証拠の全面開示

＜2011年12月1日＞
13:00 - 17:00　営業いたします
私、交換会出席のため一日留守ですが、画廊はご覧いただけます
（午後１時～５時までですので、ご注意ください）

今日のニュースで、ある殺人事件で無罪を訴えていた方の再審請求が認められたことを
報じておりました。
その中で再審の決め手となったのが、今まで公開されていなかった新しい証拠の開示に
よるものだったそうです。

えぇぇ？？？　証拠って全部開示した上で裁判してるんじゃないんですか？
正直驚きました。
だから法律の素人は困るんだ、と言われればそれまでですが、おそらく多くの一般の方は
そう思うのではないでしょうか。

裁判員制度がスタートして私たち一般人も以前より裁判に近づいています。
もし私が選ばれたら、当然証拠は全面開示して欲しいと思います。
人一人の運命を握ってしまうわけですから、その要求は不当なものとは言えないのでは
ないでしょうか。

大阪市長選

＜2011年11月30日＞
11:00 - 19:00　営業いたします

大阪市長選挙で橋下徹氏が圧勝しました。
大阪市民の方がより大きな変化を望んだいうことでしょうか。
それだけ現状が大きな閉塞感に覆われているのでしょう。

これは大阪に限ったことではありません。
バブル崩壊以降、特に2000年代に入ってからの日本経済の低迷は、若者世代を
最大の犠牲者として、今なお脱出する気配すらありません。

こういう時代は変化と強烈なリーダーが求められます。
２年前の政権交代もその表れでしたが、残念ながら前２人の首相は強烈でしたが、
リーダーたり得ない人物でした。

大阪市がその二の舞になるのかならないのか？橋下氏の今後に注目していきたいと
思います。

今日は交換会へ

＜2011年11月29日＞
11:00 - 19:00　営業いたします

今日は交換会（業者だけで行うオークション）に行ってまいりました。
今日一日でおそらく600～700点くらいの作品が出品されていると思います。
ただ残念ながら何も落札せずに帰ってまいりました。

次の機会に良い作品に巡り会えればと思います。

今週の予定

＜2011年11月28日＞
13:00 - 17:00　営業いたします
私、交換会出席のため一日留守ですが、画廊はご覧いただけます
（午後１時～５時までですので、ご注意ください）

今週のおおまかな予定をお知らせいたします。
（急な変更もございますので、ご注意下さい）

29日（火）　11:00 - 19:00
30日（水）　11:00 - 19:00
1日（木）　13:00 - 17:00
2日（金）　11:00 - 19:00
3日（土）　11:00 - 19:00
4日（日）　休廊

明日は休廊です

＜2011年11月27日＞
休廊いたします

明日は画廊はお休みさせていただきます。

だいぶ寒くなってまいりました。
皆さま、くれぐれもご自愛ください。

漫画家

＜2011年11月26日＞
11:00 - 19:00　営業いたします

またまた私事で申し訳ございませんが、今日は長男のことをお話させていただきます。

長男は今２４才、就職しておりません。従って就職活動はしませんでした。
大学付属の高校に進学したので、てっきり＜付属の大学 → 就職＞するかと思いきや、
＜美術短大 → 漫画の専門学校＞ 卒業後は就職せず漫画描いては投稿、持ち込みを
２年半ほどやっています。（というかやっているみたいです。）

最近どういう形かはわかりませんが、少し稼げる様になった様です。
しかしこの先どうなるか全く予測できません。

ただもし自分の漫画で稼げる様になれば、これこそグローバル市場で通用する最も強力な
スキルとなります。
TOEIC何点だとか、ヘッドハンティングリストの上位の人材だとかなど問題になりません。
なぜならば自分しかその価値を生み出せないからです。

とても厳しい世界ですが、何とか頑張って欲しいと思います。

外国人留学生歓迎

＜2011年11月25日＞
11:00 - 19:00　営業いたします
※私、11:45～14:00まで留守ですが、画廊はご覧いただけます

私事ですが私の二男は大学３年、もうすぐ就職活動がスタートの様です。
ですからたまに合同企業説明会の様なＤＭがまいります。

ぶっちゃけ日本の新卒一括採用というのは、あまり合理的なやり方ではないと
思いますが、日本の大企業は人材やスキルを正確に評価する能力がないので、
しょうがないでしょうか。

さてその中で目を引いたのが「外国人留学生歓迎」の文句です。
そう、息子の世代は好むと好まざるにかかわらず、はじめからグローバル競争
の中にいます。

ですのでこれからは社内での調整能力（言うまでもなくこれは所属する会社でしか
価値を持ちません）より、世界のどこでも通用する自分のスキルがはるかに重要に
なってきます。

二男にもいつかそういう能力を身につけて欲しいと思います。

明日は午後６時までです

＜2011年11月24日＞
11:00 - 18:00　営業いたします
※明日の営業は午後６時までですので、ご注意ください

上記の通り、明日は週初の予定が変更になり、午後６時までとさせていただきます。

私の画廊はスタッフもおらず完全に私の個人商店ですので、ご不便をお掛けすること
も多々ございます。その点はどうかご容赦ください。

その分余計な経費がかからず、また良い作品を厳選し、買い取りした在庫を直接お客様
に販売しておりますので、質と価格は相当競争力があるかと自負しております。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ホキ美術館

