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1からやり直しTOEIC試験150点アップ実況中継

ある大学で50名の学生にTOEIC講座を担当。たった15日の講座で平均150点の成績upを果たした。その学習法を実況中継

イディオム対策実況中継 (2) 方位語onについて

2006-05-07 12:52:53 | イディオム対策 実況中継

[2] 方位語onについて
前回のoffとは反意語となります。

onの本質的な意味 「密着・継続」
onの本質的意味は、「密着」「接触」だ。つまり対象(onの目的語)へのそんな関わりを表す。ただ、物との関わりでは、主体は<静止>の状態となるが、「営み」である場合は、<継続>となる。このことによって水道や電気が流れているのがon、逆はoffとなる。

(1) be on
be動詞の基本的な意味は、「存在」で、「密着・継続状態で存在する」ということです。「明かりがついている」というのは電気が流れているということです。
  (1) The light in his room is on.
    部屋の明かりがついている
   * 「消えている」はoutとなります。
  (2) Is the water on or off?
    (水道などの)水は出してあるか止めてあるか?
  (3) Be on our TV show, please!
    テレビに出演してください!
  (4) It is on me.
    それは私のおごりだ
  (5 She is on my mind.
    彼女が忘れられない
   * 彼女が私の心に「密着・継続」しているということ。
ON LINE講座受講の方はクリックして他の用例を見てください。以下同じです。

(2) go on 
goの基本的な意味は、「進行」で、「密着・継続状態に進行する」ということです。
「続ける」 go on with ~ 「~を続ける」
「起こる、行動する」
  (6) Go on!  
    さあ行け!、どんどん行きなさい!
  (7) What is going on?
    何が起きているのか?
  (8) You have to go on a diet.
    あなたはダイエットしなきゃ
  (9) My son has gone on an errand.
    息子はお使いに行った
  (10) Stop talking and go on with your study!
    話を止めて、勉強を続けなさい
   ● Stop +ing形動詞フレーズ 「~するのをやめなさい」


(3) come on
comeの基本的な意味は、「出現」で、「密着・継続状態で出現する」ということです。Come on.は「そのままこちらに来なさい」ということです。
「(こちらへ)来る」、命令形で使って「早く、急いで来る」
「成長する、うまくいっている」
  (11) Come on! 
    しっかりやりなさい!
  (12) The vegetables are coming on very well this year.
    今年は野菜が非常によく育っています

(4) get on
getの基本的な意味は、「到達」で、「密着・継続状態に到達する」ということです
「(馬などに)乗る、(列車に)乗る」
「年をとる」「暮らす、生活する、どうにかやる、うまくやる」
  (13) Get on at First Avenue!  
    一番街で乗りなさい!
  (14) How is your mother getting on?
    お母さんはどうしておられますか?
   * She is getting on fine[well].などと答える。 get alongと同じような意味。
  (15) How is your work getting on?
    あなたのお仕事の進み方はいかがですか?
   * My work is getting on fine[well].などと答える。 get alongと同じような意味。
  (16) It's getting on for midnight.
    そろそろ真夜中だ
   * 真夜中に進んでいる
  (17 Get on with it!
    急げ, 早く!
  (18) Get on your feet!
    立ちなさい!
  (19) He got his boots on.
    彼はブーツをはいた
   * put his boots onと同じような意味。
Sampleを用意しました。他の用例を見て、自分なりのイメージを作り上げてください。ただし、プラウザの「戻る」で、お戻りください。   

(5) put on
putの基本的な意味は、「あらしめる」「~な状態にする」で、「密着・継続状態にする」」ということです。
「(衣類、化粧品、装身具などを)身につける」「(明かりなどを)つける」
「(スピードや体重を)増す」
「~のふりをする、~を装う」「かつぐ」
  (20) She put on her glasses and began to read the newspaper.
    彼女は眼鏡をかけて、新聞を読み始めた
   ● begin to +原形動詞フレーズ 「~し始める」
  (21) I put on 2 kilos while on my journey.
    私は旅行中に体重が2キロ増えた
   * while on one's journey 「旅行をしている間に」
  (22) Stop putting on airs !
    気取ったふりほするのはよしなさい
   ● Stop +ing形動詞フレーズ 「~するのをやめなさい」
  (23) Put the light on, please
    明かりをつけて下さい
  (24) Are you putting me on?
    あなたは私をかつごうとしているのですか?
   ● Are you +ing形動詞フレーズ?「あなたは(今)~していますか?、~つもりか?」

