【外見とのギャップをどうする】
昔、勤め先の後輩で
大柄で、でっぷりしていて
アタマも涼しげな好漢がおりました
どうみても、20代後半とは思えません
お客様がみえられて
下っ端の彼が用向きを尋ねると
「責任者の方でしょうか?」
彼のあだ名は
「支社長」となりました
本物の支社長さんは
定年間際の五十代半ばの
小柄で華奢なオジサン
苦笑いしていました
◇
さて碁会の話
恰幅も良く
押し出しの強いヒトが
体格雰囲気貧相なヒトに
5目置いていることが
ままありますね
一方が級位者
もう一方が高段者
顔とか、地位とか、
碁の強さ弱さには
全く関係ありません
それゆえ
碁は尊いのです
趣味の会で
現役時代のことを
全く語らないのは
いかがなものかです
いつまでも知人のままで
友人には発展しません
だからといって
オレは社長だったとか
ワシは教授であったとか
エッヘン、エラソーにするのは
それこそ噴飯ものです
趣味の会の付き合いも
なかなかに玄妙ですね
だから面白いのです