フルキャスト工房

フルキャスト工房でハンドメイドルアーを作っています。
ルアーの案内と釣果情報です。

シーバスねらいで、なんじゃこりゃ!

2020-05-31 15:48:00 | 最新釣果

最近、なんか思ったように釣れません。
狙っている魚が釣れず、たまたま居合わせた
魚を釣らせてもらっているだけの感じです。

で、きのうもテスターの西川さんを誘って
夕方から行ってきました。
「イチコロ」の軽量ヘッドの使用感と実釣です。

明るいうちは、バチも抜けていないので、「フルボッコ」の
24gで表層から底までいろいろ探っていました。
沖めは反応がないので、岸壁の際を底まで落とし
テクトロをしていたときでした。

突然、根がかりしたような感じで、リールがまったく巻けなくなりました。
でも、少し動きます。まるで、水中のロープに引っかかったようです。
それにしては、だんだん下流に移動していきます。
ラインを出されるわけでもなく、突っ走ることもない。
ただ重たいだけ。
こんな経験は今までしたことがない。
根がかりらしきものから10分以上経過(それでも、10mほど移動しただけ)
したとき、嫌な思いが頭を横切った。
もしかして「エイ」ではないのか!

助けを求めようとしても、西川さんとは300mほど離れている。
腕を振ったり、大声を上げてようやく気付いてもらえて
なんとか浮かせた予想どうりの「エイ」をやっとネットイン!
人生初めての「エイ」でした。

まいりました!

それから、日が暮れるとシーバスを軽量ヘッドの
「イチコロ」で狙ってみます。
しかし、やはりバチの姿はあまり見かけません。
ライズもほとんど出ません。
半ばあきらめかけた時に、西川さんにヒット!
ええ感じにロッドを曲げて楽しそうです。
エラ洗いせずに寄ってきた魚は、黒くて平べったい魚です。
キビレの多いポイントですが、真チヌがガッツリと
軽量ヘッドの「イチコロ」(プロト)をくわえてました。

シーバスはノーヒットで、またまた狙っている魚が釣れず
たまたま居合わせた魚を釣らせてもらっただけ。
「エイ」はいらんけど!


小アジ狙いで、シーバス

2020-05-26 11:47:39 | 最新釣果

湾奥にバチがいないなら、先週、北港で釣れたアジを狙いに。
ポイントに着いて、一応バチの姿を確認してみますが
やはり、バチはほとんどいません。

そこでアジ狙いの「アジコロ」で表層をスローで攻めてみます。
しかし、反応は全くありません。
それで、少し沈ませて深めを探ることに。
サイズも、2g35mmから、3g45mmに付け替え
カウント10ほどで、プルプルを感じる
最低のリトリーブスピードで巻いてみました。

すると、コンッとなにかがヒット!
アジにしてはよく引くし、またボラか(その前にボラをヒットさせていた)
と思っていると、浮き上がってきた魚はうれしいことにエラ洗いを始めました。

一応、こういうこともあるかと思い、タックルは
PEの0.8にリーダーは4号を組んでいました。
しかし「アジコロ」でフックが小さいのであまり無理できません。
ドラグを出しながら、慎重にやり取りして無事キャッチ!
この後、もう一匹追加したところでアタリがなくなり終了。
アタリとバラシはもっとありました。
バチはほとんど見かけませんでしたが、マイクロが少しいたので
反応したようです。


バチシーバス狙いで小アジ

2020-05-18 13:32:03 | 最新釣果

バチシーバス狙いで小アジ

バチシーバス狙いで、湾奥に行きましたが
南港や北港はバチの姿もあまり見かけず
シーバスのライズもありませんでした。
代わりに、アジらしきライズがあったので
「アジコロ」でやってみると20cmほどの小アジが5匹ほどヒットしました。

時合も短く、1時間もなかった。

ついでに、軽量ヘッドのテストもしましたが
予想以上にいい動きをしました。
スローで、S字系のクネクネした動きです。
また、アクションの動画をアップします。


軽量ヘッド

2020-05-15 15:24:04 | 釣り具インプレ

工房ネタばっかりですみません。

以前から、要望のあった軽めの「イチコロ」用新ヘッドを作りました。
いままでのヘッドは硬鉛の13gでしたが、レジン製にして
5gにしてみました。
今は本体8g、硬鉛のヘッド13gで21gですが、
レジンにすることで本体8g、レジンヘッドの5gで13gになりました。

まだ、プロトの段階ですが、テストを重ねてアクションや
沈下スピードなど確認して改良の予定です。

当然、飛距離は落ちますが、食いが渋いときに活躍するのでは
ないかと思います。

クリアカラーのレジンですが、完成品はメタリックシルバー
に塗装予定です。中に、調整用のガン玉を入れています。

連結方法やサイズは一緒ですので、いままでの
硬鉛ヘッドと完全互換性があります。


精度の高い型

2020-05-04 21:46:58 | 釣り具インプレ

ルアーを作ってて、なにが一番うれしいかといえば
「そんなもん、ないわ~」というのが本音!
もちろん、作ったルアーで釣れるのが一番うれしいですけどね!

なんで、釣りだけやってればいいものをルアーなんか
作りはじめたのか。
それは、やっぱり使っていたルアーに不満があったからです。
それを思いついたのは、朝起きて歯をみがいているときだった。
歯ブラシの柄をみるとクリアのピンクで、これを
適当な長さに切ってフックを付けるとルアーになるやんと
思ったときでした。
まさに、道を踏み外した瞬間だった。
それ以来、悪戦苦闘の連続!

歯ブラシはさすがにイメージが悪いので他の素材で。
ウッドルアーは削りだしが大変なので、レジンでやってみることに。
師匠もいないし、ネットで調べても情報は限られている。
それでも作り出してみたら、不良品の山。
レジンの種類、型の取り方、離型剤、硬化時間、研磨の仕方
塗料の種類、塗装の仕方、などなど。
試行錯誤の連続で、何回途中で放り出しそうになったことか。
それでも、最近ようやく安定して製品ができるようになった。

で、安定して製品を作り続けるには精度の高い型が必須です。
同じ型で作り続けるとどうしても型がへたってくる。
へたった型は処分するのですが、その分、新しい型を
作らなければならない。
これがまた大変。
マスター型をアタッチメントに装着して、型どりシリコーン
で型を取ります。
うまく取れたかどうかは、レジンを流し込むまでわかりません。
これで、今シーズンのタチウオに間に合いそう!

歯ブラシルアー