私は昨日の1月3日から仕事開始。またまた忙しい日々が始まります。
今回は新年の休みに家で作った魚介のマリネ、セビーチェをご紹介したいと思います。
さっぱりしながらも、材料のうまみが出ている、日本人の口に合う一品です。
市販のものを使えば手間もかからずカンタン、シンプル。作ってみませんか?
材料は
白身の魚
エビ
イカ
(魚以外は調理済みで売っているシーフードミックスで十分)
プチトマト
マリネ用
レモン
ミツカン寿司酢
オリーヴオイル
生レッドチリ
オレガノ
粗挽きコショウ、塩
まずはマリネ液を作ります。
基本的に酸味のある液体(レモンジュースと寿司酢)とオリーブオイルは同量。
この日私が絞ったレモンから約75mlのジュースが取れたので、そこに1/3の量の25mlの寿司酢を加えて「酸味のある液体」は100ml。
そこに、その同量100mlのオリーブオイル、種を取って刻んだレッドチリ、オレガノ、塩、こしょうを合わせる。
実はミツカンの寿司酢は当初、私のレシピにはないものでした。
ある日、レモンを絞るのが面倒になって、半分を寿司酢で作ったところ、甘さが加わり、味もまろやかになって大正解でした。
寿司酢を使い出してからです、お客さんが魚介を食べ終わった後に、マリネ液まで飲む光景を目にするようになったのは。
ある人はパンに浸し、ある人はスプーンで飲む。
寿司酢は万能選手。私はこの他にも家での手抜き料理に大いに活用させてもらっています。
こちらで売られているミツカン寿司酢。「サラダにも」って利用法が。
これがフレッシュのオレガノ。手に入りにくいと思うのでドライで十分
このレッドチリはあまり辛くない。乾燥の鷹の爪でもいいけど、種類の違う唐辛子なので、辛さに気を付けて。
様子を見ながらお好みで。
次に魚。
私は小ぶりのseabream、鯛系の魚を魚屋さんでゲット。
三枚におろして、お腹のところの骨をとり皮を引く。
これはスーパーの鮮魚コーナーでやってもらえると思うけど、わざわざ頼む必要もなく、刺身用にさくになってるものを買えば、それですんじゃう。
そして、私はここで日本料理の「漬け」の方法を取り入れてます。
ざるに魚を入れて、熱湯をさっと表、裏かける。
表面だけ熱湯で調理され、その後に合わせるタレ(今回はマリネ液)の絡みが良くなる。
職場でこんなことしていると非日本人の彼らは「???」の顔で見てます。
でもやっぱり日本料理のよく考えられた技法はすばらしいと今更になって思います。因みに私は板前さんではありません。
湯引きした魚をダイス状に切って、スーパーで買ったシーフードミックスとトマトとともにマリネしたのがこの記事の冒頭に載せた写真。
シーフードミックスはエビ、イカ、ムール貝の入ったもの
冷蔵庫で1時間ほどマリネして。
魚介とトマトのうまみが調和しておいしい化学変化におどろくかも。
盛り付ける前に塩味をチェックして、足りなければ調節してください。
ピンクグレープフルーツをトッピングして - これはトマトを入れ忘れた。
トマト入れたぞ。普通のトマトがあったので、今回はそれを小さなダイス状にして。
トマト入れたぞ。普通のトマトがあったので、今回はそれを小さなダイス状にして。
皆さんは日本にいて普通のこととお思いかもしれませんが、日本はスーパーでも刺身で食べられる新鮮な魚が容易に手に入る素晴らしい国。
こーんな国は稀です。釣った後の魚の管理がとてもいいのだと思います。
つるつる、すべすべのイカなんてこっちない。みんな皮がドローっと・・・。
刺身で食べられるんだから、わざわざマリネにすることないなんて思うかもしれませんが、新鮮な魚でいつもとは違う一品、作ってみてください。
これを見て、丁度蛸が安かったので作ってみました。
なかなか美味しく出来ました。
寿司酢って万能~☆