囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

心眼で見よ!

2022年07月09日 | ●○●○雑観の森

 

【見えない所を見よ、とは、これ如何に】

 

級位者にそれを言うと

ムチャ言うな、

と思うようです

当然ですよね

目の付け所ってやつです

 

アマでも有段になれば

頭の中に碁盤が出来ます

消しゴム、じゃダメですよ

 

相手が打った場所周辺ばかりでなく

反射的に、それ以外の所に目配りする

そんなクセを付けるのもいいでしょう

 

西の宇宙流といわれる関西棋院のドン

苑田勇一九段の理論によると

「生きている石の近くは小さい」です

 

つまり

「生きている石」

「生きていない石」

これを見極めることが

肝要なのだと言います

 

もう少し詳しく言うと

「生きていない石の周辺に打て」

「生きている石は手を入れさせろ」

「三つ目の眼を作るな、作らせろ」

 

これが、

石の効率を考えることの

具体的戦術であり、

強くなるコツ

と、指摘しています

 

これは、

アマでも参考になりますね

 

わたしも碁盤の見え方が一変しました

一目か二目は強くなったと思います

 

例えば、

右下スミの石が目が二つ

つまり生きたとしますよね

そこから一番遠い場所

左上スミに目を配り

石数が少なくて

まだ安定していないとしたら

そのあたりが大きい

ということです

 



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