縁の下の眠り猫 ~寝言は寝て言う~

縁の下の眠り猫こと中野泰祐の小休止ブログ
只今フィリピン赴任中!!

もう、頭痛いですよ

2014-12-06 15:46:17 | 日記
従業員同士でなにやら問題があったようで

仲裁役のアナが話をまとめて帰ってくるなり

「クレイジーだよ。Jumbo」

と嘆きモード

詳しく話を聞いてみると

争っていたのは2人の従業員AとB

この二人はロッカーが上下で並んでいるそうです。

まず、上のロッカーのAがロッカーを開けようとすると

カギの調子が悪く開かなかったそうです。

たまにそんな悪戯をするやつがいるものだから、Aはいらだち扉を叩いたそうです

ちょうどその時下のロッカーを開けようとしていたBは頭の上で突然大きな音が鳴ってビックリ!

Aが自分に対して怒りをぶつけたと解釈したそうです
(なぜ?)

以下、証言を元にした再現文章です

B「何だ!ケンカ売ってるのか?」
ファイティングポーズをとるB

A「あ?お前こそケンカ売るのか?」

B「なんだ?やらないのか?俺はいつでもいいぞ。来ないのか?このバクラ(オカマ)野郎!」

A「なんだと!俺はバクラじゃねぇ!」
近くにあったモップを手に構えるA

「やめろって、仕事中だぞ」
事の急展開に茫然としていた周りも、これはやばいと仲裁に入ります

B「よし、帰ったら勝負だ!」

A「望むところだ!」

「お前ら、とりあえず事務所に行くぞ」


………はぁ、確かにクレイジーだ

血気盛んなことは良いことですが、どうしてこんな流れに?

しかも何故か変なところで物わかりいいし

大きなため息の後Jumboは

「そんなにファイトしたけりゃ、俺のところに来い。Jumboが審判してやる」

「もしくはジェービーに血でも抜いてもらいなさい」

そう言って仕事に戻りました

以前もフィリピンの度胸試しは子供っぽいと書きましたが

フィリピン男性の「男らしさ」とはどうも日本のそれと違うようで

未だにつかめないでいます。

彼らから見たら

でかい図体で、武道やっているのに

無口で静かなJumboの存在が理解できないのかもしれません

そういえば以前、フィリピンに青い像が主人公の「Jumbo」というアニメがあるそうですが

それにそっくりだと言われましたが、フィリピンの「男らしさ」から考えたら妥当なのかもしれませんね




初のマリンスポーツ!………と、思いきや

2014-12-01 13:07:56 | 日記
こんにちは

みなさんいかがお過ごしですか?

日本ではそろそろ寒さも本格的と思われますが、

私のいるフィリピンは常夏の国!

各地で年がら年中マリンスポーツが盛んに行われています。

しかし、元々マリンスポーツと縁のない私は

未だやったことがありません。

そこで今回、ウェイクボードに挑戦してきました

もちろん初めてです。

いやぁ、2年近くフィリピンにいて初めてのマリンスポーツ!

楽しみに向かった先は

……

………

…………

……………人工池?

あえなく初マリンスポーツという快挙は砕け散り

苔だらけの池を見て

「金魚じゃないんだから…」

なんて呟いてみます。

これ水没したら腹壊すんじゃないのかなぁ?

まぁ、でもせっかく来たのでチャレンジしない手はありません



ちなみにこれが今回のメンバー

なにやら殆どいつもと変わらないメンツです

しっかり準備運動をし、いざ出陣


ぬおぉぉぉぉぉぉぉぉ!

アベッ…◇△$○#*■%▽!!!!!!

ブハァァぁ

…………………

殆どこれの繰り返しです

意外と混んでいたので

これを4回ほど繰り返して2時間終了

うーん、思った以上に引っ張る力が強い!

