goo blog サービス終了のお知らせ 

1からやり直しTOEIC試験150点アップ実況中継

ある大学で50名の学生にTOEIC講座を担当。たった15日の講座で平均150点の成績upを果たした。その学習法を実況中継

基本の文法 副詞で表現豊かに [2] Adverbs of frequencyとは

2006-05-05 09:43:53 | 基本語彙・文法

[2] Adverbs of frequencyとは
frequencyとは、How often?(どれだけしはしば、頻繁に)という意味です。この意味を表す副詞には、以下のものがあり、頻度の度合いに並べたものです。
  always     いつも
  often     しばしば
  frequently   頻繁に
  *usually    たいてい
  *normally    普通は
  *sometimes    時々
  *occasionally  場合によっては
  ever       かつて、今まで

また、次のものは否定的な意味を表す副詞です。
  never, hardly ever, rarely, scarcely (ever), seldom, etc.

ここで注意したいのはこれらの副詞の1です。原則として一般動詞の前、be動詞、完了形ではhave[has]の後ろ、となりますが、*の語は文頭や文尾におかれることもあるので注意してください。

  It sometimes gets very windy here.
  ここでは時々風が強くなる
  My boss is often bad-tempered.
  上司はたびたび不機嫌になります
  I have never seen your mother.
  私は今まで一度もあなたのお母さんに会ったことがありません
  Sometimes I met her.
  時々は彼女に会いました

下のイラストをクリックして、ON LINE講座を体験してください。
ただし、このブログに戻るには、プラウザの「戻る」でお戻りください。



基本の文法 副詞で表現豊かに [1] Adverbs of mannerとは?

2006-05-05 09:42:19 | 基本語彙・文法

学校英語では、副詞は哀れな存在です。頻度を表す副詞などはある程度まとまりをもつて教えられますが、他の副詞は決してそうではありません。数々の例文中に数多く登場しますが、ほとんど体系的に教えられる事はありません。
もう一度、最初から副詞というものを本質的、体系的にとらえてみましょう。まずものごとに対して次のような疑問を持つことから始めてはいかがでしょうか。

  How, in that way?   どのように?
  How often?       どれだけしばしば?
  How strong or weak?  どれだけ強くまたは弱く?
  How sure?       どれだけ確かに?
  Where?         どこ?
  When?         いつ?

[1] Adverbs of mannerとは?
ある女性が「不注意な運転手」なら、それは「不注意に運転する」場合があると言えます。
  She is a careless driver.
  She drives carelessly.

carelessは形容詞で名詞driverを飾り、carelesslyは副詞で、動詞を飾っています。ここで注意したいのは、学校英語ではほとんど意味が同じだとし、安易な書き換えを文として登場していますが、この形容詞の文と副詞の文にはかなりの意味の違いがあることです。文が異なると意味が異なるのは当たり前のことです。
まずbe動詞を使った文は、be同士が「存在」を表すので、「彼女は、いつも不注意な運転をする人です」となり、driveを使った文は「不注意に運転する」という動作に注目する表現となります。
次に、carelesslyという副詞は、「どのように」=How, in what way?といった様態=mannerを表す副詞です。例えば、「話す」という動作を表す場合、「ソフトに」「速く」「ゆっくり」「大声で」「すばやく」などの表現を思い浮かべてください。

  speak→ softly, quickly, slowly, loudly, rapidly, etc.
  speak in a friendly way 友好的な雰囲気で話す
  speak in a high [low] key 高い[低い]調子で話す

基本的に、形容詞にlyをつけた形のことばを副詞と言い、動詞を飾る働きをします。

  listen → carefully, carelessly, angrily, gently, etc.
  聞く   注意深く 不注意に  怒って  穏やかに
  answer → correctly, stubbornly, loudly, quietly, slowly, etc.
  答える  正しく  断固として 大声で 静かに ゆっくりと
  explain → clearly, carefully, confidently, kindly. etc.
  説明する はっきりと 注意深く 自信を持って 親切に
  cook → well, badly, reluctantly, etc.
  料理する 上手に 下手に 嫌々ながら

あるいは、次のような関係も知っておいてください。
  a bad speaker    speak badly
  a poor writer    write poorly
  an elegant dance  dance elegantly
  a quick reader   read quickly
  a good cook     cooke well

表現とすれば、形容詞は「形容詞+名詞」、副詞は「動詞+副詞」の語順となります。
  Is she an elegant dancer?
  Yes, she dances elegantly.

