「○○なんぞ」なんていってはいけなのでしょうけど、ここ数年、数ヶ月「日めくり」なんぞをよく買います。一方で「カレンダー」なんかは買いません。
そもそも日めくりとは、毎日1枚ずつはぎとっていく暦。日めくりのこよみのことであり、1枚の紙に1日分を印刷したものなどがありますが、表示期間が過ぎればすぐに破棄されたり退蔵されたりすることが多いものです。それだけでは、資源のムダ使いといわれてしまいそうで、繰り返し使えるようなものもあります。
また、「当日のページをあえて切り取り、持ち歩いて過ごします」という使い方もあるようでして、常に「今日」という一日を意識しているということで、一日の終わりにそっとゴミ箱へ、もしくは日記代わりにメモを書いて保管という使い方はもあるようです。
最近はデジタルツールが発展してきたことにより、スマートフォンやパソコンのアプリなどでも日付が管理が出来るようになっていますが、年末になると本屋さんなどには山のように積まれていますので、一定の需要はあるのでしょう。
そんな私が来る2022年を迎えるにあたって、最近購入した日めくりは、「なかやまきんに君の[日めくり]パワー！ワード！」です。目的は日付を確認したりするのではなく、「単に面白い」ということがきっかけなのですが。
きんに君さんといえば、元祖「筋肉芸人」です。この日めくりはトレーニング歴25年の節目を記念して発売されたものであり、なかやまきんに君さんの筋肉哲学（？）が詰まっており、「その言葉と写真からは筋肉を刺激されるだけでなく、仕事や人生に行き詰まったときでも力をもらえそうなパワーがみなぎっている」ということらしいのです。
私もトレーニングルームかよいを続けていますが、1回やって終わりではなく、やっぱり継続することが大事です。ですが、毎日「がんばれるぞ～」は難しいものです。私の場合、筋肉をつけるのが目的ではありませんので、それなりのごほうび･･･「今日は、トレーニングしたから、自分の食べたいものを食べる」というのもモチベーションの1つにしています。
さて、きんに君さんが筋トレを始めたきっかけが、高校生のころに、「かっこいい身体になりたかったから」という単純な動機でしたが、一方でボディービルのジムに貼られた、すごいマッチョな人たちのポスターを見て、「こんな身体にまではなりたくない」と思ったとも。しかし、だんだんトレーニングはまり、深く真剣にやっていくていくと、どんどん楽しくなっていったそうです。
「筋トレは人生の教科書だ」なんていっていますが、きんに君さんは筋トレを25年やってきた中でたくさんのことを学んだそうです。「かっこいい身体になりたい」というひとつの思いから筋トレを始めたところ、「達成感ってポジティブな気持ちになるんだ」と気づいたり、「思うように結果が出ず、ライバルを見て悔しい思い」をしたりしてきました。
そんななかで、この日めくりには筋トレをとおして幅広くいろいろ感じてきた中から出てきたことを言葉にしたそうです。
最初のページにもある「筋肉を裏切ってはいけない」という言葉ですが、筋トレは筋肉を傷つけて回復させることによって成長させるので身体に負担がかかります。自分の都合で勝手に筋トレしておいて「筋肉は裏切らない」といのは勝手な感じがしたため、「筋トレさせてもらっている」ということから、きんに君さんは一緒に成長してきたという意味で「裏切らない」という気持ちを筋肉に対してもっているとのことです。
そして、日めくりでは「筋肉」になっている部分に、「『仕事、夢、友達、家族』とか、本当に自分の大切なものを入れてみて欲しいです。大切にしているものに対する気持ちには共通するものがあると思いますので、筋肉をとおして語ってはいますが、筋肉以外にも置き換えてみて楽しんでもらえたらうれしいですね」とのことです。
そして、「続かなかったことに関して自分を責めないでほしいですね。僕はたまたま筋トレが続けられただけで、僕がすごいわけではない。皆さんには皆さんの生活リズムがあるし、本当に体力がなくてちょっと動くだけでつらい人もいると思うんです。そういう人に『気持ちが足りないだけ』なんて絶対にいえない」ということです。
たとえば、人間関係が大変だとか、仕事がうまくいっていないとか･･･。いろいろな状況があるので、「今はたまたま続かなかった」と思うくらいでいたいものですよね。
「変わりたいと思った時、あなたはスタートラインに立っている」
今日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。
今日がみなさんにとって、穏やかで優しい一日になりますように。そして、今日みなさんが、ふと笑顔になる瞬間、笑顔で過ごせるときがありますように。
どうぞ、お元気お過ごしください。また、明日、ここで、お会いしましょう。
