【緊急事態宣言初日の京都をエラソーにチェックした
~「丘は船岡」(枕草子)
~ 清少納言が讃えた船岡山の魅力 の巻】
標高112㍍、周囲1300㍍、面積2万5000坪
船岡山は優美な小山で
東南側の建勲神社境内は
特にうっそうとした森に被われている
豊臣秀吉の頃より信長公の霊地として
自然がそのまま残され
京都盆地特有の樹相が良く保たれている
聖徳太子の文献にもその名が出ており、
1200年前、平安建都の際には
中国の陰陽五行思想、風水思想に基づき
龍気みなぎる地形であり
大地の気がほとばしり
溢れ出る玄武の小山であるといわれ
山の真南が大極殿、朱雀大路となった
船岡妙見社に玄武大神が祀られている
大宮人の清遊の地として多くの和歌が残っている