(6) take on
takeの基本的な意味は、「ある行為にとりかかる」ということで、「密着・継続状態にとりかかる」」ということです。
「(仕事、責任を)引き受ける、負う」「相手をする」
  (25) You should never take on more than you can do. 
    能力以上のものは決して引き受けるべきではありません
   ● You should never +原形動詞フレーズ 「あなたは決して~すべきではない」
  (26) I will take on the big boy any time.
    私は、いつでもあのガキ大将の相手をしよう
   *  ny time 「どんなときでも」
Sampleを用意しました。他の用例を見て、自分なりのイメージを作り上げてください。ただし、プラウザの「戻る」で、お戻りください。   


(7) keep on
putの基本的な意味は、「持続」で、「密着・継続状態で持続する」」ということです。
「続ける」
keep on+ing形動詞フレーズ 「~をし続ける」
  (27) Keep on! 
    頑張れ
  (28) Keep straight on!
    まっすぐ進みなさい!
  (29) Don't give up; Keep on trying!
    諦めてはいけなさい、やり続けなさい!


(8) let on
letの基本的な意味は、「そのままにさせる」「許す」で、「密着・継続状態にする」」ということです。
「(秘密を)もらす、あばく」普通は否定形で
「ふりをする」
  (30) The room lets on a yearly basis. 
    この部屋は1年契約で貸される
   * basisは名詞で、「基準」の意味。 a yearly basis 「1年契約」
    year → yearly, week → weekly, month → monthly
  (31) I didn't let on that he had been seeing her.
    彼が彼女と付き合っていたのを私は黙っていた
   ● let on that+節 「~することをもらす」
  (32) He let on to be a superintendent.
    彼は管理人のふりをした
   ● let on to+原形動詞フレーズ 「~である振りをする」

(9) send on
  (33) Send them on to this address! 
    それらをこの住所に送ってください!

イディオム対策実況中継 (1) 方位語offについて

2006-05-07 11:09:03 | イディオム対策 実況中継

今回から、基本16動詞と主な方位語との結びつきを学習します。これらは今後のイディオム学習の基本となるので、十分学習してください。
offの本質的な意味 「急速離脱」
offは、「急速離脱」「中断」を表す。awayが「離脱状態」を表すのとは意味が異なる。offが、「出かける」「出て行く」、awayが「不在だ」の意味を表すのはこのことからだ。

(1) be off
be動詞の基本的な意味は、「存在」です。Be offは「急速離脱状態の存在になれ」というわけです。
  (1) Be off with you!
    行ってしまえ!
  (2) It's time I was off.
    もうおいとましなくてはなりません
   ● it's time (that)+過去形の節 「~する頃だ」
  (3) He's finally off gambling. 
    彼はやっとギャンブルをやめた
ON +INE受講の方はクリックして用例をごらんください。以下は同じです。
(2) go off
goの基本的な意味は、「進行」です。go offは「急速離脱状態に進行する」というわけです。
「出て行く」「苦痛などが)なくなる」
「爆発する、発射される」
  (4) She went off without saying good-bye. 
  彼女は、さよならも言わずに行ってしまった
   * without +ing形動詞フレーズ 「~することなしに」
  (5) After all the pain went away[off].
    やっと苦痛がなくなった
  (6) Everything went off fine. 
    すべてが順調に進んだ
   * go off badly  「まずく進む」

(3) come off
comeの基本的な意味は、「出現」です。come offは「急速離脱状態で出現する」というわけです。
「はずれる」「やめる」
  (7) One of the lenses of my glasses has come off. 
    眼鏡のレンズのひとつがはずれた
  (8) Come off it!
    やめなさい、よしなさい!

