ワークライト制作

　今年は当初の予報どおり暖冬のようで、冬休みはスクーターと車の整備に明け暮れました。
　そんな中ですが、最近、整備をしていて痛感していることの一つに、物が見えにくくなったことがあります。
　近眼の上に老眼、更に白内障と、とんと物が見えなくなりました。
　4０代前半あたりまでは、バイクのタンク下のエンジンやキャブレターを覗けば大概見えたものが、ちょっとでも暗い場所で細かいものを見ようとする際には、眼鏡を外し懐中電灯で照らしたりしながらで、全く見えず本当にイライラします。
　一通りの懸案事項が終わったので、手慰みにワークライトを手持ちの材料で作ってみました。

　材料として用意したものは、手持ちのLED蛍光管（４０W管 ＠１K円程度）１本と、電撃殺虫器が壊れた際にジャンクとしてストックしていたロータリーSW付のACケーブル1本です。
　LED蛍光管は、中国製の激安（10本で9.8K）なものです。
　このLED蛍光管は、従来からの４０W蛍光管の機器から配線以外のトランスやスターター回路等をすべて外し、左右両端に交流１００Vをかけるだけで点灯しますので、機器をそのまま使用しながら安価に省エネができますので、ガレージの大半の蛍光灯をこれに交換しました。

　今回は、このLED蛍光管の両端にスイッチ付きの電源コードを直結するだけの極めて簡単なものです。
　ガラスの蛍光管と異なり筐体はプラスチックで少々乱暴に扱っても大丈夫なので、そのまま立てかけて使ったりクランプ等で挟んで使ったりできます。

　私は、最近とんと使用することがない自転車整備用のスタンドに挟んでみることにしました。


　どうでしょうか？
　目論見どおりできました。
　ガレージが手狭で暗い場所での作業の際に大活躍間違いなしです。
　エアコンの室外機の上での細かい作業も室内のワークテーブルと同等かそれ以上に眩しい位です。


　この自転車スタンドはアームが360度回転することに加え、蛍光管のどこの場所でもクランプできますので、収納もコンパクトにできます。
　今回は、本当にいつも以上になんてことない内容の記事ですが、非常に便利であったことと、自転車スタンドの有効活用の一例として書かさせていただきました。
　

　以前にも書きましたが、何かを作ろうと思った時に、ホムセンまで材料を買いに行かなくても良いのは創作意欲を掻き立て、「至福」の一言につきますが、
　逆にいえば、ガレージが素材（＝ゴミ）の山になっているとも言えるわけで・・・
　日々、パートナーからは片づけろと言われていますが、とうとう「生きている内になんとかしておかないと皆が困るので・・・」とまで言われました。

　え～もうそんな先の事まで考えているの・・・いや、
　　　もうすぐの事と考えているのか・・・


　 

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