
奥播磨かかしの里 には、

およそ130体のかかしがあるそうです。

そのひとつひとつにはキャラクターがあり、

何とも言えない『味』があります。

よくディレクター同士やスタッフの間で、
この『味』が話題になります。

たとえば、
CMのナレーションを読む声優 ・・・

誰でもが知っている
著名な声優は別にして、多くの声優は
滑舌、アクセント、鼻濁音など
技術的なことを気にしています。

しかし、ディレクターが求めているのは
そんなことではなく『味』 なのです。

『味』と似た言葉に『センス』があります。

『センス』には
天賦のものもあるような気がします。

それに対して『味』は、
ひとつのことへのこだわりやひたむきさ、

積み重ねた経験の深さなどから
生まれるものだと思います。

つまり、一朝一夕に
『味』はにじみ出ないということ。

奥播磨のかかしが醸し出している『味』は、

様々な物語りを想像させます。

きっと、

このかかしの作者は、

たくさんの物語りを
体験してきた人なのでしょうね。

次回は、

その作者に迫ります。
ー訃報ー

田沼武能(たぬまたけよし)さんが
亡くなりました。93歳。
木村伊兵衛 に師事し、
人間 ・・・
中でも子どもを追い続けた写真家。
実に味のある作品と人柄でした。
90歳を超えてもお元気だったのですが、
残念です。
合掌
五つの赤い風船
♪遠い世界に♪
5年ほどの短い活動期間でしたが、
熱狂的な支持を集めたフォークグループ。
今年の春、ギターの中川イサトさんが
ひっそりと旅立ちました。
JFK-World
人間性…とでも言えましょうか。
素晴しい…なんて言う、ありきたりの言葉では、失礼のような気がします。
味のある人 ・・・ と言われたいですね。
JFKさま、かなり味があると思います👍
そう言っていただけると、とてもうれしいです。
確かに生きていますね。
いい意味でのエイジングが感じられます。
よくとらえたものばかりで 作者の日頃からの観察眼に感心します。
木村伊兵衛さんのものはほとんど知りませんが ずいぶん昔
雑誌に載った『あきたびじん』をなんと美しい人かと眺めました。
撮った人が 木村伊兵衛さんの名前だったと思います。
『あきたびじん』 ・・・ 木村伊兵衛さんの代表作のひとつですね。
日本の女性の美しさは感動的です。
また、木村伊兵衛さんは『辻斬り撮り』で有名な方で、私はそのスタイルを模倣させていただきました。