囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

アイデアの愛と誠

2021年11月07日 | ●○●○雑観の森

 

 

 

 

新型コロナ渦の地域碁会は

会場の人数制限が続く。

今般、制限一時緩和があり

一部会員から

(凍結している)大会や親睦会を

再開してはどうか、と打診があった。

その時期、方法を模索するが

良いアイデアがまだ見つからない。

 

     ◇

 

新聞に、こんな記事があった。

「第4回SGW杯中庸戦」

五百人規模のプロ棋士のなかで

31~60歳でタイトル奪取ナシ

〝中庸なプロ棋士〟のみを

参加資格としている。

 

ユニーク棋戦を企画した62歳の社長はいう。

「碁の魅力は、分かれば分かるほど分からなくなる」

「一度熱中すると、やめられない魔力がある」

若い頃、余りに熱中し過ぎて

このままでは身を滅ぼすと思い

大学卒業時にきっぱりとやめた。

が、還暦目前に、また碁に関わりたいと思い

5年前に棋戦を新設することにしたそうだ。

 

     ◇

 

翻って

地域碁会の会員のなか

出入りが激しいのは二段~級位者の層である。

高段者は、もう一生、碁はやめられない。

この層は、碁席を用意するだけで

会費を払い続けてくれるだろうし

むしろ碁会運営をリードしてくれなくちゃ困る。

賞金を含め、十分にいい思いをしているじゃないか。

 

〝中庸なアマ棋士〟に焦点を当てた新企画を

いずれ形にしたい、コロナ下火が続けば

という但し書きではあるが……。

 

会長(代表世話人)といっても

小間使いが実体のわたし。

いまはアタマをひねる時期である。

 

 

 

 

 



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