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新幹線運転士、東京スカイツリー駅に停まります

2012年11月12日 22時48分30秒 | 書籍
絵本『しごとば』の作者である鈴木のりたけ氏の講演会を聴きに伊那市の図書館へ家族で行きました。この絵本は世の中のありとあらゆる職業を、緻密な絵と徹底した取材による説明で子供に分かりやすくそして面白く紹介されています。


《資料がたくさん!》

前もって妻が予約をしておいたので、ある程度は余裕をもって会場へ行けたのですが定員50人という事もあり満席となりました。絵本作家の講演会という事でしたが、開始早々に新幹線の運転士の制服を着た鈴木さんが「どうもー」と軽快に僕達の前に登場し子供達の心を一瞬にしてつかみました。(鈴木さんは元新幹線の運転士なのですね)


《こころよく写真とサインに応じて頂けました》

会場を動きながら子供達にマイクを向けて話をさせてくれたり、絵を一緒に描いたり(新幹線の絵描き歌)と楽しく時間が過ぎました。鈴木さんの最初の作品『ケチャップマン』の紹介の時に「この本を知っている人いますか」と聞かれた時に長男が一人だけ手をあげました。保育園の時に見た事があったらしいのです。私はその時は全く覚えがなく「お父さん知っていますか」と質問された時に「息子が知っているみたいですので」と言ってしまいましたが、後で考えてみれば確か長男に読んであげた記憶がありました。長男の記憶力に驚くと同時に子供の純粋な気持ちに感動してしまった瞬間でした。


《うれしい直筆の絵ですね》

鈴木さんのお人柄が絵本と同じで(それも当然ですが)面白く柔軟にでであって、細部まで手を抜かない方で大人も充分に楽しくためになる講演会でした。(後半は建設業のヘルメットに法被そしてニッカポッカのいでたちでお話をされました)


《しごとば全4巻》

世の中の全ての職業に対して、尊敬と憧れが絵本『しごとば1~4』にはあり、子供達はそれを見て夢を膨らませています。(また大人も改めて自分の仕事に誇りを感じるはずです)これからも鈴木さんにはそんな絵本を描き続けて欲しいと感じました。とても楽しい一日となりました。