「麦の唄」は2014年10月29日にリリースされた中島みゆきさんの44作目のシングル楽曲です。作詞・作曲は中島みゆきさん、編曲は瀬尾一三さんが担当し、2014年9月29日~2015年3月28日まで放送されたNHK連続テレビ小説第91シリーズ「マッサン」の主題歌として製作されました。
NHKからは2014年1月に「マッサンとエリーへ、そして『あきらめない』日本人への応援歌をください」との依頼を受け、中島みゆきさん本人もこの依頼には驚いたようで、「朝から私で大丈夫ですか?」と恐縮していたようです。楽曲自体は約20年前からとっておいた原曲を元に、朝に流れることを考えて、さわやかさを意識しながら、約1ヶ月で書きあげられたそうです。
「マッサン」は、日本で初めて国産ウイスキーを誕生させた亀山政春とエリー夫妻の物語。イントロにはスコッチ・ウイスキー発祥地のスコットランドの民族楽器のバグパイプを使用し、私はスコットランドには行ったことはありませんが、どこか懐かしさを感じさせてくれます。
「麦は踏まれて強く育つ」といわれています。
麦踏みという農作業は日本独自だそうです。麦の種をまいて葉っぱがでてきたころに行い、この作業を行うことことで、冬の間に水分によって土が持ち上がらず、麦の根っこを傷つけることなく根っこが強くなるのだそうです。
人生にはいろんな苦労や困難があります。ただ、そのときはとてもつらいことは事実です。でも、私たちも麦のように「踏まれて強く育つ」ものなのかもしれません。
麦は踏まれても立ち上がる。この麦の唄は、私たちも麦のように踏まれても、立ち上がってほしいという願いを込めていると思います。そういう「心の強さ」を持ちたいものです。
でも、今の時代、無理して強くならなくてもいいのかもしれません。強がることはないと思えます。ただ、大事にしてほしいものがあると思います。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。