(4) get off
getの基本的な意味は、「到達」です。get offは「急速離脱状態に到達する」というわけです。
「~から降りる」
「~しないでおく」
  (9) Get off!  
    うせろ!
  (10) I will get off at the next station.
    私は次の駅で降ります
  (11) You've got off cheaply[easy].
    あなたは大したこともなく(ひどい罰も受けずに)済んだね
  (12) What time do you get off (from work)?
    仕事は何時に終わりますか?
   ● What time do you +原形動詞フレーズ?「あなたは(いつも)何時に~しますか?」
  (13) My kids have got off to school.
    子供たちは学校へ出かけた
  (14) He gets off on golf.
    彼はゴルフに夢中になっている
   * get off on ~「~に夢中になる」
  (15) She might have got off the train by mistake.
    ひょっとして彼女は間違えて列車から降りたかもしれない
   ● She might have+ed形動詞フレーズ 「(今考えてみると)彼女は~したかもしれない」
  (16) Get off the grass!
    芝生から出なさい!
  (17) You've got off the subject.
    あなたは(故意に, またはうっかり)本題からはずれたよ
  (18) Let's get off that topic!
    その話はやめよう
  (19) Get your hands off!
    手を離しなさい!
  (20) I'll get a day off.
    私は休暇をとります
Sampleを用意しました。クリックしてください。ただし、プラウザの「戻る」で、お戻りください。   

(5) put off
putの基本的な意味は、「あらしめる」「ある状態にする」です。put offは「急速離脱の状態にする」というわけです。
「延期する、延ばす」「(電気や電気器具、その他の器機を)消す、止める」
「降ろす」
「~しないようにする」「(注意を)そらす」
  (21) We can't put it off any longer.  
    もうこれ以上延期するわけにはいかない
   * not ~ any longer 「もはやこれ以上~ない」
  (22) Let's put off coming to a decision for a bit longer.
    結論を出すのをもうしばらく待とう
   * put off +ing形動詞フレーズ 「~するのを延期する」
  (23) Don't forget to put the lights out[off]!
    明かりを消すのを忘れてはいけないよ
   ● Don't forget to+原形動詞フレーズ 「~するのを忘れてはいけない」
  (44) The accident put him off drinking.
    その事故が原因で彼は酒を飲まなくなった


(6) take off
「離陸する」「脱ぐ、はずす、落とす」
takeの基本的な意味は、「ある行為にとりかかる」です。take offは「急速離脱状態にとりかかる」というわけです。
  (25) The plane is due to take off at 4:40 p.m.  
    飛行機は午後4時40分に離陸する予定だ
   ● be due to+原形動詞フレーズ 「~する予定だ」
  (26) Take off your shoes at the door!
    玄関では靴を脱いでください!
  (27) Don't take your eyes off the child !
    子供から目を離してはいけない!
Sampleを用意しました。クリックしてください。ただし、プラウザの「戻る」で、お戻りください。   

(7) make off 
makeの基本的な意味は、「現実化」です。make offは「急速離脱状態に現実化する」というわけです。
「走り去る、急いで出ていく、逃げる」
  (28) He used to make off right after breakfast.  
    彼は、以前は朝食後すぐに飛び出したものだ
   ● He used to +原形動詞フレーズ 「彼は(以前に)~したものだ」
   * right after breakfast 「昼食後すぐに」

(8) keep off
keepの基本的な意味は、「持続」です。keep offは「急速離脱状態を持続する」というわけです。
「近づかないでいる」
「防ぐ、そらす」
  (29) Don't touch me. Keep off! 
    私に触れないで! 近づかないで下さい!
  (30) You'd better keep off alcohol at least two days a week.
    少なくとも週に2日は休肝日にした方がいいです
   * at least 「少なくとも」、two days a week 「一週間につき2日」
  (31) Keep the children off the street!
    子供たちを通りに出してはいけません

(9) let off
letの基本的な意味は、「許す」です。let offは「急速離脱状態を許す」というわけです。
「爆発させる、発砲する」
「(仕事や責任から)解放する、(罪を)許す、軽くする」
  (32) He let off his gun and killed her. 
    ピストルを撃って、彼女を殺した
  (33) Please let me off at the next stop!
    次のバス停で降ろしてください!
  (34) I will let you off the payment.
    その支払いはもうしなくてよろしい

(10) see off
seeの基本的な意味は、「見る」です。see offは「急速離脱状態を見る」というわけです。
「見送る、(駅、空港、港まで)見送りに一緒に行く」
  (35) Let us see Mr. Smith off. 
    スミスさんをを見送りに行こう
   ● Let us +原形動詞フレーズ 「~しましょう」
  (36) She was seen off by many of her friends.
    彼女は多くの友達の見送りを受けた

(11) send off
sendの基本的な意味は、「送る」です。send offは「急速離脱状態に送る」というわけです。
「見送る」
  (37) I will send her off at the airport. 
    私は彼女を空港まで見送るつもりです
  (38 They sent off their two sons to school in America.
    彼らは2人の息子たちをアメリカの学校にやった

