed形動詞フレーズ
  (a) 名詞として使う
    1).目的語(VO感覚)として
      I have never spoken English here.   現在完了形
      私はここでは一度も英語を話したことがない
  (b) 形容詞として使う
    1).限定用法として
      She is an invited guest.     過去分詞の限定用法
      彼女は招待客です
    2).叙述用法として
      She is sometimes invited to the party.     受身形
      彼女は時々パーティーに招待されます
  (c) 副詞として使う
      Invited to the party, she was pleased.  分詞構文
      パーティーに招待されたので、彼女は喜んだ

どうですか? 英語は涙が出るくらい合理的なしくみを持っていることがわかっていただけるでしょうか。「英語を話すこと」といった行為が名詞として使われるなら、それが主語や補語や目的語となるのは当たり前です。あるいは元々形容詞には限定用法と叙述用法がありますが、それが動詞のフレーズとなっても当然のことです。
基本のしくみさえ、頭に整理された状態で入っていたら、ことばであるから多少の例外があっても、それを基本にして展開させていく、これが最も効果的で、効率的な学習法なのです。
このブログの文法「文法応用 語彙問題」の説明はこの順序で行なっています。

動詞フレーズのパターン

2006-04-18 08:42:36 | 基本語彙・文法

動詞フレーズのパターンは以下の5つに分類できます。
[1] V感覚の動詞フレーズ
これは動詞だけのフレーズですが、hard. brightlyなどざまざまな副詞やin the skyなど副詞のフレーズが結びつくことが多いです
    It rains hard.
    激しく雨が降る
    The sun shines brightly.
    太陽は明るく輝く
    Birds fly in the sky.
    鳥たちが空を飛ぶ
    We all breathe, drink, and eat.
    私たちは、息を吸い、飲み、食べる
    That will do.
    それで結構です

[2] VC感覚の動詞フレーズ
VC感覚とは、これは「どんなだ、何だ」と、動詞(V)を補う(補語C)詞が結びつくフレーズです。be動詞は「存在」を表すので、「事実そうだ」の意味になります。
  (1) (~である)タイプ  be  
    I am happy.
    私は幸せです
    I am a housewife.
    私は主婦をしています
    English is easy.
    英語は簡単です

(2)(3)(4)は、VC感覚の動詞フレーズですが、一般動詞を使った動的な表現です。
  (2) (~になる)タイプ  become, get, make, grow, turnなど
    Rivers become dirty.
    川は汚くなる
    He became a sailor.
    彼は船員になった
    He got angry.
    彼は怒った
    She will make a good wife.
    彼女はよい奥さんになるでしょう

  (3) (~のままだ)タイプ  keep, remain, stayなど
    She kept quiet.
    彼女はずっと静かにしていた
    The sea remains calm.
    海はずっと穏やかだ

  (4) (~のようだ)タイプ  seem, look, appear, soundなど
    He seems ill.
    彼は病気のようだ
    He seems a true friend.
    彼は本当の友達のようだ
    She looks young.
    彼女は若く見える
    She doesn't look her age.
    彼女は年相応には見えない

[3] VO感覚の動詞フレーズ
VO感覚の動詞フレーズとは、動詞(V)が「~を(O)」目的語と結びつくフレーズです。
    I like music.
    私は音楽が好きだ
    She got an E-mail.
    彼女はE-mailを受け取った
    I bought a new bike.
    私は新しいバイクを買った
    My father got a disease.
    父親が病気にかかった、病気になった

[4] VOO感覚の動詞フレーズ
VOO感覚の動詞フレーズとは、動詞(V)が「~に(O)」「~を(O)」と2つの目的語と結びつくフレーズです。その内到達点を表すものは、Give a bone to the dog.、対象を表す表すものは、Will you please give the salt for me?とも表現できます。  
  (a) (到達点タイプ)
    give, lend, hand, send, bring, pass, show, tell, drop, etc.
    Give the dog a bone.
    犬に骨をあげてください
    Lend me your pen, please.
    どうかあなたのペンを私に貸してください
    Tell us your history.
    私たちにあなたの話を聞かせてください
    Will you drop me a line.
    私に手紙をください

  (b) (対象タイプ)
    get, make, save, order, cook, find, etc.
    Will you please get me the salt?
    塩をとっていただませんか?
    I made her breakfast.
    私は彼女に朝食を作った
    I cooked them sukiyaki.
    私は彼らにすき焼きを料理した

[5] VOC感覚の動詞フレーズ
VOC感覚の動詞フレーズとは、動詞(V)が「~を(O)」「どんな状態に(C)」となるフレーズです。このパターンでは、OとCの関係が、すべてThe room is ready.、You hands are dirty.などとなります。
  (a) 「~を~にする」タイプ make, get, drive, etc.
    Get the room ready.
    部屋を準備しておきなさい
    Don't get your hands dirty.
    手を汚してはいけません
    I will make you happy.
    私はあなたを幸せにします
    I will make you my wife.
    私はあなたを妻にするつもりです

  (b) 「~を~にしておく」タイプ keep, leave, hold, etc.
    Keep your room clean!
    部屋をきれいにしておきなさい!
    Leave me alone.
    私を一人にしておいてください
    Hold yourself still!
    じっとしていなさい!

