
卒業目前…女生徒2人“退学” 「教師に暴言吐いた」 県内の私立高(西日本新聞) - goo ニュース
福岡県内の私立高3年の女生徒2人が、「教師に暴言を吐いた」として卒業を半年後に控えた10月末、事実上の退学処分を受けていたことが判明しました。
女生徒らは非を認め、母親と一緒に教師らに謝罪し、土下座までしたらしいのですが、学校側は処分を変えなかったとのことです。
指導方法や処分は妥当だったのか、記事を掲載した新聞紙上で検証がなされています。
>女生徒や学校の話を総合すると10月13日の5時間目、「昼休みにたばこを吸った生徒がいた」として、持ち物検査があった。女生徒2人は化粧ポーチを持っており、生徒指導担当教師は「校則違反にあたる」と没収した。その際、教師が「卒業まで(化粧ポーチを)返さない」と言ったことに、女生徒が反発、「暴言」を吐いたという。「暴言」について、学校側は「女生徒から『泥棒、返して』『死ね、バカ』などと言われた」とするが、女生徒は「覚えていない」という。
言った言わないの水掛け論の様相ですが、学校の教育方針に批判が集中している昨今、あくまでも厳しく対処した学校側の主張に理がある様に感じます。
一昔前だったら「退学」という厳しい処分は免れたのかもしれませんが....
>その日は担任、学年主任も交えて話し合ったが、2人はその場で自宅待機を命じられた。2人はその後、母親と一緒に学校に出向き、土下座して処分の軽減を求めたが、1週間後に父母が学校に呼ばれ、校長から転校を命じられた。
いきなり転校という処分もどうかと思いますが、いろいろと伏線もあったみたいですね。
記事によると、2人は普段から教師に対する反抗的な態度が目に余り、繰り返し注意をしても態度を改めなかったといいます。
その他にも、授業を妨害したり、生活態度に問題があったりで、総合的な判断としてやむを得ず処分をしたと学校側は説明しています。
2人の処分に「職員会議でもほとんど異論がなかった」というぐらいですから、余程目に余った行為が続いていたのでしょう。
確かに、教育とは忍耐の連続で、根気の要るものでありましょう。処分というあり方が教育的見地から如何なものかという議論がある事も承知をしております。
但し、ルールを侵したら罰せられるという教育もまた必要だと感じています。
昔はよく授業中騒いだり、宿題を忘れてきたら廊下に立たされたものです。
いまの学校ではタブーらしいですが、教育現場の荒廃に歯止めを掛ける意味でも、ルールを侵したら罰せられるという「ルール」を、教育の現場で毅然と履行していく事も必要かと思われます。
彼女らは、重い処分ながらも今回罰せられたことを教訓とし、自らの甘えを断ち切る努力をして頂きたいものと思います。
罰則を与える事に弱腰にならない環境整備が必要かと思います。悲しいかな、これが今の教育現場の現実だと感じます。
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