  The woman talks quietly.
  その女性は静かに話します
  She drives her car very carefully.
  彼女は自分の車をとても注意深く運転します
  Speak more slowly, please.
  どうかもっとゆつくりと話してください
  She speaks Japanese very well.
  彼女はとても上手に日本語を話します
  They managed somehow.
  彼らはどうにかやりました
  He looked at me suspiciously.
  彼は私を疑い深く見ました

下のイラストをクリックして、ON LINE講座を体験してください。
ただし、このブログに戻るには、プラウザの「戻る」でお戻りください。



基本の文法 形容詞の2つの用法 その3

2006-05-05 09:14:46 | 基本語彙・文法

■静止的な「存在」から動的な表現へ

be動詞は「存在」を表し、ここでは「若い存在だ」ということになります。言ってみれば、「若いよ」と事実を表します。
  She is young.
  彼女は若いです

次の4つの文は、それを基本にして一般動詞を用いた表現です。
  She seems young. 彼女は、若いようです
  She remains young. 彼女は、ずっと若いです
  She looks young. 彼女は、若く見えます
  She became young. 彼女は、若くなった

以上のように、形容詞を補語にとる動詞は限られています。

  be, seem;
  get, become, grow, turn, make;
  keep, remain;
  appear, look, smell, sound, taste, feel;


  Don't get angry.
  怒らないでよ
  Dreams came true.
  夢がかなった
  The milk turned sour.
  その牛乳は酸っぱくなった
  The boss seenms so young.
  その上司はとても若いようです
  She remained silent.
  彼女は黙っていました

動詞はフレーズで覚えてください。例えば、look youngなどと覚えてしまうのです。そうするとYouをつけたり、Do Iをつけたら簡単に「あなたって若く見えるね」と言えるし、「私って、若く見える?」などと表現が広がります。


下のイラストをクリックして、ON LINE講座を体験してください。
ただし、このブログに戻るには、プラウザの「戻る」でお戻りください。




基本の文法 形容詞の2つの用法 その2

2006-05-05 09:14:25 | 基本語彙・文法

●「彼女は怖がっている」と言っても

「彼女は怖がっている」とか、「彼女は病気よ」といった表現はある意味で舌足らずな表現です。もちろんそれだけで十分な場合もあるが、何を恐れているのか、何の病気なのかまで表現したいときもあると思います。ただこの場合、be afraid of ~、be will with ~などと丸暗記しないでください。このofやwithといった前置詞の基本的な意味をとらえておくと覚えやすいと思います。
このofは、「帰属」を表しますが、少し説明が必要です。このofの語源はoffで、「急速離脱」を表します。ただ、ofは「離脱」を表しますが、なお「帰属」すると矛盾した意味を持っています。つまり下にあげた「犬が怖い」というのは、犬から出てきた「恐れ」であるが、その「恐れ」が犬に「帰属」しているということです。
一方、withは簡単です。withは「付帯」を表すので、「流感」がつきまとって病気になっているというイメージです。
  She is afraid.
  彼女は怖がっています
    ↓
  She is afraid of the dog.
  彼女はその犬を怖がっています

  She is ill.
  彼女は病気です
    ↓
  She is ill with flu.
  彼女はインフルエンザでの病気です


  I'm angry with you.
  私はあなたに腹を立てています
  I am sorry about your exam results.
  私はあなたの試験の結果を残念に思います
  The boss is kind to me.
  上司は私に親切です
  You are different form yor motehr.
  あなたは母親とは違っています
  She is good at English.
  彼女は英語が得意です
  I am sure of his success.
  私は彼の成功を確信しています

このような表現が元になって、以下の表現に広がります。これは「応用」で扱います。
  I am afraid of going out alone
  私は一人で出かけるのを怖いです
  I am afraid of having a car accident.
  私は自動車事故を起こすのが怖いです

下のイラストをクリックして、ON LINE講座を体験してください。
ただし、このブログに戻るには、プラウザの「戻る」でお戻りください。





基本の文法 形容詞の2つの用法 その1

2006-05-05 09:14:11 | 基本語彙・文法

形容詞は、「どんな」「どんな状態の」といった質、・品質、特質、(人の)品性などを表します。

  good, bad, clever, pretty, nice, easy, hard, etc.

