信頼できる解説とは

2010年04月18日 | フィギュア・スケート考察
私は、八木沼さんの試合解説が好きだ。

先日の世界選手権ショートでは、Aさんの技術の判断に対する目の甘さが露呈してしまった。。。
「完璧です!!!」と叫んだらしいですが、
きっと八木沼さんは黙っていたけれど(そ・・・そうかなぁ・・・微妙だと思う)と内心そう思っていたのでは。

私が見ても、微妙にグリってたし、
浅田選手もそれを自覚していたのか、キス&クライで納得の表情をしていた。

Yさんと、Aさんは、解説者としてライバルの位置。
とうぜん、テレビ受けがコメンテーターとしての人気に直結する。
Aさんの解説を聴いていると、タラソワコーチの金メダルに喜ぶ顔が見たいなど、不自然に肩入れして、人気取りに行っているようにさえ思える。
著書にも、「技など理解できずともフィギュアは楽しめる」と、一般素人受け向けの書き方。

最近は、浅田選手を少しでも批判しようものなら視聴者の苦情が殺到してしまう事態に、
これから適正な報道がなされていくのが不安がある。
私は信頼できるコーチや監督の、本物のコメントが知りたい。


八木沼さんが、「多分大丈夫です!」と言った時はやはり回転不足は取られていない。
やっぱり安心して解説を聞きたい。
選手を擁護していないという反論があるようだけれど、
解説者に一番必要なものは、技を見る目と信頼度と公平さとコメントのピントであり、
必要以上の賛辞や肩入れコメントではない!
公的な擁護はスケート連盟の仕事であるべきである。

本当に選手のことを思っている解説者は、自分の人気など気にせず、
選手に対して期待と厳しい愛情を持ってコメントしているものだ!

小塚コーチ(←どう考えても買収されたりするような人間ではない)、
八木沼さん、恩田さんに、批判の目が集まっているのが不憫だ。。。
フィギュアフアン、もっと、人を見る目を持とう!


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『アイス・キャッスル』 お勧めのフィギュア・スケート映画

2010年04月18日 | 映画
初めて見た時「え!なんでこの女優さんスケートの基礎がしっかりしてるの?」とビックリしました。
代役を使ってるわでもない・・・どういうことだ、この上手さは!!?と。

実はレクシー役のリン=ホリー・ジョンソンさんは、4歳からスケートを始め、全米新人選手権では銀メダルを獲得したという経歴の持ち主らしいです。

アクセルを飛んでるシーンだけえらく多かったけれど。

フィギュアの経験者にも、結構楽しめる映画だと思います。
スケートの初歩をやり治す場面で、ひょうたんの練習などに懐かしさを感じるのでは?

あ、余談ですが『俺達フィギュア・スケーター』は、ストーリーも技術も、私的にはイマイチ・・・でした。



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オリンピックを目指すフィギュア・スケーターのレクシー(リン=ホリー・ジョンソン)は、ふとした事故でほとんど失明状態になってしまう。しかし、恋人ニック(ロビー・ベンソン)らに励まされて奮起し、目が見えないのを実行委員会に秘密にしたまま地区大会への出場を果たすが…。
フィギュア・スケートを題材にしたドナルド・ライ監督による青春ラブストーリーの佳作。冬の透明感を魅力的に捉えたビル・バトラー撮影監督の映像と名匠マーヴィン・ハムリッシュの音楽、そのさりげなくも美しい融合がよく、主演ふたりを支える脇のキャストもトム・スケリットにコリーン・デューハーストと充実。そして何と言っても本当の花形スケーター、ジョンソンの演技の素晴らしさ。クライマックスの展開も実に意外で、またそれゆえの感動が心地よくもたらされる。小品ながらも隠れた名画。(的田也寸志)

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