一枚の無地の布をキャンバスと見立て
その上に色とりどりの糸を絵具の様に使って
思いつくままの図柄や風景、人物や動物、連続模様などなどを
色糸を絵の具の様に、刺繡針を画筆の様に扱って、縫い込み、刺し描く
刺繡の楽しさにはまってしまってどうにもならない私です。
今回ご紹介するブラックワークのトートバッグは
数ある刺繡のジャンルの中でちょっと異色な雰囲気の
ブラックワークという技法を取り入れた作品です。
「異色な」というのは、使う糸色が黒(又はそれに準ずる色)モノトーンという点。
色の濃淡、グラデーションだけで図柄を表現します。
布地の糸目に従って図柄の一定の範囲に規則正しく連続模様を刺します。
その連続模様に様々なバリエーションが有りそれを図柄のパートに依って
変えることで濃淡が表現できるのです。
密集させれば濃く、疎らにすれば淡くというように。
どのパートを どの刺し方で埋めようか?
考えるだけでワクワクします
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