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フランクフルトを食べたくて・・・

モノより思い出。だけどモノもあればなおうれしい。

夏休みの宿題(未提出)

2005-08-27 | めがね
サッカーに夢中になり始めた小学生の頃。同級生に習ってる友達がいなかった僕は、一人でボールを蹴ることが少なくなかった。しかし、一人ぼっちでもなかった。一人きりのグランドには何人もの空想のディフェンダーがいて、自分のボールを奪おうとする。それを巧みなフェイント(自分の想像の上では)でかわす。そうやってドリブルが巧くなったと思う。そんな空想の彼等には顔がなかった。そして、いつもただ自分に抜かれるだけの相手であって、絶対に仲間になることもなかった。
言葉でサッカーがある程度わかるようになる中学生の頃、それを教えてくれる指導者はいなかった。チームメイトとの温度差を感じ、個人メニューを選んだ。仲間とのイメージも合わずパスはつながらなかった。本当はイメージもなかったのかもしれない。サッカーを知らなすぎた。
高校に入る。体も小さく取り柄のない僕は、通用しないドリブルにこだわった。70人近い部員の中で注目されることもなく、目標はドリブルで目的は自己満だった。引退間近に参加したOBコーチにチーム戦術を教わり、サッカーの新しい面白さに気付くも遅すぎた。

今は、昔よりはサッカーのことがわかったのだろうか。

サッカーはやはりチームスポーツであり、パスゲームだ(と思う)。シュートはゴールへのパス、ドリブルは自分へのとても短なパスだと考えれば、サッカーはやはりパスで成り立っている(と湯浅健二は言っていた)。
パスは一人ではできない練習だ(と思う)。一人では、顔のないディフェンダーを抜くことはできても、表情のある仲間にパスを出すことはできない。
パスにはパサーとパスレシーバーがいる。その両方の意図が合わなければパスは通らない。特に、タイムレス、スペースレスな現代サッカーでは難しい(津久井リーグは現代サッカーとは程遠いが…)。その中で、サッカーをどうやってクリエイトするのか。
相手の事を考える、次の動きを予想する、相手の期待に応えるなどは当然なのだが、その中でどう試合を進めていくのかという指針のようなものが必要だと思う(当たり前だが)。これはマニュアルというにはゆるいものだ。サッカーはその局面局面で自分で判断しなければならないのだが、その(個人の)判断を導くような、あるいは(チームとしての)判断を束ねるようなベクトルが欲しい。現在は、試合によって多少のメンバーが変わったり、そのメンバーのやってきた、あるいは理想とするサッカーのギャップが大きな溝となっているように思うのだ。

「藤野FCはどういうサッカーがしたいのか」という問いに、メンバー全員が同じ答えを出せるか。

サッカーの目的は様々であれ、試合の目的は間違いなく勝利だ。チームとしてどうすれば勝利に近付けるのか、そのためには何をしなければならないのか。それをチームのみんなが理解しあっているのか。
もう一度、真剣に話し合う機会が必要だと思う。


県大会まで時間は少ない。より成熟した‘チーム’として納得のいく試合ができればと思う。

藤野FC-BBQ 前哨戦

2005-08-27 | めがね
明日は久々の藤野FCイベント。っつうことなんですが、ギリギリの計画になってしまいまして、この日もミーチング兼買出し。
カズと八王子で会ってみたはいいものの、やることも話すこともなく、信じることもできない有様。じゃぁ頼みの綱ってことで、KOZYを、ってとこまではいつもの流れなんですが、まだ仕事。で、カズと迎えに。KOZYを乗せるまでの車中、やることも話すこともなく、信じることもできず、逃げることもできなくなってしまったので、もう一刻も早く合流できんかなぁとそればかり考えていました。で、新宿でKOZYを、桜上水でカリカ★を拾い、いざ、『ばさらかラーメン』へ!
いや、まぁとりあえず腹減ったし、これじゃ戦も喧嘩もできやしねーよ、ってのは猪の名台詞。で、満足した後、明日のBBQに向け買出しに。ここらへんの話ははっきり言ってどうでもいい。問題はこの車中で話した内容なんですよ。

「めがねはB専」

ない、絶対ない。面食いで有名な自分がB専だなんて、今の今まで言われたことない。っつうの。BoAよりチェジウが好きで何が悪い。北陽の伊藤ちゃんが可愛くて何が悪い。小林聡美が魅力的で何が悪い。メガネが好きで何が悪い。
メガネはみんな好きか。まぁどうでもいいんですけどー。

って感じの買出しの旅。夜中にするもんじゃないですね。

最近の映画

2005-08-17 | めがね
TSUTAYAのカードを更新するのが億劫ってだけで、レンタルをせず買っていた俺。『プライベートライアン』『オーシャンズ12』『パイレーツオブカリビアン』など。マジバカ。やっと目が覚めたんで借りてきました。その話。

・恋の門
松尾スズキ監督。松田龍平、酒井若菜の他にも忌野清志郎、片桐はいり、庵野夫婦、市川染五郎、大竹しのぶとまことなど。くだらない面白さがかなりでてた。バーのマスターで元売れっ子漫画家役の松尾スズキの演技、マジ笑える。3回巻戻して腹かかえたほど。キスシーンが多いが興奮しない。小島聖の口はエロい。1日4回は見れない。