そして、一瞬で終わるのですが

とても疲れます

そして、一瞬で終わるがゆえに

どこが悪かったのかさっぱりわからない

まぁ、いくつか仮定はできるので

4回目は20mほどは滑ることができました
(立つことはできなかったけど)

もともと運動神経はよくない私です

20回くらい失敗しないと難しいかもしれません。

しかし、不可能ではなさそうです

次回は4時間コースでたっぷり失敗してみよう

やっぱり何事も出来ないと悔しいですからね

私、印象よりもずっと肉食系男子なのです

そして、当然ですが絶賛筋肉中です
(腹はこわしていません)

スタッフとの食事会 後半戦

2014-11-01 15:44:26 | 日記
前回の食事会の1週間後

残りメンバーと食事会をしてきました



今回のメンバーがリクエストした料理はフィリピン料理

って、なんでわざわざフィリピン料理?

いくら味に保守的とはいえ

こういう時は普段食べない料理にしない?

前回もそうだったけど

日本人が誘っているのだから和食をリクエストするものだとばかり思っていました

まぁ、単価が低いので私としては助かるのですけどね。

このお店は夜になるとステージでバンド演奏が始まるので

お祭り好きのフィリピン人に合わせて、ステージ前の席に座ろうとしたJumbo

しかし、最年少のメンテナンススタッフであるメンドーサが

「あっちの室内がいい」

とリクエスト。

普段一番うるさい奴ですが、

どうしたのだろう?静かな方がいいのかな?

まぁ、他のみんなも室内がよさそうにしているので

とりあえず室内で食べることにしました。

前回同様に料理の選択はみんなに任せます

ただ一つJumboの好物の牛のすね肉スープ「ブラロースープ」だけはリクエストしました。

ファーストドリンクはみんなマンゴーシェイク

前回とはなにやら毛色が違います。

料理が来るまで、メンドーサを中心に会話が弾みます

まぁ、主に

「Jumbo、あのウェイトレスはどうだ?」
「ここの店はみんな可愛いね」
「俺も彼女いないんだ」
「Jumbo、二人くらいお金で気をひいて、一人くれ」

こいつ、俺を何だと思ってやがる?

まぁ、場は盛り上がってましたけどね。

それにしても

全然料理が出てきません

「Jumbo、遅いよ」

俺に言っても知らん

「Jumbo、寒いよ」

お前らだろ、室内選択したのは!

何なんですか、この子供達の様な輩は

しかし、この時点で私には一抹の不安が…

このお店、注文した料理は極力同時に出そうとします。

つまり、これだけ時間がかかるという事は…

「お待たせしました」

……あぁ、やっぱり

三人のウェイターが両手のトレイいっぱいの料理を運んできました

しかも

「チキンフライはもう少しかかります」

なんて不穏な発言。

大量の料理がテーブルに並びます。

座った席は5人に対し8人席

そこが置き場のないほどの料理であふれています。

全8品の料理が2~3皿ずつ
※何故かブラロースープだけは1皿

注文する時一皿何人前か確認してたでしょ

たぶんですけど、全メインディッシュを人数分頼んだのでしょう

つまり13人前のメインディッシュに山盛りライスとスープ付き。

おまけにデザートにプリンまで。

………それと後からチキンフライが2皿

いやいや、みんなきっと大食いなんだよね

「いやぁ、みんな良く食べるんだね」

「Hahahahahahaha!」

あっ、やっぱりただの注文ミスなのね

えぇぇい!とにかく食ってしまえ皆の者‼‼

それからはとにかく食べまくる5人

余りに必死過ぎて会話がなかったことに途中で気が付き大爆笑

それでも無口に食べ続けます

ちなみに真っ先にギブアップしたのは私です

酒ものまないでこんなに食えるか

注文した張本人としての責任感からか

最後まで頑張るメンドーサ。

それでも1/2超えた頃ペースダウン。

仕方ありません

楽しみにしていたデザートが美味しく食べられなければ可哀相なのでここまでです。

「OK,あとはテイクアウトだ」

みんな「え?」といった驚きの顔

「お土産付なんて言っていない。でも残すことの方が問題だからね」

「なぁんだ、じゃあ、ピザをもう1枚!」

コゥールァー!メンドーサ―‼調子のるな‼‼

とりあえずテイクアウトをお願いしてチェックアウト。

まぁ、当然ですが金額にビックリ!