  (c) 「~を~だと思う」タイプ find, take, think, etc.
    I found the question easy
    私はその問題は簡単だとわかった
    I'm going to take it easy.
    私は気楽にやるつもりです


 

日本人にとって意外とむずかしいsomeoneなどの使い方

2006-04-14 06:35:47 | 基本語彙・文法

  who - someone, somebody
  誰が? 誰かが  誰かが
  what - something
  何が?  何か

  someone -   anyone - everyone -   no one
  (somebody) -(anybody)- (everybody) - (nobody)
  誰か
  something - anything - everything - nothing
  何か
  somewhere - anywhere - everywhere - nowhere
  どこか

  some ある不定量の      every どれもこれも
  any ゼロに限りなく近くある  no まったくゼロの

  one 者。人 body からだ(人間を数える)
  thing 物、こと
  where 場所

●ここがTOEIC試験で問われます (1)
anyone, anything, anywhereは、否定形や疑問形で使われるのが原則です。しかし文例にあるように肯定形でも使われることに注意してください。

●ここがTOEIC試験で問われます (1)
everyone, everythingが主語となった場合は、単数扱いです。

[文例]
  Someone is waiting for you.
  誰かがあなたを待ってるよ
  Something is wrong, isn't it?
  何か具合が悪いね
  Everything is ready.
  すべてのことが準備できています
  Anyone will tell you where the station is.
  誰かが駅がどこにあるかあなたに教えてくれるでしょう
  Did you buy anything?
  あなたは何か買いましたか?
  No one told me.
  誰も私に言いませんでした
  I bought nothing.=I didn't buy anything.
  私は何も買いませんでした
  Let's go somewhere.
  どこかに行きましょう
  Do you know anywhere nice?
  あなたはどこか素敵なところを知っていますか?
  I've been everywhere in Kyoto.
  私は東京のいたるところに行ったことがあります

●elseが付くと、「誰か他の人が」などの意味となります。
  someone else, something else, somewhere else
  anyone else, anything else, anywhere else
  everyone else, everything else, everywhere else
  no one else, nothing else, nowhere else

[文例]
  Let's go somewhere else.
  どこか他のところに行きましょう
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Determinersその6 疑問を表すもの

2006-04-13 11:18:29 | 基本語彙・文法
■Determinersその6 疑問を表すもの
   which, what, whose,

「この~」「あの~」と何かを指し示す表現があるのなら、「どちらの?」といった表現があるのは当然です。つまりthis, that, these, thoseに対応しています。

  Which woman?
  どちらの女性なの?
  Which woman do you like better, this or that?
  あなたはこちらとあちらでは、どちらの女性が好きなの?
  I like this (woman.
  私はこちらが好きよ

my, yourなど所有格に対応するのが、whoseです。

  Whose child is this?
  こちらはだれの子どもなの?
  It is Tom's child.
  トムさんの子どもよ

また、whatが「どんな~?」といった意味で使われることがあります。

  What kind of music do you like?
  どんな種類の音楽が好きですか?

また、以下のようなage(年齢)、height(高さ)、length(長さ)、width(広さ)、depth(深さ)、weight(重さ)、size(サイズ)があります。

  What age are you? --- How old are you?
  あなたは何才ですか?
  What height is she?----How tall is she?
  あなたの背の高さはどれくらいですか?