[TOEIC試験対策実況中継第1週第4時限]

2006-05-07 10:08:17 | TOEIC試験 文法・読解編実況中継 

UNIT 2 原形動詞フレーズを用いて (2) 主語として使って
まず、この用法などで使われるtoの意味について説明しておきます。toは「不定詞を導くto」とか、「toは不定詞を導く」などと意味がないようなものではありません。toはれっきとした前置詞で、「到達」を意味します。例えば、go to workなど「仕事をすることに向かってなどと、それに「到達する」ということになります。だからtoと結びつく原形動詞フレーズは、「未来性」の意味を持ちます。to be ~を「~になる」と訳すことが多いのは、このことからです。

  What is your dream? あなたの夢は何ですか?
  To be happy. 幸せになることです

以下の文例は、このto+原形動詞フレーズのパターンが、ひとまとまりの行為や状態を表して主語となっている例です。

  To speak English well is not easy.
  上手に英語を話すのは簡単じゃない

ただし、このようにto+原形動詞フレーズで表現すると、主語が長くなるので、itを用いて以下のように表現するのが普通です。

  It is not easy →to speak English well.
  そりゃ簡単じゃないよ 英語を上手に話すのは

  It is not easy →for me to speak English well.
  そりゃ簡単じゃないよ 私が英語を上手に話すのは

●TOEIC試験で問われるのは その1
このように、Itを用いて「そりゃ~だよ」と判断を下し、その判断の元になった行為や状態を述べるパターンで用いられる形容詞や名詞は以下の通りです。
これらの形容詞や名詞のフレーズに共通するのは。これらは原則として人が主語とならないものです。ただし、easy, hard, goodには注意が必要です。

   dangerous, important, necessary, possible, impossible,
   easy, hard, good, etc.
   
   a pity, a shame, a mistake, a good idea, a great pleasure, etc.

  It's nice to be with you.
  あなたと一緒にいるのがいい
  It's impossible to master English.
  英語をマスターするのは不可能です
  It's hard to live on my salary.
  私の給料で生活するのはむずかしい
  It is a mistake for her to marry Tom.
  彼女がトムと結婚するのは間違いです
  It's a good idea for you to book in advance.
  前もって予約するのはいい考えです

一方、同じようなパターンとなりますが、以下の文例はforではなく、ofが使われていることに注目してください。この表現で使われる形容詞は、人が主語となるものです。

  You are kind → to help me.
  あなたって親切ね 私を手伝ってくれるなんて

これをitを使っての表現すると。
  It is kind of you → to help me.
  それゃあなたって親切ね 私を手伝ってくれるなんて

●TOEIC試験で問われるのは その2
これらofを使って表すパターンでは、以下のような人の性格や品性を表す形容詞が用いられます。上のeasy, hard, goodはどちらにも使えます。

   good, kind, wise, clever, foolish, brave,
   thoughtful, thoughtless, careful, careless, etc.

  It is kind of you to say so.
  ご親切にそう言っていただいてありがとう
  It is brave of him to do that.
  そんなことをするなんて彼は勇気があります
  It is thoughtless of her to forget my birthday.
  私の誕生日を忘れるなんて彼女は薄情です
  It is careless of me to take the wrong bus.
  間違ったバスに乗るなんて私は不注意です

今までの学習をON LINE講座のSampleでごらんください。


●TOEIC試験で問われるのは その3
It is ~ to+原形動詞フレーズの表現は、It is ~ ing形動詞フレーズにもあります。ただし、この文型で使われる形容詞は限られています。この画面はSampleにもありますが、ごらんください。このようにPCでの学習には簡単なリンクをはり、関連事項を同時に学習できる利便性があります。



●TOEIC試験で問われるのは その4
これも、Sanpleにありますが、形容詞goodを使ったすべての文型をあげたものです。ここには、goodの様々な意味を体験したり(GROUP-A)、be good atがあったり、またatがing形動詞フレーズを導いたり(GROUP-B)、be good forがあったり(GROUP-C)、あるいはwithなどに結びついたり(GROUP-D)、またno goodとなると突然ing形動詞フレーズを導いたり(GROUPE)、そして今回登場したIt is ~ of to+原形動詞フレーズ(GROUP-F)、It is ~ for ~to+原形動詞フレーズがあります。