「君達、今日の支払いだけど………前回のメンバーの2倍だぞ」

「え?2倍」

「人数一緒なのに?」

「Hahahahahaha、また来よう」

おいおい、

「ここが高すぎるんだよ」

「韓国料理屋の方が高い!」

「もっと安い場所でいいからまた行こうよ」

「もっと安いフィリピン料理?」

「カンテンでいいんじゃない?」

「Hahahahaha!」

カンテンとはフィリピン風屋台です。

1食120円程度でスープ付きの定食が食べられる場所です。
※ちなみに一般的には80円定食が主流ですが、私はエビの入っていない物を選ぶので高くなってしまいます

フィリピン人にとっては馴染みの場所ですが、日本人は普通来ないと思われている場所です

フィリピン人や日本人に誤解されていますが

実はフィリピン料理は結構好きなので、衛生面が比較的安心な場所なら喜んでいきます。

そんな場所に誘ってもらえるとは、少しは打ち解けられたかな?

後日、会社に出勤したとき

ジョイが

「また行こう!今度はいっぱい食べないようにするから!」

と話しかけてきました
※ジョイの性格からして珍しいです

しかし、首を横に振るJumbo

「ジョイ、たくさん食べる事は問題じゃない。問題は過剰に注文したことだ」
「Hahahaha」
「理解できたならまた行こう」

このやり取り、私とジョイの定番になりつつあります

「○○は問題じゃない。問題は○○だ」

例えば工具がなくなった時

「今は誰が無くしたかは問題じゃない。問題はなぜ無くなったかだ」

こんな感じです。

まるで口癖のように繰り返したフレーズ

フィリピンでは大小様々な問題を同列に語り、責任の所在の追及に躍起になる傾向があります
※たぶん、どんにな追いつめられても責任を認めない態度はこれに起因していると思われます

だから始めた単純な論法を繰り返し刷り込む試み。

笑ってくれるあたり、ジョイには浸透してきているようです。

2回に分けて行われた食事会

個人的にはとっても有意義なものになりました

その分散財してしまいましたけどね。

スタッフとの食事会 前半戦

2014-10-31 14:04:33 | 日記
FBで小分けに紹介しましたが、

今月、2回に分けて現場スタッフたちと食事に行ってきました。

英語力以前に、あまり積極的にコミュニケーションをとることが苦手なため、

こう言った機会を作らなくてはならない面倒な性格です。

誘ったメンバーはチームリーダーのジョイと

彼女の補佐を行っているアシスタントリーダー、そしてメンテナンススタッフです。

工場が24時間稼働の為

2回に分けて行った食事会。

まずは先日結婚したリサ率いる中堅メンバー



旦那や彼氏が韓国人である女性人の要望で行先は韓国料理屋

もちろんお店はこのブルグでお馴染みのユッケジャンのお店です

男性2人は初の韓国料理

この時点で食事の流れは大方想像がつきますね。

お決まりの騙して激辛料理を食べてもらいます。

特に標的になったのはJumboと一つ年下のメンテナンススタッフ、ロマンゴ。

唐辛子の煮物をスプーンいっぱいに頬張り撃沈。

あらかじめ水は撤去されていたため、やむなくビールで流し込みます
※ロマンゴはビールが得意ではないらしい

次は辛くない料理で油断させ

その間にリサが豚肉と唐辛子を大量にサンチュに包んでいます。

うーん、悪女だ。

元々お調子者のロマンゴ

ビールを飲んでほろ酔いだから、大喜びで激からサンチュも頬張ります

はい、撃沈

彼の前には短時間で空になったサンミゲルの瓶が5本並ぶはめになりました

こうなったら止まらないロマンゴ

みんなを盛り上げながら一人でべらべら
※ほとんどはJumboへの「彼女が見つかるためのアドバイス」でした

しかし、そこで思わぬ出来事が!