Determinersその2 数・量を表すもの

2006-04-13 11:17:38 | 基本語彙・文法
■Determinersその3 数・量を表すもの

   one, two, three, four, etc.
   some, any, all, half, most, no
   (a) few, (a) little, many, much,a lot of, lots of, plenty of

「一人の女の子」=one(a) girl、「二人の女の子」=two girlsは問題ないですね。
でも、数や量を表しても、はっきりいくつか表さない限定詞があります。

  ○some---「全体の半分より以下の数、量」を表す
    Some boys like baseball.
    野球が好きな男の子もいる
    I drank some milk.
    私は、牛乳をいくらか飲んだ

  ○any---「ゼロに近い数、量」を表す
    Any boys like baseball.
    どんな男の子も野球が好きだ
    I don't drink any milk.
    私は牛乳をまったく飲まない

  ○all---「すべて、全部の数、量」を表す
    All boys like baseball.
    男の子はすべて野球が好きだ
    All the boys like baseball.
    その男の子はみんな野球が好きだ
    I drank all my milk.
    私は、自分の牛乳をすべて飲んだ

  ○no----「絶対ゼロの数、量」を表す
    No boys like baseball.
    野球の好きな男の子はまったくいない
    I drank no milk.
    私は、牛乳をまったく飲まなかった

  ○half---「半分の数、量」を表す
    Half the boys like baseball.
    その男の子たちの半分は野球が好きだ
    I drank half my milk.
    私は、私の牛乳の半分を飲んだ

  ○ most--「大部分の数、量」を表す
    Most boys like baseball.
    たいていの男の子は野球が好きだ
    I drank most my milk.
    私は、私の牛乳のたいていを飲んだ

  ○(a) few, (a) little---「少ない数、量」を表す
    A few boys like baseball.
    野球の好きな男の子は少しいる
    Few boys like baseball.
    野球の好きな男の子はほとんどいない
    I drank a little milk.
    私は、牛乳を少し飲んだ
    I drank little milk.
    私は、牛乳をほとんど飲まなかった

  ○many, much---「多い数、量」を表す
    Many boys like baseball.
    野球の好きな男の子はたくさんいる
    I drank much milk.
    私は、牛乳をたくさん飲んだ

  ○ a lot of, lots of, plenty of---「多い数、量」を表す
    A lot of boys like baseball.
    野球の好きな男の子はたくさんいる
    I drank a lot of milk.
    私は、牛乳をたくさん飲んだ

■Determinersその4 集団の中の物・人を特定するもの
   each, every; either, neither; both; cf such

    Each boy likes baseball.
    男の子めいめいは野球が好きだ
    Every boy likes baseball.
    どの男の子も野球が好きだ

eachとeveryの区別は、ある集団の中の個に着目するか、やはり個はあるが全体に着目するかの差です。ただし、あまり明確な区別はないようです。

    You look more beautiful each[every] time I see you.
    私があなたに会うたびに、あなたはますます美しく見えます

    Either boy likes baseball.
    どちらかの男の子は野球が好きだ
    Neither boy likes baseball.
    どちらの男の子も野球が好きではない
    Both (the) boys like baseball.
    男の子の二人とも野球が好きだ

  ☆such 「そんな、あんな」の意味
suchは、名詞の前に置いて直接飾り、「そんな、こんな、それと同じような」と、何かを例示する意味を持っています。

    I have never eaten such rice.
    私はこんな米を食べたことがないよ
    I have never eaten such good rice.
    私はこんなおいしい米を食べたことがないよ

ただし、a, anがつく名詞の場合は、suchはa, anの前に置くことに注意してください。

    I have never met such a woman.
    私は、あんな女性にあったことがないよ
    I have never met such a pretty woman.
    私は、あんな美しい女性にあったことがないよ

Determinersを知っておいてください その1

2006-04-13 11:16:46 | 基本語彙・文法
■Determinersを知っておいてください

まず、a womanとwomanとの意味の違いはわかりますか?
a womanとaがついているということは、「ひとまとまりの個性を持った」、つまり女性の絵は描けるということですね。一方womanは「女性というもの」と本質を表し、これは絵には描けないですね。

  There is a woman over there.
  あそこに女性が一人います
  How does woman different from man?
  女と男はどのように違うの?

ビートルズの曲名に、Girlというものがありますが、これは「とかく女の子というものは」としか訳しようがありません。
以上は、今まで学習してきたものです。

■Determinersのいろいろ
日本の英語教育を受けたものが「英語が話せない」原因の一つに、このDeterminersをきちんと整理して教えないことにあります。とにかくバラバラに教えてわけのわからない状態にさせています。
Determinersを、私は「決定詞、限定詞」と名づけていますが、これは簡単なことで、「とある一人の女の子」= a girlがいることも、「例の女の子」=the girl、「この女の子」=this girl、「どの女の子」=which girlなど、girlを様々に飾って表現できることばです。

  1) 指示するもの--例 this girl(この女の子)
    this, these, that, those
  2) 所有関係を表すもの例 my girl(私の女)
    my, your, his, her, its, our, their, Tom's, my father's
  3) 数・量を表すもの例 one girl(一人の女子)
    one, two, etc.
    some, any, all, half, most, no
    (a) few, (a) little, many, much,a lot of, lots of, plenty of
  4) 集団の中の物・人を特定するもの例 each girl(めいめいの女の子)
    each, every; either, neither; both; cf such
  5) 質・品質・特質。(人の)品性を表すもの例 a pretty girl(可愛い女の子)
    good, bad, clever, pretty, nice, easy, etc.
  6) 疑問を表すもの例 which girl(どちらの女の子?)
    which, what, whose,