「踊る人」がいれば、「上手に踊る」人も、「下手に踊る」人もいます。その「上手な」「下手な」と名詞を飾るのが形容詞の働きの一つです。これを文法では「形容詞の限定用法」といいます。限定とは同じ踊る人でも、「上手な」とか「下手な」と限定するからです。
  She is a good dancer.
  彼女は上手に踊っているよ
  She is a bad dancer.
  彼女は下手に踊っているよ

あるいは、「大食いの人」も、「小食な人」も「大酒飲みの人」もいます。
  a big eater, a light eater. a heavy drinker

さまざまな人がいるから、人生はおもしろい。
  a light sleeper(浅い眠りの人)  an old friend(旧友)
  a good speaker (of Japanese) ((日本語を)話すのが上手な人)
  a good(poor) cook(料理が上手な(下手な)人

一方、形容詞には限定用法の他に叙述用法というものがあります。これは「~は どんなだ」と表現するものです。
  He is a rich man.彼は金持ちの男性だ
  He is rich. 彼は金持ちだ

上に登場したbig, light, heavy, richなどの形容詞は限定用法、叙述用法のどちらでも使えますが、TOEIC試験の文法問題で問われるのは例外のものです。以下にあげた形容詞は、限定用法だけで使われる形容詞です。
  chief, main, principal, sheer, utter, only, mere, elder;
  silken, woolen, wooden etc.

  What is the chief aim of this society?
  この会の主な目的は何ですか>

また2つ以上の形容詞で、限定的に名詞を飾る場合は、その語順が問題となります。これもTOEIC試験の文法問題で問われるところです。
 英語の参考書にもそれらを並べ立てて説明するものがありますが、実際にそんなに並べた文は下手な文です。でも原則はしっかりと覚えておいてください。
  color  → origin → material → purpose → noun
  (色)    (起源)   (材質)    (目的)   (名詞)
  blue   Chinese   velvet          curtain
  青い   中国製の  ベルベットの       カーテン

つまり、名詞との結びつきが強いものほど、名詞の前におかれます。
  an pld plastic bucket 古いプラスティック製のバケツ
  the first three days  最初の3日間

something, anythingは名詞ですが、後ろに形容詞が来ます。
  something strange 何か奇妙なもの
  something hot   何か熱いもの


■叙述用法にしか用いられない形容詞
形容詞には、限定用法と叙述用法があることはすでに述べました。直接的に「どんな」と名詞を飾る限定用法と、主体(主語)を「~はどんなだ」と叙述説明する叙述用法です。
  She is a pretty woman. 彼女はきれいな女性です
  She is pretty.     彼女はきれいです

ほとんどの形容詞はどちらの用法でも使えますが、次の形容詞は叙述用法でしか使えないものです。
  afraid, alike, alive, ashamed, asleep, awake,
  aware, content, unable, ill, well, worth, etc.

ここにあげたほとんとの形容詞が、例えばa+like, a+live, a+sleepなどと、動詞にaがついていることに気づいてください。

  She is sick. → She is a sick woman.
  She is ill. → She is a sick woman.
  She is alive. → She is a living woman.
  She is very well. → She is a very healthy woman.


  We're ready.
  私たちは準備ができています
  Don't be afraid.
  怖がらないでよ
  Lucy and her mother are very alike.
  ルーシーと母親は、よく似ています
  Your children are asleep.
  あなたのお子さんたちは寝ています

下のイラストをクリックして、ON LINE講座を体験してください。
ただし、このブログに戻るには、プラウザの「戻る」でお戻りください。




どうですか? 簡単なしくみがわかりましたか?

