<2014年10月30日>
11:00 - 19:00 営業いたします
11月8日~27日、長谷川利行展を開催いたしますが、プレスリリースを作成したので、
こちらにもアップいたします。
長谷川利行展
<相模原展> 2014年11月8日(土)- 27日(木)
フクヤマ画廊 相模原市緑区橋本2-24-4 TEL 042-703-0002
<東京展> 2014年12月1日(月)- 15日(月)
羽黒洞 文京区湯島4-6-11 TEL 03-3815-0431
<展覧会概要>
戦前龍泉寺町で医院を開き、昭和の初期に長谷川利行と密接な交流があった鈴木達夫・うた
夫妻の長男である鈴木大吉氏のコレクションを中心に、未公開の大型のガラス絵含め41点を展
観いたします。
鈴木達夫・うた夫妻は昭和初め、長谷川利行のパトロン的存在の一人で、利行との数年にわ
たる交流を通して多くの作品を所蔵することとなりました。その後達夫氏の逝去により作品は
仙台へ疎開されましたが、戦後は農地解放やうたさんの病気療養のため、利行の絵が鈴木家に
恩返しするという形で流失が続きました。平成に入り鈴木大吉氏は、今度は利行の絵に恩返し
するという気持ちで、流失した作品を買い戻したり新たに手に入れたりして、この展覧会の核
となるコレクションを作り上げました。
Website
http://www.fgallery.com/info/201411hasekawa.html
<展覧会主旨>
鈴木家と長谷川利行、そして利行作品との物語を詳らかにしながら、昭和初期の東京こそが
長谷川利行を生み出したこと、そして利行作品には時代を超えた普遍的な力が備わっているこ
とを感じていただければと思います。
加えて「異端の画家」と称され、その破天荒な人生に注目されることが多い利行ですが、絵画
の技法を自由自在に操る超一流の画家としての側面にも焦点を合わせました。
そしてなぜ多くの物故作家が時の検証の中で淘汰されていく中、今なお新しい世代のファンを
獲得し続けているのかを、再考するきっかけとなれば幸いです。
<本展のみどころ>
大型のガラス絵、鈴木家ゆかりの富士山の水彩はじめ、油彩23点、ガラス絵3点、水彩15点の
充実した規模の展覧会です。
<展覧会図録>
全48ページ(判型 21cm×21cm) 500部制作 カラーの作品図版41点(うち27点に短い解説付)
鈴木大吉氏手記 「利行さんと鈴木家の助けられたり助けたり」
菅原典子(鈴木家の長女)さんインタビュー
問い合わせ先 フクヤマ画廊 福山茂 shigeru315@gmail.com TEL 042-703-0002
羽黒洞 木村品子 TEL 03-3815-0431