＜2011年11月23日＞
休廊いたします

今日はBS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」で、千葉のホキ美術館の特集を見ました。
（たぶん再放送）
写実絵画をテーマにした美術館で、とても人気が高い様です。
案内役のタレントの方もいつになく感動している様子でした。

展示作品の作家さんが３人番組に出演していましたが、私が驚いたのはその中に
大御所中の大御所、森本草介さんがいたことです。

森本草介さんはとても感じの良い方という印象を受けました。
「美しいモノを描く、余計なことは考えていません。」という言葉は、際だって
高い完成度の作品を見ると、自然にうなずけます。

あと感じたのはオーナーの保木将夫さんの写実絵画、そしてその作家さんに対する
愛情です。
たぶん作家さんは、保木さんはとても大切に扱ってくれている、と感じているのだと
思います。だから大御所の森本草介さんですら、少しおちゃらけ気味のこの番組の
出演も承諾したのではないでしょうか。

「現代の作家を応援する」保木さんはそれを最高の形で実践されています。
心からの敬意を表したいと思います。

幻のモランディ展

＜2011年11月22日＞
11:00 - 19:00　営業いたします
※私、11:45～14:00まで留守ですが、画廊はご覧いただけます

今日、「ジョルジョ・モランディ」という本を発行元（発行 (有)フォイル）より送って
いただきました。
20世紀イタリア美術の巨匠、モランディの日本で初めての画集となる様です。

実はこの本、今年の春から秋にかけて開催される予定だったモランディ展（豊田市
美術館、鳥取県立博物館、神奈川県立近代美術館巡回）の展覧会カタログがベース
になっています。

残念ながらこの展覧会、東日本大震災の影響で開幕直前に中止となってしまいました。

展覧会には私の画廊から２点の銅版画が出品される予定でしたので、その作品も
掲載されております。



この左の作品は、8月15日のブログでご紹介した静物のエッチングです。

まあ日本初のモランディ画集の作品リストに私の画廊の名前が掲載されるのは、
何とも嬉しい限りですが、もう一つ私が野次馬根性で探したのが、日本国内の
個人蔵の作品でした。

２点の油彩画、２点の水彩、１点のデッサンが国内の個人蔵の作品でした。

これまた野次馬分析ですが、所蔵者は東京、大阪と分かれていたので、少なくとも
２人以上のモランディの個人コレクターが日本にいる、ということがわかりました。

やはり日本はすごいです。
そんな国で商売ができる幸運に、私は感謝しなければいけません。

今週の予定

＜2011年11月21日＞
11:00 - 19:00　営業いたします

今週のおおまかな予定をお知らせいたします。
（急な変更もございますので、ご注意下さい）

22日（火）　11:00 - 19:00
23日（水）　休廊
24日（木）　11:00 - 19:00
25日（金）　11:00 - 19:00
26日（土）　11:00 - 19:00
27日（日）　休廊

今日は交換会へ

＜2011年11月20日＞
休廊いたします

今日は古書画の交換会へ行ってまいりました。
いつもより早く午前11時に始まり、やっと午後7時過ぎに終了しましたので、
かなり多くの作品が出品されました。

ただ今日はどうしても欲しい作品は出ず、何も買いませんでした。
画廊を休廊にして出かけたので、一日無駄にしてしまったとも言えますが、
まあこれは仕方のないことです。
次の機会を待ちたいと思います。

明日は交換会へ

＜2011年11月19日＞
休廊いたします

明日は交換会出席のため、休廊させていただきます。

明日の予定

＜2011年11月18日＞
11:00 - 19:00　営業いたします
※私、11:45～14:00まで留守ですが、画廊はご覧いただけます

寒さのせいか少し体調を崩してしまい、昨日、今日と昼まで休んでおりました。
皆さまもくれぐれもご自愛ください。

百貨店の絵画売り上げ

＜2011年11月17日＞
11:00 - 19:00　営業いたします

13日の日本経済新聞に大丸と松坂屋を運営する、J・フロントリテイリングの
奥田CEOのインタビューが掲載され、ここ半年の前年と比較した絵画の売り上げ
について言及しておりました。

「絵画でも1000万円以上の作品が２倍近い２１点売れ、300万円以上だと
日本画・洋画とも４割伸びている。」

今年は夏場から株価が低迷しているので、これは意外な数字でした。

では私どもの現場の感覚はどうか？　これがバラバラで少なくとも好調一色では
ありません。一方モノ不足を嘆く声もあります。

おそらく図柄の良い一級品に需要が集中して売り上げを押し上げていて、そういう
モノを自社で確保できない業者さんが苦戦しているということだと思います。

画廊はより多くの一級品を在庫で持つこと、これがいつの時代でも一番大事だという
ことですね。私どもの画廊もせいいっぱいがんばりたいと思います。