2006-05-04 12:44:59 | こんな簡単な英語のしくみ

どうですか?私たちが学校時代に学んだ英文法やTEIC試験用の文法書にもこんな英語のしくみをとりあげているものは絶対にないはずです。
もちろん今の段階で、この31の文例を訳せることを望んでいません。しかし今までの文法書に書かれてきた様々な文法用語でいくらTOEIC試験に臨んでも結果など出ないのは当たり前だと思います。なぜならいくら文法用語を知っていたり、文法で解明したところで、「ことばとしての英語」が理解できないからです。
例えば、文法書には決まって「不定詞はto+動詞の原形だ」と教えています。そこで「寿司を食べたい」と表現したいときは、want to+動詞の原形。つまりwant to eatとeatを動詞の原形にしなければならないと学習しても、「寿司を食べる」という行為を頭に思い浮かべることができるのでしょうか。

私が分類した「英語のしくみ」は、たった5つのフレーズを元に組み立てています。

  (時制世界)
   現在形 eat(s) sushi
   過去形 ate sushi
  (非時制世界)
   原形動詞フレーズ (to) eat sushi
   ing形動詞フレーズ eating sushi
   ed形動詞フレーズ eaten sushi

私が提唱するファンクションメソッドは、単に文法問題を解くためのメソッドではありません。文法問題のtoの後ろにくる動詞が原形か原形でないかといくら学習をしても確かに、文法問題は解けるかもしれませんが、それはそれだけのものに過ぎません。
toは「到達点」を表す前置詞であり、「これから」といった未来のイメージを持つことを知っていたら、それがListeningでも、Speakingでも、Readingでも役立たなければならないのです。
   Do you want to eat sushi?
   I don't want to eat sushi.

このeat sushiが、make sushi、buy sushiと変わってもこのしくみさえわかっていれば簡単なことです。
ことばというものは、フレーズ(意味ある単位)で覚えたら、確実にその意味が定着・蓄積していきます。

以下、このことを思い浮かべていただいて、学習を進めてください。

英語はとてもシンプルで合理的なしくみをしています

2006-05-04 12:44:21 | こんな簡単な英語のしくみ

■英語の簡単なしくみの一端をお見せしましょう
以下にとりあげた文例は、「寿司を食べる」という行為に焦点を当てたものです。※印は学校時代に悩まされた代表的な文法用語です。青印のフレーズはひとまとまのの寿司を食べる行為・状態を示しています。学校時代に単なる動詞だけの変化ばかりを教えられてきましたが、大切なのはこの動詞フレーズそのものが変化するという視点を持つことです。これがなかったから、いつまでも英語がことはとして定着・蓄積しないのです。

 (時制世界)
*現在形は現在の事実・習慣を表し、過去形は過去の事実を表します。
  (1) I eat sushi every day. ※現在形
    私は毎日、寿司を食べます
  (2) I ate sushi yesterday. ※過去形
    私は昨日、寿司を食べました

 (非時制世界)
*元は動詞ですが、文の時制とはまったく関係のない動詞からの造語です。これは以下のように、動詞の原形で始まる原形動詞フレーズ、動詞のing形で始まるing形動詞フレーズ、そして動詞のed形で始まるed形動詞フレーズのたった3つです。
 (1) 原形動詞フレーズを用いて eat sushi
原形動詞フレーズは、ある行為や状態を頭の中で思い浮かべる映像世界のようなものです。
  (3) Eat sushi. ※命令形
    寿司を食べなさい
  (4) Don't Eat sushi. ※禁止の命令形
    寿司を食べてはいけない
  (5) Let me eat sushi. ※使役構文
    私に寿司を食べさせてください
  (6) Let's eat sushi. ※慣用表現
    寿司を食べましょう
  (7) I will eat sushi tomorrow. ※未来形
    私は明日、寿司を食べます
  (8) I can eat sushi. ※助動詞の文
    私は寿司を食べることができます
  (9) I can eat sushi. ※助動詞の文
    私は寿司を食べることができます
  (10) Shall we eat sushi? ※助動詞の文
    寿司を食べましょうか?
  (11) Will you eat sushi? ※助動詞の文
    寿司を食べませんか?
  (12) I saw her eat sushi. ※知覚動詞の用法
    私は彼女が寿司を食べるのを見ました