もちろん登場する文例は多いですが、大切なのはすべてを丸暗記することではなく(ノイローゼになります)、その意味合いとしくみを身につけることです。




読解の学習と言えば、

2006-05-07 10:04:05 | 読解問題実況 中継

読解の学習と言えば、単語を覚えたりあるいは模擬試験問題を解いたりすることが多いと思います。
もちろん単語を覚えることも、模擬試験問題を解くこともまったく無駄ではありません。TOEIC試験に登場する読解文は「報道文」「天気予報」」「店の宣伝」「ビジネス文」などある程度パターン化されているからその必要もあります。これについては先に述べたいと思います。
しかし大切なのは単語というものはフレーズで成り立ち、それを英語の発想に従ってどれだけNO-RETURN READING、つまり「後戻り訳」をしないでどれだけその意味をとらえるかというトレーニングは不可欠です。それも特に「よく働く動詞」が作るフレーズはどれだけひとまとまりのものとしてとっさにとらえることができるかににかかっています。
ここで「よく働く動詞」について述べたいと思います。
まず、以下のイラストをクリックしてください。ここにEnglish Trecking教材Vol.3のSampleが展開されます。
まず、左の項目から、arrive, borrow, break, bring, build, buy, carry, catch, change, cost,count, cut, eat, drinkをクリックしてください。これらは「よく働く」動詞ではありません。 なぜなら、これらの動詞は単独で、あるいは目的語を持ったりしますが、動詞のフレーズを導かないからです。

一方、tryをクリックしてください。この動詞は動詞フレーズを目的語として導くのが特色です。tryをクリックし、(D-1)、(D-2)をクリックしてください。
文法では、try to不定詞は、「未来志向」を持ち、try+動名詞は「過去指向」を持つものですね。

  (D-1) try+to+原形動詞フレーズ VO感覚 (91)
    He tried to cover up for her by lying.
    彼はうそを言って彼女をかばってやろうとした

  (D-2) try+~ing形動詞フレーズ VO感覚 (4)
    She tried cooking the fish.
    彼女はその魚の料理をやってみた

  (E) try+how+節 VO感覚 (2)
    He tried how long he could stand on his hands.
    彼はどの位の間逆立ちしていられるかやってみた

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(D-1)をクリックする単にtry+to不定詞が、様々に展開しているのがわかります。
  Try to ~、Don't try to~, Try not to~、We should try to~,
  A country should not try to~、A man should always try to~
  You must try to~、I am trying to~、He was trying to~
  I've never tried to~、She has been trying to ~、 I tried to
  It's no use trying to~、There is no need to try to~
  I gave up trying to
  
つまり、英文を読解する場合の意味単位としてこれらを身につけていれば、簡単に以下に続く動詞フレーズをどのように訳すか、これがNO-RETURN READINGであり、この発想はSpeakingでも、Listening場面でもまったく同じだということです。

もちろんこのような「よく働く動詞」はさほど多くはありません。これらは文法学習で、「to不定詞を導く動詞」とか「動名詞を導く動詞」などと紹介されるものです。
私が、TOEIC試験講座を受け持って全員のスコアアップを可能にするのは、文法学習そのものがすなわちReading, Speaking, Listeningと同じだからです。

今回の記事は少しむずかしいかもしれませんが、今の段階では「ああ、そんなものか」とくらいに思っていてください。次回からはもっと基本的な学習から始めます。
   

動詞likeを使いこなそう

2006-05-05 14:17:48 | [TOEIC試験頻出今日の重要動詞]
動詞likeを使いこなそう

likeの基本的な意味は、「好み」です。また「好み」が拡大して、「欲求」を表すことがあります。次の例は、その「欲求」をあらわす表現です。これらの表現では、wouldやshouldがついているのが特徴です。

  I would like coffee. Would you like coffee?
  私は、コーヒーが欲しい あなたはコーヒーが欲しいですか?

like 動詞フレーズパターン
  (A) like+名詞  VO感覚 (256)
    I like cats.
    私はネコが好きだ

  (A") would[should] like+名詞  VO感覚 (34)
    I would like a bath.
    私はフロを浴びたいものです

  (B) like+名詞+形容詞  VOC感覚 (9)
    I like my coffee hot.
    私は熱いコーヒーが好きだ

  (C) likeと方位語が結びついたフレーズ (12)
    I like my coffee with milk.
    私はミルクを入れたコーヒーが好きだ