以下、これらを個別に説明していきます。

■Determinersその1 指示を表すもの
   this, these, that, those

  I like this.  これが好きよ
  I like these.  これらが好きよ
  I like this doll. この人形が好きよ
  I like these dolls. これらの人形が好きよ
  This is hot. これは熱いよ
  *This water is hot. この水は熱いよ
  This is Tom.  こちらはトムよ
  These are Tom and Bill.  これらはトムとビルよ
  These men are Tom and Bill. こちらの男性たちはトムとビルよ

*waterなど、「数えられない名詞」にはthese, thoseは使えません。

■Determinersその2 所有関係を表すもの
   my, your, his, her, its, our, their, Tom's, my father's
複数のものの所有格は、「my parents'」などとなります。TOEICの語彙問題でもよく出題されます。

  my father's watch    my parents' house
  私の父の時計      私の両親の家
  the children's room   Lucy's new boy friend
  その子どもたちの部屋  ルーシーの新しいボーイフレンド

  a girls' school     a boys' school
  女子校          男子校
  women's liberation    women's room
  ウーマンリブ       女性用洗面所(便所)
  

代名詞を再確認する

2006-04-13 11:15:12 | 基本語彙・文法
代名詞を再確認する

■意外とむずかしいわかりきった代名詞の使い方

英語教育を受けた人なら、I-my-me-mineやyou-your-you-yoursなどの格変化を間違いなく言えると思います。でもここでも英語の文法を知っていることと、それを実際に使いこなせるとは別問題と言えるでしょう。
格変化を正確に覚えることは大切ですが、それぞれの具体的な働きをきちんと身につけなければ何の役にも立ちません。

  Your son?  あなたの息子さん? --Yes, my son.そうよ
  Yours?    あなたのもの? ----- Yes, mine. 沿う、私のよ

▲格変化のトレーニングをしよう!!
格変化は覚えていても、実際の会話ではとっさには使いこなせないもの、日頃から下のようなトレーニングをしてください。でも本当はこんなことは学校英語ですることなんですがね。
  I wash my hands.  私は(自分の)手を洗う
  You wash your hands.
  She washes her hands.
  He washes his hands.
  Lucy washes her hands.
  Bill washes his hands.

あるいは、所有格と目的格の対応のトレーニング。
  This is my watch.  Give it to me.
  これ、私の時計よ  私にください
  This is your watch.  Give it to you.
  This is her watch.  Give it to her.
  This is his watch.  Give it to him.
  This is Lucy's watch.  Give it to her.
  This is Bill's watch.  Give it to him.

以下は、動詞の目的語などのトレーニングです。
  Love me   Love you   Love her  Love him
  Kiss me   Kiss you   Kiss her  Kiss him
  Give me   Give you   Give her  Give him
  Tell me   Tell you   Tell her  Tell him

  For me   For you    For her  For him
  From me   From you   From her  From him
  With me   With you   With her  With him
  To me    To you    To her   To him

Weが単に「私たちは」という意味ではなく部分も含めて「私たち日本人は」の意味に、またtheyが単に「彼らは」ではなく、「彼ら外国人は」といった意味になる場合があります。
  We always eat rice in Japan.
    日本人はいつも米を食べます
  They sometimes eat rice in Canada.
    カナダの人は時々米を食べます
  They(People) say he's a good doctor.
    彼はよい医者だと言われています

this=「これは」、that=「あれは」と覚えないでください。thisによって指し示されたものが場所なら、「ここ」という意味にも、あるいは相手が持っているものを指してthatを使うと、「それ」という意味になります。
  Here we are, This is Osaka.
  さあ、着いたよ ここが大阪よ
  Is that your watch?  Yes, it is.
  それ、あなたの時計なの?そうよ。
    
ちなみに、itは、thisやthatによって指し示したものを、「お聞きのそれは」といった意味でこたえるようなことばです。

■itを使いこなす
itが「(お聞きの)それは」と答えるときに使われるのが普通ですが、「わけのわからないものが」とか「漠然としたものが」といった意味で使われる場合があります。次の2つの文を日本語に訳すと「そのことをお聞きして遺憾です、残念です」ということになりますが、主語にIを使うと「自分にとって」ということが強調され、itを使うと「そりゃ遺憾だよね、残念だよね」と人ごとのようになってしまいます。

  I'm sorry to hear that.
  It's sorry to hear that.