*以下は、前置詞toが原形動詞フレーズを導いているものです。toは「到達点」を意味し、「頭に描いた映像世界に至る」と、未来的なイメージを付け加えます。
  (13) I am to eat sushi. ※be toの構文
    私は寿司を食べる予定です
  (14) I am going to eat sushi. ※be going toの構文
    私は寿司を食べる予定です
  (15) I am sure to eat sushi. ※be sure toの構文
    私きっと寿司を食べます
  (16) I have to eat sushi. ※have toの構文
    私は寿司を食べなければなりません
  (17) I want to eat sushi. ※to不定詞
    私は寿司を食べたいです
  (18) I want you to eat sushi. ※want +人+to不定詞
    私はあなたに寿司を食べてもらいたいです
  (19) I told you to eat sushi. ※tell +人+to不定詞
    私はあなたに寿司を食べるように言いました
  (20) I came here to eat sushi. ※不定詞の副詞的用法
    私は寿司を食べるためにここに来ました
  (21) Sushi is something to eat. ※不定詞の形容詞的用法
    寿司は食べるものです

 (2) ing形動詞フレーズを用いて ate sushi
*ing形動詞フレーズは、「~しながら、~しながらのこと」と継続的な意味を持ちます。
  (22) I am eating sushi now. ※現在進行形
    私は今、寿司を食べています
  (23) I was eating sushi at that time. ※過去進行形
    私はその時、寿司を食べていました
  (24) I like eating sushi at that time. ※動名詞
    私は、寿司を食べることが好きです
  (25) Stop eating sushi. ※動名詞
    寿司を食べるのをやめなさい
  (26) I came here eating sushi. ※主格補語構文
    私は寿司を食べながら、ここに来ました
  (27) I saw her eating sushi. ※目的格補語が現在分詞の用法
    私は、彼女が寿司を食べるのを見ました
  (28) I came back eating sushi. ※動名詞
    私は寿司を食べないで、戻ってきました

 (3) ed形動詞フレーズを用いて eaten sushi
*ed形動詞フレーズは、「~されて、~された」と受動的な意味と、「~したこと」と過去のイメージとなります。
  (29) The suhi was eateni. ※受身形
    その寿司は食べられました
  (30) I have just eaten the sushi. ※現在完了形
    私はちょうど寿司を食べたところです
  (31) I had eaten the sushi when she came home. ※過去完了形
    私は彼女が帰宅したときには、もう寿司を食べてしまっていました

[TOEIC試験対策実況中継第1週第3時限]

2006-05-04 10:54:44 | TOEIC試験 文法・読解編実況中継 

[TOEIC試験対策実況中継第1週第3時限]

私たちは、学校時代、次のような説明をいやというほど聞きました。またこれはTOEIC試験用の文法書もまったく同じです。
  「命令文は動詞の原形で始まる」
  「助動詞は動詞の原形をとる」
  「to+動詞の原形をto不定詞と言う」
  「toのない不定詞を原形不定詞と言う」
文法だけを振りかざして、文法用語ばかりが増え、そればかりか英語の簡単なしくみをパラパにしてしまった罪は大きいと思います。そして最も大きな罪は、「行為や状態はひとまとまりのものだ」ということばを定着・蓄積していく基本を破壊していることです。
もう一度、英語も人間の言葉だと言う視点で見直してみましょう。

UNIT 2 原形動詞フレーズを用いて
動詞の原形で始まるフレーズを原形動詞フレーズといいます。
このフレーズの意味は、「頭に思い浮かべた映像世界」としてとらえてください。

 [1] 原形動詞フレーズを名詞的に使って
  (1) 命令形として使って
   Be here.  ここにいなさい
   Have a bath.  風呂に入りなさい

  (2) 主語として使って
   To be here is happy. ここにいるのは楽しい
   It is happy to be here. ここにいるのは楽しい
   To have a bath is happy. 風呂に入るのは楽しい
   It is happy to have a bath. 風呂に入るのは楽しい
   
