囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

駄目詰めまでして石を崩す

2024年03月14日 | ●○●○雑観の森
明らかに大差の碁だからといって
投げなくてはならないワケではない
どこかに落とし穴が潜んでいて
大ポカで大逆転となる可能性が
ゼロじゃないと思えば
粘りに粘ればよい

ところがである

駄目詰めまで終わって
さて整地という段になり
いきなり石を崩す人がいる

これが何故いけないか
相手がどんなに気分を害するか
冷静に考えてみると
分かるはずである

「負かされたうえ
整地をさせられ
負けを数量的に確認させられ
傷口に塩を塗られるのは
我慢ならん」
という人がいる

たしかにそれも
分からなくもないが
明らかな勝ち碁を
黙って付き合う身に
もなってみてほしい

所作・マナーとは
そういうものである
勝ち負け以前に
覚えることはいろいろある

有段者とはどういうものか
というお話






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