  (D-1) like+to+原形動詞フレーズ  VO感覚 (8)
    He has a car and likes to drive it.
    彼は車を持っていてそれを運転することが好きだ

  (D-2) like+ ~ing形動詞フレーズ  VO感覚 (47)
    I like traveling.
    私は旅行をするのが好きだ

  (E-1) like+名詞+to+原形動詞フレーズ  VOC感覚 (6)
    I don't like my children to smoke.
    私は自分の子供たちがたばこを吸うのは嫌いだ

  (E-2) like+名詞(目的格・所有格)+~ing形動詞フレーズ  VOC感覚 (1)
    I don't like you [your] going out alone at night.
    私はあなたが夜一人歩きをするのを好みません

  (E-3) like+名詞+~ed形動詞フレーズ  VOC感覚 (3)
    I would like the eggs boiled.
    私はこの卵はゆでてもらいたい

        「English Trecking教材」Vol.3より抜粋

TOEIC試験の文法書でも、あるいは学校で学んだ文法も文字通り文法を教えるだけで、英語を「人間のことば」として教えないから、いつまでも英語がことばとして定着しないのです。
例えば、likeと言えば、中学英語での会話用文型として、What do you like?、あるいはWhat animals do you like?などと登場します。あるいは例のWould you like ~?がていねいな表現とし登場し、そして中学二年くらいになると、like+to不定詞とか、like+動名詞などの文法用語で再登場します。さらに他の文型は読解用の文型となるわけです。
私はここでこれらの文型の一つ一つを説明しません。
ここでは、ことばの学習というものは、どれだけ関連づけて学習するかにかかっているかについて述べたいと思います。

likeは、to+原形動詞フレーズとing形動詞フレーズを導きますが、finishは「~を終える」という意味で、ing形動詞フレーズしか導きません。
だすら試験ではそれが問われます。
  finish

またI would[should]で「~がほしい」とていねいな表現ですが、wantを使うと直接的な表現となり、needは「必要だ」という意味ですが、しくみはよく似ています。
このwantやneedがing形動詞フレーズを導くと「欠けている」といった意味になります。
  want, need

want toが「~をしたい」ということで、それに「願い」を表すwishとなると「できたら~したい」といった意味にもなります。
  wish
あるいはwantの「~がしたい」なら、mean, intendを使うと「~するつもりだ」といった意味にも拡大します。これらはto+原形動詞フレーズを導きます。
  mean, intend

これがEnglish Treckingです。

今回は、Sample画面で学習してください。以下をクリックし、画面の右の項目にあるlike, want, finishをクリ, need, wishなどをクりックしてください。
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[TOEIC試験頻出今日の重要動詞]enjoy

2006-05-05 14:01:08 | [TOEIC試験頻出今日の重要動詞]
動詞enjoyを使いこなそう

[解説]
enjoyの意味はさほどむずかしくありません。「~して楽しむ」というのが一般的ですが、「楽しく~する」ととらえる場合もあることに注意してください。

enjoyの動詞フレーズパターン

  (A) enjoy+名詞 VO感覚 (48)
    They enjoyed a break.
    彼らは楽しく休憩した

  (B) enjoy +ing形動詞フレーズ VO感覚 (42)
    I sometimes enjoy angling.
    私は時々釣りを楽しむ

  (C) enjoyと方位語が結びついたフレーズ (18)
    We enjoyed our stay at his house.
    私たちは楽しく彼の家で滞在した

(enjoyの動詞変化)
  現在形   過去形   原形    ~ing形  ~ed形
  enjoy(s)  enjoyed  (to) enjoy enjoying  enjoyed

        「English Trecking教材」Vol.3より抜粋

毎日、一つの動詞に焦点を当てて、その守備範囲と応用範囲を着実に身につけていく、これが本当の英会話学習法です。
この「English Trecking教材」Vol.3は、日常会話に頻繁に使われる動詞ばかりですが、このenjoyは文法では、enjoy+ing形として、「動名詞を導く動詞だ」と学習するものです。でもことばとしては、「何かを楽しむ」ということで、ネイティブは具体的などんなことをenjoyいるのか、ととらえてみると、それがangling(魚を釣ること」、swimming(泳ぐこと)、あるいはreading a book(読書すること)、taking a nap(昼寝をすること)などが想像することは簡単ですね。
またenjoyの動詞フレーズに様々なファンクションフレーズがついて様々な表現となるのを体験したりすることもできます。
さらに、この画面をA4用紙に2ページのプリントアウトすると、あなたの1日分の学習ノルマになりますよ。
さらに大事なことは、このenjoyが導くanglingなどの動詞フレーズを覚えていたら、それがさらにlikeの動詞フレーズにつながります。それじゃ今日は時間があるからlikeも学習してみるか、とこれが効果倍増の学習法ということになります。
私が、English Treckingと名づけたのは、その道案内をこのブログですることだと考えています。