  (3) 目的語として使って
   I will be here. 私はここにいるつもりです
   I will have a bath. 私は風呂に入るつもりです
   I want to be here. 私はここにいたいです
   I want to have a bath. 私は風呂に入りたい
   I have to be here. 私はここにいなければなりません
   I have to have a bath. 私は風呂に入らなければなりません
   I don't have a bath every day. 私は毎日風呂に入りません
   I didn't have a bath yesterday. 私は昨日風呂に入らなかった

 [2] 原形動詞フレーズを形容詞的に使って
  (1) 限定的使って
   Give me something to drink.  何か飲み物をください
  I don't know how to drink it.
  私はどのようにしてそれを飲んだらいいかわかりません

  (2) 叙述的使って(VC感覚)
   My desire is to be here.  私の願いはここにいることです
   My hobby is to have a bath. 私の趣味は風呂に入ることです
   I am (going) to have a bath.  私は風呂に入る予定です
   She seems to be here. 彼女はここにいるようです
   She seems to have a bath.  彼女は風呂に入っているようだ

  (3) 叙述的使って(VOC感覚)
   Let me be here. 私にここにいさせてください
   Let me have a bath. 私に風呂に入らせてください
   I want you to be here.  私はあなたにここにいてもらいたい
   I want you to have a bath. 私はあなたに風呂に入ってもらいたい

 [3] 原形動詞フレーズを副詞的に使って
  (1) 「目的」に使って
   I came here to have a bath. 私は風呂に入るためにここに来ました
  (2) 「原因」に使って
   I am glad to have a bath.  私は風呂に入れてうれしい
  (3)「 限定」に使って
   This car isn't safe to drive. この車は運転するには安全ではない
   It isn't safe to drive a car.
  (4)「 独立的に」に使って
   To tell the truth, I had a date with her.
   本当のことを言えば、ぼくは彼女とデートしたんだ

ON LINE受講の方は以下にお進みください。
ただし、今回はSampleは公開していません。
http://8.pro.tok2.com/~cominica/vftoeic-data/data-a/No-113.html ただし、クリックしてこのブログから他のページに移動しした場合、プラウザの「戻る」でお戻りください。これはすべての移動に共通しています。

以下は、「英語のしくみのまとめ」です。今どこを学習しているのか全体からの視点で見てください。
http://homepage3.nifty.com/cominica/shikumi-html%20/mkuji.html


[TOEIC試験対策実況中継第1週第2時限]

2006-05-04 10:51:07 | TOEIC試験 文法・読解編実況中継 

[TOEIC試験対策実況中継第1週第2時限]

[テーマ] 動詞フレーズのパターン
動詞フレーズのパターンは以下の5つに分類できます。

[1] V感覚の動詞フレーズ(~は、どうするタイプ」
これは動詞だけのフレーズですが、hard. brightlyなどざまざまな副詞やin the skyなど副詞のフレーズが結びつくことが多いです
   It rains hard.
   激しく雨が降る
   The sun shines brightly.
   太陽は明るく輝く
   Birds fly in the sky.
   鳥たちが空を飛ぶ
   We all breathe, drink, and eat.
   私たちは、息を吸い、飲み、食べる
   That will do.
   それで結構です

 [2] VC感覚の動詞フレーズ(~は、どんなだ、何だタイプ」
VC感覚とは、これは「どんなだ、何だ」と、動詞(V)を補う(補語C)詞が結びつくフレーズです。be動詞は「存在」を表すので、「事実そうだ」の意味になります。
  (1) (~である)タイプ
    be
    I am happy.
    私は幸せです
    I am a housewife.
    私は主婦をしています
    English is easy.
    英語は簡単です

  (2)(3)(4)は、VC感覚の動詞フレーズですが、一般動詞を使った動的な表現です。
  (2) (~になる)タイプ 
   become  get  make  grow  turn
    Rivers become dirty.
    川は汚くなる
    He became a sailor.
    彼は船員になった
    He got angry.
    彼は怒った
    She will make a good wife.
    彼女はよい奥さんになるでしょう

