フルキャスト工房

フルキャスト工房でハンドメイドルアーを作っています。
ルアーの案内と釣果情報です。

伊勢吉さんに納品

2018-08-22 20:12:26 | 釣り具インプレ

伊勢吉さんに納品。
カリスマ店員のスギちゃんと!

人気のルミノーバが数が少なくて
怒られました。

「数が少ないやんけシバクど」 とはいわれませんけど
ルミノーバのブルーも作ってくれと言われて
「はい、わかりましたー」と返事!
また高いルミノーバ粉末を購入することに!

で、しばし釣り談義!
こんど、シイラをシバキに行くゆーてました

 


ケイムラとルミノーバ(グロー)の違い

2018-08-20 15:00:05 | 釣り具インプレ

ケイムラとルミノーバ(グロー)の違い。
ケイムラは紫外線を浴びて、紫外線
を可視光に変えて発光します。
ルミノーバは紫外線から普通の光
まで、内部に蓄えて発光します(蓄光)
ケイムラは紫外線がなくなると発光しなくなるのに
たいし、ルミノーバは蓄光ですので
外からの光がなくなっても発光し続けます。
今回、「イチコロ」にルミノーバ(グロー)を
練りこんでみました。
これで、ケミホタルとルミノーバを同時発光
できるようになり、最強となりました。
ただし、ルミノーバはものすごく高価!
キロ数万円!

上がケイムラ
下がルミノーバ


「イチコロ」の「凄さ」

2018-08-07 17:56:07 | 釣り具インプレ

今年は、タチウオのシーズンが遅れている。
しかし、シーズンが始まれば、入れ食いになることも!
そこで、タチウオシーズンに備えて「イチコロ」の
説明をしたいと思います。

ソフトなワームを使用した、ワインドでタチウオが
よく釣れるのは皆さんよくご存じですね。
しかし、欠点は、ボロボロにされること!
いくら安いワームといえど、多量に消費すれば
かなりの出費になります。

でも、それより、時合を逃してしまうのが一番もったいない。
入れ食いになっても、10分や20分で終わるときもあるので
1分・1秒が大切になってくる。
ヘッドとワームのセットをたくさん作っておくのもいいですが
やはり、出費になりますし、交換の手間は残ります。

だったら、普通にミノーなどのハード系のルアーを
投げればいいじゃないかと思いますが、ワインド釣法
が威力を発揮することがものすごくあります。(何回も横で爆られた)
だからこそ、ボロボロにされないで、ワインドの威力を
発揮できる「イチコロ」の「凄さ」を知ってほしいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=aMiyMz_2Ph4&t=6s


よく飛ぶルアーって!!

2018-08-02 16:18:40 | 釣り具インプレ

よく飛ぶルアーって!!

最近のルアーは高性能で
ネットなんかに「80メートル100メートルよく飛びます」なんて
書かれています。
でも「ホンマかいな」と思うこともたまにあります。

それで、まけないように高性能バイブレーション「フルボッコ」を作りました。

サイズは、70mm12gと80mm24g。

鉄板系だけれど、鉄板ではない。
鉄板ではないけれど、鉄板以上の性能。
鉄板より、よく泳ぐのは当然。
それ以上に心がけたことは、とにかく飛距離がでること。

しかし、飛距離をだすにはどのようにしたらいいのか。
サイズが決まっているなら、重くすればいいだけとはならない。
サイズと重さが決まった中で飛距離をだすには、空気抵抗という
ややこしい問題が発生します。

それは、空気抵抗=Cd値×空気の密度×前面投影面積×速度の2乗
なんて、「車の設計でもするのか」ということになってくる。

Cd値→どのくらいスムーズに空気が流れるかという空気抵抗係数を表す
デザインが重要で流線形にすれば空気抵抗係数が小さくなる

前面投影面積→前(進行方向)から見た大きさ
面積が小さいほど抵抗が少なくなる

ここでの「速度の2乗」とは、ルアーの飛んでいく速度ではなくて
ルアーに対する気流の相対速度です。

逆風でも飛ばしたい!
この空気抵抗で、逆風時に効いてくるのが「速度の2乗」です。
風が強ければ強いほど空気抵抗が増えるわけです。
逆風で飛ばないのはあたりまえですが、Cd値×前面投影面積を
極限まで小さくすれば、そうでないルアーに比べて差はでます。

 

次に大切なのが、ルアーが空中で回転しないこと。
回転してしまうと、いくらCd値×前面投影面積を極限まで
小さくしていても意味がなくなってしまいますね。

では、どうすればいいのか
回転させないためには、マスを前に持ってくること(重心ではない)
「フルボッコ」では、軽いGFRPプレートを搭載してるので
ルアーのマスはほとんど前の重りに来る。


この効果として、テールの部分がスタビライザーとして作用し
回転をおさえて飛んで行く(矢の羽根効果)
これが重い鉄板のプレートだとルアーのマスが分散して、
矢の羽根効果がなく、回転が止まらない。
(軽いGFRPプレートは立ち上がりの良さと、キビキビした
動きにも貢献する)

以上のことを考慮して
手間と時間を目いっぱい詰め込んで、高性能プレートバイブが完成しました!


「で、飛ぶのか」って
「80メートル100メートルよく飛びます」