今回は、Sample画面で学習してください。以下をクリックし、画面の右の項目にあるenjoyをクリックしてください。
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基本の文法 副詞で表現豊かに [6] Adverbs of timeとは

2006-05-05 10:43:42 | 基本語彙・文法

副詞で表現豊かに [6] Adverbs of timeとは
time(時)を表す副詞も、文の最初におくことも(強調的)、文尾におくこともできます。
  Every day she has a new hair style.
  彼女が新しいヘヤースタイルにするのって毎日よ
  She has a new hair style every day.
  彼女は毎日、新しいヘヤースタイルにします

ただし、同じ「時」を表す副詞でも、以下の副詞は文中で使われルコとが多いです。
  soon, just, already, now, then, last, finally, etc.

  He will soon be home.
  彼はまもなく帰宅するでしょう
  She has just arrived.
  彼女はちょうど着いたところです

(1) 現在に用いる時を表す表現
これらのフレーズは、原則として文の後ろに置いて表現します。
  Group 1 一日のうちの時間帯
    in the morning(午前中)     in the evening(晩)
    in the afternoon(午後)     at night(夜)
    early in the morning(朝早く)  late at night(夜遅く)
  Group 2 EVERYを用いた表現
    every day(毎日)       every morning(毎朝)
    every afternoon(毎午後)   every night(毎夜)
    every week(毎週)       every weekend(毎週末)
    every Sunday(毎日曜日)    every spring(毎春)
    every year(毎年)       every other day(1日おきに)
    every three days(3日毎に)
  Group 3 ONCE,   TWICE A, THREE TIMES Aなど
    once a day(日に1度)    three times a day(日に3度)
    twice a week(週2度)    eight hours a day(1日8時間)
    five days a week(週5日)  once a year(年に1度)
    how often(何回?)      How many times(時間数、日数)
  Group 4 ON+曜日
    on Sundays(日曜日に)    on weekends(週末に)
    on the first of June(6月1日に)
  Group 5 IN+月、季節
    in April(4月に)     in May(5月に)
    in (the) summer(夏に)  in (the) winter(冬に)
  Group 6 AT+時刻
    at 8:30(8時30分に) at about 8 o'clock(8時頃に)
  Group 7 BEFOREとAFTER
    before midnight (12時(夜中)前に)
    before dinner (夕食前に)   after dinner(夕食後に)

(2) 過去の時を表す表現
  Group 1 TODAYとYESTERDAYを用いたフレーズ
    today(今日)      yesterday afternoon(昨日の午後)
    yesterday(昨日)    yesterday evening(昨晩)
    yesterday morning(昨日の朝) the day before yesterday(一昨日)
  Group 2 LASTを用いたフレーズ
    last night(昨夜)     last week(先週)
    last month(先月)     last year(昨年)
    last Sunday(この前の日曜日)  last summer(この前の夏)
  Group 3 AGOを用いたフレーズ
    a few minutes ago(数分前)   an hour ago(1時間前)
    half an hour ago(半時間前)   several hours ago(数時間前)
    a few days ago(数日前)     three weeks ago(3週間前)
    a month ago(1ヶ月前)     a year ago(1年前)
    a short time ago(少し前)    a long time ago(ずっと前)
  Group 4 THISを用いたフレーズ
    this morning(今朝)  this week(今週)
    this month(今月)   this year(今年)
    this week(今週)    this summer(この夏)
  Group 5 INを用いたフレーズ
    in those days(当時)