  (3) (~のままだ)タイプ  
    keep  remain  stay
    She kept quiet.
    彼女はずっと静かにしていた
    The sea remains calm.
    海はずっと穏やかだ

  (4) (~のようだ)タイプ
   seem  look  appear  sound
    He seems ill.
    彼は病気のようだ
    He seems a true friend.
    彼は本当の友達のようだ
    She looks young.
    彼女は若く見える
    She doesn't look her age.
    彼女は年相応には見えない

 [3] VO感覚の動詞フレーズ(~は、~をどうするタイプ」
VO感覚の動詞フレーズとは、動詞(V)が「~を(O)」目的語と結びつくフレーズです。
    I like music.
    私は音楽が好きだ
    She got an E-mail.
    彼女はE-mailを受け取った
    I bought a new bike.
    私は新しいバイクを買った
    My father got a disease.
    父親が病気にかかった、病気になった

 [4] VOO感覚の動詞フレーズ(~は、~に~をどうするタイプ」
VOO 感覚の動詞フレーズとは、動詞(V)が「~に(O)」「~を(O)」と2つの目的語と結びつくフレーズです。その内到達点を表すものは、Give a bone to the dog.、対象を表す表すものは、Will you please give the salt for me?とも表現できます。
●TOEIC試験で問われるのは その1
まず注意したいのは、toやforを使った場合、代名詞(it, them, me, you, him herなど)が目的語となる場合は、次のような語順にはなりません。
  ×Give a bone him.
  ○Give him a bone.
  ○Give a bone to him.

  ×Will you please get the salt me? 
  ○Will you please get me the salt?  
  ○Will you please get the salt for me?   
もちろん、(到達点タイプ)の動詞はto me, to herなどとなり、(対象タイプ)の動詞はfor me, for herなどとなります。

  (a) (到達点タイプ)
    give  lend  hand  send bring
    pass show  tell  drop
    Give the dog a bone.
    犬に骨をあげてください
    Lend me your pen, please.
    どうかあなたのペンを私に貸してください
    Tell us your history.
    私たちにあなたの話を聞かせてください
    Will you drop me a line?
    私に手紙をください

  (b) (対象タイプ)
    get make buy make save
    order cook find
    Will you please get me the salt?
    塩をとっていただませんか?
    I made her breakfast.
    私は彼女に朝食を作った
    I cooked them sukiyaki.
    私は彼らにすき焼きを料理した

 [5] VOC感覚の動詞フレーズ(~は、~をある状態にするタイプ)
VOC感覚の動詞フレーズとは、動詞(V)が「~を(O)」「どんな状態に(C)」となるフレーズです。このパターンでは、OとCの関係が、すべてThe room is ready.、You hands are dirty.などとなります。
●TOEIC試験で問われるのは その2
日本語訳を見るとおわかれだと思いますが、日本語の発想ではこれら英語の形容詞か「幸せに」「きれいに」などのように日本語の副詞のようになることです。これは読解やリスニングに注意するポイントです。
いずれにしても、ある対象(目的語)を「どんな状態」にするかという英語の発想をもってください。

  (a) 「~を~にする」タイプ
    make  get drive
    Get the room ready.
    部屋を準備しておきなさい
    Don't get your hands dirty.
    手を汚してはいけません
    I will make you happy.
    私はあなたを幸せにします
    I will make you my wife.
    私はあなたを妻にするつもりです

  (b) 「~を~にしておく」タイプ
    keep leave hold
    Keep your room clean!
    部屋をきれいにしておきなさい!
    Leave me alone.
    私を一人にしておいてください
    Hold yourself still!
    じっとしていなさい!

