My small kitchen in London- 私のキッチンから生まれるロンドンでも(!)おいしい生活

ウマいものは手作りしたい! 食いしん坊fultaroの料理日記とロンドン生活記

ロンドンのクリスマス ③ ローズのクリスマス料理とティラミス

2013-12-26 00:13:16 | ロンドン生活


今年も12月25日、クリスマスの日を迎えました。
今までの仕事の疲れが溜っていた私は朝寝坊。
朝起きた時には、手の指がむくんでて体も重い・・・。
どれどれ天気は?
ブラインドを上げたらますまずの青空。
散歩にでもと思ったが、疲れているせいかやっぱりおっくう。
でも天気がいいうちに・・と、どうにか身支度して外に出ました。
今日は店も駅も閉まってる。静かです。





いつも花屋のストールがでている場所には、売れ残りのツリーが放置されて・・・。
もう25日だから誰も欲しがらない・・。
せっかく切られたのにかわいそうにね、飾り付けもされずに枯れちゃう。



短い散歩を終えて家に帰ると大家が毎年のようにバンドーロのクリスマスプレゼントをくれました。
うちの大家はロンドン生まれのイタリア人。大家の話によれば、一昔前までイタリアでクリスマスといえば、皆パネトーネ(パンドーロのドライフルーツ入り)とワインをプレゼントしていたとか。
 
当分の間私の朝食になるパンドーロ


25日のクリスマスは家庭の主婦にとっては大忙しの日。
朝は早くからローストするターキーや大きなチキンを仕込んで、オーブンに入れないと。
付け合せの野菜などもあるし、やることもいっぱい。

大きなクリスマスツリーは先週のうちに飾り付けが終わり、その足元にはプレゼントが用意されていました。
私はここ毎年クリスマスリースをプレゼントしていましたが、今年はとても忙しく、いいリースを探す時間も花屋に行く時間もなかったので、目についた「トナカイ」(下)をプレゼントしました。




ファミリーの日なので、あまり邪魔はしたくないと思っているのですが「呼んだら来るのよ、もうすぐだから」とクリスマスの席に呼ばれ・・。

テーブルセッティングも終わり、あとは料理を待つばかり


イタリア式の前菜、ハムとオリーヴ、フェタチーズ。それに大家の妹リタの作った、これまたイタリア料理の「バカラ」という塩タラを使った一品も加わってスタート。
うん、うん、おいしい。



「バカラ」とそれを作ったリタ(中)




軽くペロリと平らげた次に来たのは、ビーフ、ポーク、チキンのローストに付け合せのニンジン、パースニップ、ブリッセルストラウツ(芽キャベツ)とローストしたポテト。
話をしながら食べると、とてもじゃないけど満腹中枢がオンになって食べきれない量。
残したくないので、食べることに集中。
だけど、チキン数切れとポテトがフィニッシュできない。
後で食べるからとアルミフォイルに包んでもらったら、残ってた野菜も追加されて・・。
これは煮てスープにしちゃおう。今日はもう食べられない。



そして最後にティラミス。
これは毎年お決まり。イタリア人だからね。





おいしいティラミスも平らげて、お茶もごちそうになり、体全体が胃になった感じ。
ああ、座ってても、横になっても苦しい。

どーしよーと思っていたら徐々に睡魔が。
デザートの後のカラオケが始まっていましたが、私は自分の部屋に戻りごろり。
ちょっと昼寝したら残っていた疲れもとれ、いつもどおりに復活。
さて、掃除と洗濯しなくっちゃ。

こうしてイギリスのクリスマス、皆食っちゃ寝、食っちゃ寝の一日はほぼおわり。
この「お腹いっぱい」の日々は新年まで続きます。ま、これは日本も同じだけどね。
そして、新年の本屋のウィンドーはいつもようにダイエット本が飾ることになる。
皆さん、年末年始の食べすぎには気を付けましょうね。
でも、おいしい一日でした。ローズ、ありがとう。ごちそうさま。

大家一家。シマシマ服がローズ