(3) 未来の時を表す表現
  Group 1 TOMORROWを用いたフレーズ
    tomorrow(明日)         tomorrow morning(明朝)
    tomorrow afternoon(明日の午後) tomorrow night(明日の夜)
    the day after tomorrow(明後日)
  Group 2 NEXTを用いたフレーズ
    next week(来週)    next month(来月)
    next year(来年)    next Sunday(次の日曜日)
    next March(来年の3月) next summer(来年の夏)
    next Christmas(来年のクリスマス)
  Group 3 THISを用いたフレーズ
    this morning(今朝)  this afternoon(今日の午後)
    this evening(今晩)  tonight(夜)
    this week(今週)    this month(今月)
    this year(今年    this summer(この夏)
    this Friday/on Friday(この金曜日に)
    this May/in May(この5月に)
  Group 4 INを用いた表現
    in a few minutes(数分経てば)  in a few hours(数時間経てば)
    in a few days(数日経てば)    in two weeks(2週間経てば)
    in three months(3か月経てば)  in four years(4年経てば)
    in the future(将来)

ON LINE講座に登場する文法の全体像をごらんください



基本の文法 副詞で表現豊かに [5] Adverbs of placeとは

2006-05-05 09:49:36 | 基本語彙・文法

副詞で表現豊かに [5] Adverbs of placeとは
place(場所)を表し副詞は、文の最初か、文尾におかれます。
  He lives somewhere in Tokyo.
  彼は、東京のどこかに住んでいます
  Somewhere in Tokyo he lives.
  東京のどこかに彼は住んでいます (強調)

またこのことは動詞と強い結びつきを持つ副詞(方位副詞)にも言えます。
  He comes here.
  彼はここに来ます
  Here he comes.
  ホラ彼が来るよ (強調)
  She went away.
  彼女は行ってしまった
  Away she went. (強調)
  彼女は行ってしまった

場所を表す副詞の主なものは以下の通りです。
  here, around here, there, around there, over there
  somewhere, anywhere, everywhere, nowhere

基本の文法 副詞で表現豊かに [4] Adverbs of certainlyとは

2006-05-05 09:47:47 | 基本語彙・文法

[4] Adverbs of certainlyとは
誰かが彼女に向かって聞きます。
  Are you going to have a date with Tom tomorrow?
彼女は答えて言います。
  Certainly.  もちろんよ
  Certainly not. とんでもない
  Probably.   たぶんね

これら、How sure?(誰だけ確かに)と、「確かさ」を表す副詞は次の通りです。
  強 really.   本当に
    certainly  確かに、きっと、間違いなく
    definitely  確かに、明確に
    clearly    明確に、はっきりと
    obviously   明らかに、明白に
  やや強
    probably  たぶん、おそらく
  中
    maybe    ひょっとしたら、たぶん
    perhaps   ことによると
    possibly   ひょっとしたら

  Is Tom coming?  トムは来るの?
  Definitely, he is coming.   来るとも
  Definitely, he is not coming. 来ないとも

「頻度」「程度」「確かさ」を表す副詞をひとつの文で使ってみると。
  He sometimes seems to be rather cold, but he is really a very kind man.
  彼って時々、少し冷たいと思えることがあるのよ。だけど本当はとても親切な人なの。


基本の文法 副詞で表現豊かに [3] Adverbs of degreeとは

2006-05-05 09:45:20 | 基本語彙・文法

[3] Adverbs of degreeとは
Degreeは「程度」のことですが、How strong or weak?などもこの仲間となります。
この意味を表す副詞は、他の副詞、形容詞、または動詞(フレーズ)を飾ることに特徴があります。

  She .  副詞veryが他の副詞(long)を飾る
  His voice is very loud. 副詞veryが形容詞を飾る
  She almost had an accident. 副詞almostが動詞フレーズを飾る

またここでも「程度の度合い」といったものがあり、以下の例では上から今日、中、弱というこになります。

  強 very, extremely  とても、極めて
   This lunch is very[extremely] expensive.
   このランチはとても/極めて値段が高い
  中 rather, pretty, fairly, quite  かなり
   This lunch is rather[pretty, fairly, quite] expensive.
   このランチはかなり値段が高い
  塾 a bit, a little  少し
   This lunch is a bit]a little] expensive.
   このランチは少し値段が高い

TOEIC試験の語法問題に登場するのは、以下の形容詞でveryを使えないものです。
very excellentといった表現は間違いです。
  excellent, useless, awful, marvelous, perfect,
  right, wrong, correct, sure, impossible, etc.

ただし、これらの形容詞を飾るには、absolutely, completely, totallyなどを使います。
  The car is absolutely excellent.
  その車は本当に素晴らしい

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