ふくまめ

高校野球応援記

基本に帰ろう~どんぐり山合宿

2009-08-01 | 学童野球の日

昨日から今朝まで「どんぐり山合宿」に行ってきました。

初めての合宿という事で、お隣の市歩いて30分の「どんぐり山」でお泊りです。
始めは野球が出来るところ・・・と探していたのですが、なかなかなくて、
じゃあ野球が出来なくてもいいから親睦会が出来るところ
と打診したのがこちらでした。

空いていたのは平日・・・当然指導者は仕事です。
指導者が来るまでセンターの方にプログラムをお願いする事にしました。
それは「冒険教育プログラム」
※10名前後のチームに分かれ、与えられる課題をみんなの力でクリアしていくプログラムです。課題は、全てチーム全員の協力が必要なものばかり。チーム力の向上や、チームの問題点に気づき、改善を促す為の教育的効果を狙ったプログラムです。

やってみると、実に面白い。
1人ではうまくいかない、1人でもふざけたり一生懸命やらなかったら達成できない。
反対にみんなで案を出し合って協力すれば、予想以上にうまくいき、とびっきりうれしくなれちゃうプログラムでした。

       
例えば1番人気の
「ホエールウォッチング」
大きなすのこみたいな板のシーソーに10人がバランスよく乗るゲーム。
みんなの体重と相談しながら乗っていくんだけど、タイミングがとってもむずかしい。
出来た時はうれしくて、おもわずジャンプ!それでも釣り合っちゃうのが不思議でした。

      
「バレーボール」
10回パスする。これがなかなかできない。もうだめ~ってなった時
センターの人が「もうあきらめちゃう?野球の時でもあきらめちゃうのかな」というと一念発起。何とか10回出来た時はうれしかった~

    

「ボールまわし」
いかに早く9人全員にボールを回せるか競うもの。
始めは野球部らしくキャッチボールしていたのだけど、だんだん輪が小さくなっていき、
人差し指を並べたり、坂を作ったりしているうちに、出ました0・86秒!!!
アイデア勝負の競技でした。

やっているうちに、
うまくリーダーになれる子、
自分の意見を通そうとする子、
補佐役にまわる子、
野球とはぜんぜん違うキミたちの姿を見る事ができました。
でもそれが本来の姿なんだよね。

このプログラムで、
「声をかけあう」
「仲間と助け合う」
「あきらめない」
「1人ではできない事もチームならできる」
ことを学びました。


さて、監督・コーチも集まって、楽しく夕食を食べた後、
「第1回 野球の勉強会」を始めました。

野球を始めて2・3年。そろそろ慣れ・癖が出始めたキミ達のために
28コーチがスライドを作ってきてくれました。
第1回目の今日はアップ編・バッティング編です。
          
 
スライドを見て「これはどこがダメだと思う?」
と聞くと、出るは出るは。
じゃあなんで出来ないんだろう

1人1人出来てなかったところは直して、
丁寧に・基本に忠実に自主練してきましょう。


今回の趣旨は「懇親会」のはずだったのに、
いつの間にか
野球に大切な技術やチームワークを学ぶ合宿になっていました。

すっかり気に入った指導者達は第2回も開きたい様子。
今年中に「第2回 野球の勉強会」が開かれるようです。

 

 

 

合宿の主なプログラムはこんなところ。
でも子供たちの本当のお楽しみはこのあと・・・
それは次回書きましょう。
予告:監督



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