予選ブロックから一夜明けた決勝戦。
東筑摩塩尻地区一位をかけての決勝戦は、当初予定より遅れて試合開始。
決勝戦はAブロックを勝ちあがってきたS尻中との対戦。
K陵中先攻、S尻中後攻。
1回表の攻撃は三者凡退。その裏、先頭バッターに出塁を許し、二塁へ送られた後、3ベースを打たれ1点を先制される。さらに1アウト三塁のピンチであったが、後続を抑える。
2回表。1アウトからヒットが出て、2アウト三塁まで進めるが、あと一本が出ずに攻撃終了。その裏は再び先頭バッターを出塁させてしまい、次のバッターのバント処理もミスして、ノーアウト一・二塁。ここで送られ1アウト二・三塁。しかし、ここは後続をしっかりと押さえて0点に抑える。
3回表。先頭バッターがヒットで出塁し、送りバントで二塁へ進める。しかし、ここも後続を抑え込まれ得点が奪えず。その裏、1アウト二・三塁のピンチ。次のバッターにヒットを打たれ2点を失う。2アウト二塁となった後、2本の長短打でさらに2点を失い、この回4失点。
4回表は三人で攻撃終了。その裏は2アウト三塁のピンチとなるが0点に抑える。
5回と6回表も三人で攻撃終了。その裏は、どちらもランナーを許すが0点に抑える。
7回表。先頭バッターがヒットで出塁。次のバッターの3ベースで1点を返し、なおもランナー三塁。そして、その次のバッターにもヒットが出て、さらに1点を返す。しかし、反撃もここまで、後のバッターが打ち取られて試合終了。
K陵中0000002|2
S尻中104000x|5
必然の崩壊と言っていいかも知れません。前回(中部日本)から何も進歩していない。だから必然の崩壊と言えるのです。
攻撃面では工夫がなく、同じパターンで打ち取られてしまっています。打席の中で一球ごとに修正することもなく、まだ前の打席での内容を修正することもなく。
その伏線の1つは前日の予選ブロックの試合だったかもしれません。試合後に「今日の良かったことはすべて忘れて、反省すべきことは今日中に反省して次に活かそう」と話しましたが、意識が前日のイメージを持ったままになっていたとしか思えませんでした(もう1つは企業秘密ということで)。
守りに関しては、いつものことながらミスすれば負けということです。これは記録上誰の目にでも明らかなミスと記録には出ていないミス。特に記録上はミスにならないプレーの方が自分たちに大きく跳ね返ってきます。そして、相手には、そこを付け入れられる隙を作ってしまうのです。
昨日、最後に書いたこと。
次へ進みたくても進めなかったチームの思い。その選手たちの思いを背負った代表として恥じない試合をすること。
何も出来ていない。恥ずかしいです。
代表を決めて、勝つ意欲がないのか。相変わらず野球をなめているのか。
ただし、もう、負けは許されません。
中学に入ってから、また学童の時からここまで積み上げてきたものを、たった数時間で失ってしまっていいのだろうか。
それとも、失いたいのだろうか。
ただ、有難いことに、この試合は負けても、今回は次があります。これは恵まれていることです。
でも、この先には、負けての次はない。
幸いにも、まだ挑戦する機会が与えられました。
次の中信大会に向けての準備期間で、いかに修正出来るのか。
もう一度、全員が立ち上がり、気持ちを一つにしてスタートです。
K陵中野球部の意地、生き様を見せつけて欲しい。
【三位・四位決定戦】
第一試合 丘中 3-2 両小野中
第二試合 両小野中 5-0 筑北中
第三試合 筑北中 2-9 丘中
【決勝戦】
塩尻中 5-2 広陵中
【中信地区】
《塩筑》 ①塩尻②広陵③丘④両小野
《大北》 ①大町第一・松川②仁科台
《安曇野》 ①三郷②穂高東③堀金
《松本》 ①清水②波田③開成④菅野⑤鉢盛⑥女鳥羽⑦筑摩野