【30秒で分かれば「五段の壁」を突破
~ 死活のヨミを問う「コンピューター」が太鼓判】
指摘されれば
簡単な一手
なーんだ、と言うなかれ
白①とサガリ
これで
隅の白石は生きています
一路右に抱えると
「1」の地点に黒石を放り込まれ
コウになってしまいます
これは高段ならウッカリのミス
低段ならヤリガチの勝手読み
級位ならイツモの凡手
「無条件で、白生き」
としなければ高段といえません
30秒は、いらないでしょう
ノータイム!
いいえ
直覚したとしても
すぐに打ってはなりません
一呼吸入れて
ていねいに読んで
心静かに打つのが
高段のあかしなのです
◇
でも
最後にダメを詰めていくと
なかに二つも手を入れて
黒石を取り切らねばなりません
しゃくにさわりますが
活きるためには仕方がありません
アゲハマ(黒1子)を含め
5目の小さな地(陣地)ですが
全滅するのとは雲泥の差
2目の最小活きではありません
狭いながらも楽しい我が家
とも言い切れないのです