私の長かった夏休みも終わり
今週の火曜日からいつものように
通常レッスンが始まりました
休みの間は、カサブランカ5本を
ガラス花瓶にただ投げ入れしただけ
(前のブログにて紹介)
そのカサブランカ、とても長持ちしていて
花は少しずつ減ってはいますが、
まだ咲いています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/81/1e7a583f6d8accbb1a099353c64eb06b.jpg)
また、火曜日の日に
プライベートのいけばなお稽古に出向きましたので、ひとつ作品を作りました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/ce/3e6200aa8c97511c86d21ebdd0a81553.jpg)
アレンジメントに比べると
「へぇー!花がすくない!」と思われるでしょうが
「瓶花直立型2種」というもので
使用花材はパンパスと菊です
キラキラ光るサラサラパラパラの穂は
今の時期のみ出回る「パンパス」
夏ならではの花材です
で・・・
つまりお玄関がちょっと殺風景な感じなのです
そこで今週のレッスンカリキュラムのデザインを
3つ作ってみました
まずはアレンジメントコースの
Professional のデザイン「サマーアイランド」
アレカヤシ、ストレリチア、グロリオーサ、
バラ、モカラ、それにLAユリ
とってもコントラストの綺麗な作品です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/87/dc4c6a32c2a037459a623a6c31bf55ca.jpg)
テキストデザインとは花材配置を変えています
アレカヤシの編み込み部分を敢えて手前側に向け
スッキリ感を出しました
また、ストレリチアもほぼ花器の上面に配置し
高さは低いけれどアレカヤシと反対向きにして
存在を主張(笑)
レモン色のLAユリはタイミングよく咲いてくれたので、左側に配置
なんだかアレンジしていてルンルン楽しい作品でした(^^)
次の2つの作品はいけばなコースのカリキュラムデザインです
まず、Flexibleの「燈花」
こちらも色合いは先程の「サマーアイランド」と
似ています
観葉植物「クロトン」の葉、
レッドジンジャー、
クルクマ、ケイトウ、モカラ、ワレモコウ
etc.
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/60/a9494d0cb8f8f0fbf5645ea990dabba8.jpg)
ヨーロピアンのいけばなコースのデザインは
フラワーアレンジメントのデザインに
かなり近いと私は思います
花材が多い!
ですから、フラワーアレンジメントコースの方でも受け入れやすい作品が多い
でも、いけばなコースなので、一応は
花留はフローラルフォームは使わない前提です
この作品は剣山使用です
特に水盤を使う場合は、剣山の方が断然仕上がりが綺麗です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/ca/abd2c6cb746af74bb6f6b194e029ad02.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/62/ab1462f1bc5dd5d104e5c05843dccfed.jpg)
縦長の花瓶にいけるとき、
いけばなコースでは花留として
「アルミワイヤー」を使いますが、これは使い慣れないとなかなか難しいところがあります
特に胴回りが細い花瓶の場合
アルミワイヤーが入れにくいし、分量の調節も必要です
私はそんな時は無理せず
フローラルフォームを使ってもいいと思うのです
花を留める手段は
臨機応変に対処すればよいのでは?と・・・
さて、次の作品はいけばなコース
Advancedの「平原の風」
これ、テキスト参考作品の写真で使用されている
パンパスがフワフワ~モコモコ~で、
なんだかとっても可愛いので
作ってみたいと思われた方が多いと思うのですが
パンパス、こんなフワフワモコモコになるには
相当の時間がかかります
この記事の始めに私がいけたいけばなの
直立型2種で使ったパンパス
元は細長い棒のような「さや」をカッターなどで切込みを入れて、サラサラの花穂を出した状態が
アレです
あの状態からフワフワになるころには
ほかの花ば多分枯れてしまうでしょう😢
教室レッスンでは
パンパスが棒状の「さや」で配送されたところもあるし
既にフンフワ状態で配送されたところともあり
バラバラです
私は自分のいけばなで使ったパンパスと、
まださき続けているカサブランカで
「平原の風」を作ってみました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/bb/5d576c5e79347ba185d2bbc49dde44cf.jpg)
右斜め後ろから強い風が吹いているような
イメージです
花材の流れの方向性を統一しなければなりません
ただ、パンパスがフワフワではなく、まだサラサラの状態でも、それはそれで風を感じる作品にはなると思いました
(テキストのフワフワ感を求めるならばダメですが・・・)
ちなみにこれは花器がとても細くその割に花材のボリュームと重さがあったので
フローラルフォームを使って制作しています
一度に3作品作ると
流石に疲れますが、お玄関リビングがいっぺんに華やかになりました(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°