・花とアリス
『六月の勝利の歌を忘れない』の岩井俊二監督。鈴木杏演じる荒井花と蒼井優演じる有栖川徹子の恋愛もの。自分が女性だったら共感できるのかな。高校生でもあたりまえのように持ってる女の怖さ(らしさ)をみた。気がする。流れる音楽とともに懐かしい匂いがしそうな風景にドキドキ。『恋の門』の後にみたんだけど、両作品とも父親役が平泉成で困った。すんげー感動のワンシーンなんだけど、「さっきおまえコスプレしてたじゃん!」って。『恋の門』との連続鑑賞は勧めません。蒼井優がいちいちカワイイ。

・君の席①
ラーメンズ、おぎやはぎ、バナナマン。期待はずれ。②、③とシリーズがあるけどもう見ない。ラーメンズの言葉遊びが見たかったのに。。。


次に見たいのは、Jブログでも勧めていた『オールドボーイ』と『ホテル・ヴィーナス』。
せっかくTSUTAYAカード作ったんで何かオススメあればお願いします。

最近の読み物

2005-08-17 | めがね
以前記した本とその他いくつかを読み終わったとこなので、その感想を。

・龍時02-03
アトランティコからベティスに移籍(たぶんレンタル)したリュウジの活躍を描く。今回は、新しい舞台、しかもベティスという有名チームでの挑戦の他にも恋愛話も盛り込まれている。読みながらだるいなーとかちょい思ったけど、心の動きがあってこそのプレーヤーですから。今考えれば◎。カリカ★も購入。
・ギリギリデイズ
松尾スズキのHPかなんかの日記をまとめた本。以前読んだ『大人失格』に比べるとかなり劣る。面倒くさいから読むのやめた。
・泳ぐのに安全でも適切でもありません
江國香織。恋愛短編集。ドキドキするものがなく、淡々と読みおわる。こんな恋愛もあるのかと思いながらも、それが自分にふりかかる現実のようには全く思えない。それがいいのかな。自分にはわからなかった。

・いくつもの週末
同じく江國さん。自分の体験をもとにしたエッセイ集。一話目の『公園』での、【ここでの生活は、だいたいにおいて少しかなしく、だいたいにおいて穏やかに不幸だ】という一節に興味を持ちながらも、またリアルに暗い話かい!と思ったが、実はとっても温かい。結婚経験者ならかなり噛み締めて読めると、未婚の俺が思いました。もう2、3冊いけるかな。

これから読もうと思ってる本をいくつか。

・ベッカムのボールはなぜ曲がるのか?
前半の半分以上はあまり意味のない名場面集で、後半に少しフリーキックを科学しています。専門書としては『サッカーの理論』や『見方が変わるサッカーサイエンス』の方がたぶん上だけど自分にはちょうどいい。

・サッカープレー革命
二軸動作というキーワードで、現役有名選手の動きを分析。かなり期待。

後はスコットランドプレミアリーグのセルティックに移籍した中村の本。レッジーナ時代の記憶が色褪せる前に読みたいです。持ってる人貸してね。

○○のための一日

2005-08-14 | めがね
Happy birthday!
21歳になったあなた。部屋を掃除してくれるあなた。今日くらいあなたのための一日でいいじゃない。

家まで迎えに行こう。とりあえず街に出よう。揺れる電車の中、誕生日のあなたと二人きり。
買い物をしよう。サッカーショップに行く。古着屋に行く。今日は暑い。カフェで休もう。
自分はオレンジジュース。あなたは?アイスコーヒー。サッカーの話をしよう。こないだの試合は…。映画の話をしよう。9月までには撮ろうか。僕はそのために練習するよ。あなたのために。次はどこに行こうか。
本屋に行こう。オススメがあるよ。ビデオ屋に行こう。オススメはあるかい?あなたは本を買う。僕はビデオを借りる。そろそろ夕御飯にしようか。
何が食べたい?なんでもいいよ、あなたの誕生日だから。和食?ここ?よし入ろう。何が食べたい?なんでもいいよ、あなたの誕生日だから。ヒレカツ?じゃそれを食べよう。今日はいいものを持ってきたよ。名古屋のおみやげ、これをつけて食べよう。
携帯が鳴る。それに気付くあなた。とろうとして味噌汁をこぼす。あちゃー。子供じゃないんだから。みんな見てるよ。バーカ、バーか。外歩けない?ワガママ言うなよ、子供じゃないんだから。しょうがない、古着屋でパンツを買おうか。
どれでもいーよ、最後のワガママを聞こう。じゃそのGパンを買ってあげるよ。それであなたが忘れられるなら。この悪い思い出を忘れられるなら。

味噌汁をこぼしたこと。これは全然悪くはないよ。この先思い出の誕生日として心に残るはず。じゃぁ悪い思い出とは?

そう。味噌汁をこぼすきっかけを作った携帯。あの着信、あいつがすべて悪いんだよ。



カズさん、そりゃないよ。。。


ご飯+Gパン代、しめて5千円。よろしくお願いします。