一通のメールを受け取ったロマンゴ

何食わぬ顔で文面をチェックすると

真っ赤だった彼の顔はみるみる青ざめ、目は素面に

何事だ?とみんなが注目していると

口に指をあて「静かに」のサイン

電話をかけはじめました。

タガログ語なので内容はわかりませんが

こういった時の感じは万国共通ですね

何やら弁明しているようです。

話が聞き取れるリサたちは声を殺して笑っています。

そして、これまたお約束の

「今日は楽しいね」
「この次どこ行こうか?」
「ロマンゴも早くおいでよ」

普段より3割増しの黄色い声で話し出す女性人

なんとも分かりやすい悪戯ですが、ロマンゴは大慌て

必死に「やめてくれ」のポーズと

必死の弁明を繰り返しています。

一通り会話が終わったのか

青ざめたまま電話を切るロマンゴ

まぁ、みんなの表情から深刻な内容ではないと思います。

独り浮かない顔のロマンゴ

力ない目でJumboをみると

「サー、これテイクアウトしていいですか?」

皿に盛られているギョーザを指さし、丁寧な口調でお願いするロマンゴ

「どうしたの?」

「俺がボスと韓国料理屋に食事に行った事を証明しなくては殺される」

そういいながらテーブルとJumboを携帯で撮影し始めます。

「あ、あぁ。他にも持って帰りたければ注文しな」

「これで、大丈夫です」

ロマンゴ以外は大爆笑です。

フィリピン同士のカップルは

その多くが女性優位の関係です

理由としては単純に女性の方が稼ぎが多いケースが殆どだからです。

そして、とても嫉妬深いのも特徴です。

冗談抜きで刺します

後で聞いた話ですが

この日は町で大々的なイベントがあり

ロマンゴはダブルブッキングをしてしまっていたそうです。

そこで咄嗟に「急にボスに食事に誘われてしまった。これも仕事のうちなんだ」と言い訳をしたそうです。

ロマンゴ、お前は哀愁漂う日本のサラリーマンか!

ただ、彼がうちで働くようになってから、

一度もそんな事なかったので彼女はただでは信じなかったようです
※そもそもダブルブッキングの言い訳にはなっていないのですけどね

その後、無事に彼女と合流したロマンゴは

既に酔っぱらっていたことを咎められながらも

仲良くイベントを楽しむ事ができたそうです。


berのつく月は

2014-10-25 17:19:30 | 日記
フィリピンでは末尾にberの付く月はクリスマスシーズンです。

えっ!4か月も?

最初はそんな風にも思っていたのですが、

1年を通して暮らしてみると

フィリピンではこの「年末」以外に特にお祭りシーズンはないのです

正月、春休み、夏休み

もちろんゴールデンウィークもありません。

そして日本で言うボーナスは12月だけ。

陽気でお祭り好きな彼らの気質を考えれば

唯一のお祭りシーズンですから

4か月は妥当かもしれません。

それでも、お盆に相当するハロウィンが間にあるので

本格的な始動は11月からです。

あぁ、これからお金が飛ぶように無くなっていくのですね。

去年もこのシーズンに貯めていたお金が一気に無くなった記憶があります。

しかも去年の私の生活は倹約第1といった感じでした。

にも拘らず、手元に残るお金が無かったということは

今年は赤字決定?

しかも、去年同様

独身男性の楽園フィリピンでも

クリスマスは独りで過ごすことがほぼ確定している現状。

殆どの現地日本人は帰ってしまうし、

正直、暇です。

世界中、どこに居ようともぶれない私の私生活

「退かぬ!媚びぬ!省みぬ‼‼‼」

今年も残りわずか

頑張ります