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囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

続・良手はないか2/ツケ

2019年01月21日 | 【カベ突破道場】
闘将激突の巻】

■手順を掲載します。



■30年前のプロの打碁。早碁選手権です。
 黒 大平修三九段
 白 橋本昌二九段

■大平は木谷門下。日本棋院選手権戦4連覇5期。棋風は剛腕で「ハンマーパンチ」「丈和の再来」と恐れられました。加藤正夫より前の元祖「殺し屋」です。

■橋本は関西棋院設立時の若手エース。創設者にして総帥の橋本宇太郎と並ぶ闘将で、東京への対抗意識をむき出しにしました。「天才宇太郎」が「大橋本」と呼ばれたのに対し、「天才昌二」は「小橋本」と呼ばれました。棋風は深い読みの力戦型、長考派。高尾紳路より前の元祖「重戦車」。

■二人の全盛期は、わたくしが仕事中心の時。テレビで拝見するのみでしたが、少しは血肉になったのかも。キャラも「かわいいオジサン」で素敵でした。特にNHK杯優勝3回の橋本が、決勝を制し感涙したのを見て、もらい泣きしました。


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