坂道を下りてくるのは
地元の人たちでしょうか ・・・
この日、
私が 馬籠宿 に着いたのは朝9時半頃。
宿場町はまだ閑散としていました。
ここは、島崎藤村と縁の深い大黒屋。
馬籠が舞台の小説 『夜明け前』 では、
『伏見屋』 という名前で登場します。
元々は造り酒屋で現在は茶房。
残念ながら閉まっていました。
こちらは、『木曽の五木』 ・・・
江戸時代、この五木を無断で伐採すると
死罪に処せられたとか。
『こうやまき』
風呂桶に適しているそうです。
『さわら』
屋根材 ・・・
『ひのき』
家具などにも ・・・
『あすなろ』
建築材 ・・・
『ねずこ』
下駄の材料にもなるとか。
深山から湧き出る水は宿場町を潤し、
花を咲かせます。
秋明菊(しゅうめいぎく) ・・・
素敵な名前です。
山里の風物詩が
心地よい時の到来を伝えるも、
コロナ禍 ・・・
人影はほとんどありませんでした。
午前10時過ぎ、重い腰を上げるように
店が開き始めました。
The Kingston Trio
Tom Dooley
♪思い出のグリーングラス♪
もそうですが、
『死刑囚』 を歌っているのが興味深い。
日本人にはないメンタリティですね。
JFK-World
immprtalではなくmortalの人間の宿命ゆえか、囚人を人生に例えているのかとも思えます。
暗喩、比喩のような修辞でもあるのかもしれませんね。それが宗教とどうかかわるか、はよくわかりません。囚人(prisoners)のもつインパクトは無意識の中でも意外と強烈で~。
イーグルズのホテルカリフォルニアはかなり意味深な歌詞ですね。
私は ♪You can check out any time you like, but you can never leave ♪ が好きです。
まさに、不可逆な人生そのものですね。
宿命や運命から逃れられない私たちは、囚人であるともいえるのでしょう。