8人でも11人でもサッカーの試合を賢く逞しく進め、勝利する知恵を養うのが日々のトレーニングと思っています。そのための個人のスキルアップ。
スキルアップとは観る力を備えることをすべてのベースにおくことを大切にしています。
◇ドリブルかパスかの判断力とドリブルパスの技能向上。
◇キックの向上
◇動きながらのボールコントロールの向上
◇相手のボールを奪うことの技能向上
◇ボールのないときに、攻撃でも守備でもどこに位置するかという準備動作(ポジショニングというかな?)の向上
これらをシンプルなトレーニングの中で身につけていきます。
指導者としては、向上させるためにトレーニング中の今まで以上の斬新な決断を選手がしていけるようにかかわるのですが、やはりやや前のめりになってしまうことが日々反省です。
もう少しじっくりと落ち着いて選手にかかわり、技能を向上させるために決断できるトレーニング環境を作っていきたいと考えます。
技能向上やゴールへの斬新な決断が増えていけば、自ずとサッカーの試合の質は高まっていくと考えます。
年末の蹴り納め会のミニゲームは当然ですが、指導者はノーコーチング。むしろ選手の斬新な決断や判断、勝つための工夫が観られました。
この1年間いろんな形で選手と指導者で技能向上やたくましさ向上に努めた成果を感じました。随所に力をつけている部分、主体性を持った部分が見えました。
ノーコーチングでほっとくだけではやはり引き出しがないので向上できず、やっていることを褒められっぱなしではできないことに向き合う力がつかず。
それぞれが何をがんばろうとしているか過程を共有して、その努力の過程と成果を評価(褒める)していけるクラブでありたいと思います。
「勝つ」ことは難しい場面がたくさんありましたが、選手たちが「勝つ」ための工夫や試行錯誤ができるよう、コーチングをしていきたいと思っています。