レニングラード国立バレエ「バヤデルカ」

レニングラード国立バレエ「バヤデルカ」（全3幕）
2008年1月11日（金）18：30～　＠東京文化会館　1階28列

もう何年ぶり？ってくらい久しぶりのミハイロフスキー（うっ、慣れないから言いにくいよ～。レニ国にしとこうかな）の公演です。
2001年以来観にいっていなかったようですね（＾＾；
国際フォーラムAってバレエ向きじゃないでしょう。嫌いなのよ～。なんでこの会場使うのかしら。
で、今回は東京文化だし、直前にチケットが手に入ったので観にいくことにしたのでした。
シェスタコワ観たかったんだもん。そう、シェスタコワの主演全幕は初めてです。
よく考えたらレニ国の全幕ってパリ・オペからのゲストをよく観ていたんだったわ。

シェスタコワ、とても素敵でした～。
なんか儚げなんだけど、でも芯の強そうな舞姫でした。
ガムザッティとのやりとりも、花かごをソロルからの贈り物だと思って喜ぶ姿も全てが◎。
私の好きなタイプのダンサーでした（＾＾）
個性的なコルプのソロルとの間にも、ちゃんと愛があったわ～。
おそらくどのパートナーにも合わせられるんでしょうね。
合わせるっていうか、パートナーによって醸し出す雰囲気を変えられるって言ったらわかる？
余計にわかりにくいか（＾＾；
コルプ、いや～、強烈だけどよかったです。
バジルも観てみたいなぁ。今週末なんですよね。でも予定があるんだったぁ。残念じゃ。

あ、ガムザッティなんですが、ステパノワとてもいいですね。
いかにも藩主の娘然としていて。
ただですね、私の好みのガムザッティではなかったんです。
私の目から見ると、ただの高慢な感じに見えてしまったんですね。
もうちょっとお姫様なガムザッティの方が好きなんだなぁ。
それがソロルを巡ってニキヤと遣り合って、ニキヤを殺す！って殺気が出るのを見たいんです。
その変化がね、面白いと思うのですよ。
でも彼女のガムザッティもありとは思うので、これはこれで◎かな、と。

あと、幻影のシーンのバリエーション、配役表にペレンの名前があるんですが
踊ってなかったですよね。
あれは・・・どなただったんでしょう？
キャスト変更とか出てたのかな。
誰かがわからないので↓のキャストは、もらったキャスト表のままにしてあります。

このバージョンは崩壊のシーンもありますが、やっぱりここはマカロワ版の方が好きだなぁ。
やはりこういうのは最初に観た、あるいは映像とかで観慣れているバージョンよりになってしまいますね。

そうそう。コール・ドがメタメタだったんですが・・・どうしちゃったんでしょう？
コール・ドが美しいといえばレニ国って思っていたのに。
全然揃ってないわ、最前列でもグラグラするわでボロボロでした。
世代交代中なのかしら。


《キャスト等》
ニキヤ：オクサーナ・シェスタコワ
ソロル：イーゴリ・コルプ
ガムザッティ：オリガ・ステパノワ

大僧正：マラト・シェミウノフ
ドゥグマンタ（藩主）：アレクセイ・マラーホフ

マグダウィア（苦行僧）：ラシッド・マミン

アイヤ（召使）：ナタリア・オシポワ
奴隷：ドミトリー・シャドルーヒン
ジャンペー：エレーナ・コチュビラ、ユリア・カミロワ

黄金の偶像：アントン・プローム
マヌー：エレーナ・ニキフォロワ
インドの踊り：アンナ・ノヴォショーロワ/アンドレイ・マスロボエフ
太鼓の踊り：アレクセイ・クズネツォフ
グラン・パ：イリーナ・コシェレワ、エレーナ・コチュビラ、タチアナ・ミリツェワ、ユリア・カミロワ、アレクサンドラ・ラトゥースカヤ、エレーナ・シリャコワ、サビーナ・ヤパーロワ、マリア・リフテル

幻影の場　ヴァリエーション：イリーナ・ペレン（？？）、タチアナ・ミリツェワ、イリーナ・コシェレワ

指揮：ミハイル・パブージン
管弦楽：レニングラード国立歌劇場管弦楽団

あらま～

昨日、お医者さんによってから帰ったんですけど、地下鉄が人身事故で止まっていたんです。
先月でかいのに巻き込まれていたんで、「またかいな」と思いつつ振替乗車券をもらいバス停へ。
そしたら長蛇の列で、これは相当待たないと乗れないと判断して
電車で遠回りして帰ってきました。
今回も閉じ込められていなかったのが幸いでした。

今朝テレビを見たら、人身事故で復旧したにもかかわらず、その後線路の整備不良で全線ストップして16万人に影響が出たってやってました。
あらま～、あの後もっとひどいことになってしまっていたのね。
人身事故に関しては防ぎようがない部分もあると思うのですけど、整備不良はいただけないですな。しっかりしてちょーだい！
もっと大きな事故がおきなくてよかったよ。