  (c) 「~を~だと思う」タイプ
    find  take  think
    I found the question easy
    私はその問題は簡単だとわかった
    I'm going to take it easy.
    私は気楽にやるつもりです

ON LINE受講の方は以下にお進みください。
ただし、今回はSampleとして公開しています。
http://8.pro.tok2.com/~cominica/vftoeic-data/data-a/No-113.html ただし、クリックしてこのブログから他のページに移動しした場合、プラウザの「戻る」でお戻りください。これはすべての移動に共通しています。
また以下は、「英語のしくみのまとめ」です。今どこを学習しているのか全体からの視点で見てください。
http://homepage3.nifty.com/cominica/shikumi-html%20/mkuji.html


[TOEIC試験対策実況中継第1週第1時限]

2006-05-04 10:50:34 | TOEIC試験 文法・読解編実況中継 

さあ、今回から実況中継が始まります。現在学習しているところがどこなのか、常に以下にある「こんな簡単な英語のしくみ」を参照してください。
ただし、クリックしてこのブログから他のページに移動しした場合、プラウザの「戻る」でお戻りください。これはすべての移動に共通しています。
http://homepage3.nifty.com/cominica/shikumi-html%20/mkuji.html

[TOEIC試験対策実況中継第1週第1時限]
 【テーマ】現在形と過去形について

まず、(1)は現在形で現在の事実、習慣的動作、普遍の真理などを表し、(2)は過去形で過去の状態、習慣的動作などを表します。
  (1) I speak English.   (いつも)英語を話す
  (2) I spoke English.   英語を話した

  (3) I will speak English.  英語を話すつもりだ
    I want to speak English.  英語を話したい
  (4) I am speaking English.  英語を話している
    I like speaking English. 英語を話すのが好きだ
  (5) I have spoken English.  英語を話したことがある

一方、(3)~(4)は、speak English, speaking English, spoken Englishはそれ自体は文の「時制」とは関係がないことに注意してください。

●動詞には規則動詞変化と不規則動詞変化がある
  speakは不規則変化をする動詞ですが、規則変化をする動詞はedをつけて過去形を表します。
   I open the box.  箱を開ける
   I opened the box. 箱を開けた

ちなみに、be動詞は不規則変化動詞で以下のようになります。
  現在形  am, are, is
  過去形  was, were

   She is speaking English.  英語を話している
   She was speaking English.  英語を話していた

●TOEIC試験で問われるのは その1
不規則変化動詞の内、同じ形である以下の動詞が出題され、前後のフレーズから現在形か過去形かの判断をします。ただし、現在形の場合は主語が三人称・単数の場合(She, He, Billなど)には、三単現のsがつくことに注意してください。
   put, let, set, cut, cast, upset, read,

  She puts away the futon 布団をしまう
  She put away the futon 布団をしまった
  She cuts a cake with a knife. ナイフでケーキを切る
  She cut a cake with a knife. ナイフでケーキを切った
  She lets the dog in the house 犬を家の中に入れる
  She let the dog in the house 犬を家の中に入れた
  She sets her baby in the chair. 赤ん坊をいすに座らせる
  She set her baby in the chair. 赤ん坊をいすに座らせた

  出題例 She puts away the futon every mornig.毎朝→現在形
      She put away the futon last evening.昨晩→過去形

●TOEIC試験で問われるのは その2
条件・仮定の副詞節では現在時制を用います。If it will rainとはなりません。
 If it rains tomorrow, we will not go out.
  明日雨が降ったら、私たちは外出しません

●TOEIC試験で問われるのは その3時制の一致
 主節の動詞が過去の場合、従属節も過去か過去完了となります。
  He says that he is hungry.
  彼は、お腹がすいていると言っている
  → He said that he was hungry.
  彼は、お腹がすいていると言った
  She says that she has lost her passport.
  彼女は、パスポートをなくしたと言っている
  → She said that she had lost her passport.
  彼女は、パスポートをなくしたと言った

●TOEIC試験で問われるのは その4時制の一致の例外
 普遍の真理、一般的事実は主節の時制に関わらず常に現在で表す。
  My teacher said that the earth goes around[round] the sun.
  地球は太陽の周りを回っていると先生が言った

●TOEIC試験で問われるのは その5
 仮定法では主節の時制に影響されない。
  She looks as if she were [she's] dying.
  彼女はまるで死にかけているように見える

ON LINE受講の方は以下にお進みください。
ただし、今回はSampleとして公開しています。
http://8.pro.tok2.com/~cominica/vftoeic-data/data-a/No-19.html