次の2つの文も同じです。

  I feel pity,  私は残念に思うよ
  It's a pity.  残念だよね

このような漠然としたことがらを表すitは、とても多く使われます。文法では「天候・時間を表すitの特別用法」「仮主語のit」「強調のit」「仮目的語のit」などとにぎやかなことですが、私は一言「そりゃ」といった感じでとらえてください、と言うだけです。

  It is rainy.  雨模様だね
  It is ten o'clock. 10時だよ
  It's nice to be with you. 
  そりゃ素敵だよ 君と一緒にいるなんて
  It's time to go to bed.
  そりゃ時間だよ 寝る
  It was nice seeing you.
  そりゃ良かったよ あなたに会えて
  Is it true that your boyfriend is ill?
  そりゃホント? あなたのボーイフレンドが病気って

英語は前から、前からフレーズで意味をとらえていく学習をしないといつまでもリスニングもリーディングも、スピーキングもできませんよ。

■名詞の複数の表現は

2006-04-13 11:08:50 | 基本語彙・文法
>■名詞の複数の表現は
日本語で「犬」にあたる名詞は次のように3つあることは知っていますか?
まず、aやanのつかないdogは「どこを切っても元のもの」、つまり「犬肉」の意味です。これは絵には描けませんね。
そしてa dogとなるとやっと絵が描けます。「とあるひとまとまりの個性を持つ犬」ということになります。
a dogが二匹以上となるとdogsと複数形となります。

  dog,   a dog,   dogs

また以下の例は、日本語の意味はまったく違ったことになります。ガラスの絵は描けませんが、コップやメガネの絵は描けますね。

  glass,  a glass,  glasses
  ガラス  コップ   メガネ

普通、「私は犬が好きです」をI like a dog.と言わないのは、「犬という個性を持った犬、犬、犬」が好きだと、I like dogs.と表現します。

  I like dogs.
  Boys like baseball= Any boys like baseball.
  男の子というものは野球が好きです
  Girls like dolls. = Any girls like dolls.
  女の子というものは人形が好きです

一方、ビールやコーヒーなど「絵に描けない名詞」は、glassやcupに入れて表現します。これで絵は描けますね。

  Two glasses of beer and a[one] cup of coffee, please.
  ビールをグラスで2つ、コーヒーを1つください。
  Two beers and one coffee, please.
  ビールを2つ、コーヒーを1つください。

(いつも複数形で用いられる名詞)
  glasses, scissors, spectacles, pants, pajamas, trousers, jeans,etc.
  メガネ、はさみ、双眼鏡、パンツ(ズボン)、パジャマ、ズボン、ジーンズ

いずれも、ペアになっていますね。
  cf. clothes (着物) cloth(布切れ) の複数形はcloths

WORD BUILDING 名詞の理解のしかたの例

辞書によっては、名詞に C=Countable, U=uncountableなどの表記がありますね。これは「数えることができる名詞」=「絵にかける名詞と、「数えることができない名詞」=「絵に描けない名詞」の区別です。でも基本はそうですが、やはり覚えるしかないというものは多いです。でもCountableかUncountableであるかは、肥子゜炉から注意しておく必要があります。

  [paper]
   paper (U) 紙 a piece of paper, two pieces of paper
   blank paper (U) 白紙
   letter paper (U) 便せん
   scratch paper (U) メモ用紙
   toilet paper (U) トイレットペーパー
   a newspaper (C) 新聞
   an evening paper (C) 夕刊
   a daily paper (C) 日刊新聞
   a local paper (C) 地方紙
   papers (C) 書類
   a paper (C) 論文、レポート、新聞

  [hair]
   hair U 髪の毛(全体)、(体の)毛
    I have red hair.
    私は赤毛です
   a hair C (1本の)髪の毛
    I have three white hairs.
    私には白髪が3本あります

■定冠詞theと不定冠詞a,anはまったく別物
英英辞典でa,anとtheを調べると次のようになっています。

  不定冠詞---"A/An" means one.
       (A/Anは「ひとつ」を表す)
  定冠詞-----"The" means something like "we both know."
       (theは、「どちらの人も知っている}という意味を表す

だから、the dogは「その、例の犬」、the dogsは「その、例の犬たち」といった意味となります。

   dog, a dog, dogs, the dog, the dogs

   Books are expensive.
   本というものは値段が高い
   The books are expensive.
   その、例の本は値段が高い

   Water is formed of hydrogen and oxygen.
   水というものはい酸素と水素て成り立っている
   The water is hot.
   その、例の水は熱い