
先月 9月11日、岐阜県中津川 ・・・

刈り入れを待つ稲穂が誇らしげ。
豊かな実りの色です。

この日、私が訪れたのは
「馬籠宿 (まごめじゅく)」

京都と江戸を結ぶ江戸時代の街道 ・・・
東海道に対して内陸を行くのが
中山道 (なかせんどう) です。

その中山道を京都から江戸に向かい、

木曽に入って最初の宿場が馬籠宿です。

『木曽路はすべて山の中である』

島崎藤村の言葉通り、

街道が尾根に沿った
急斜面を通っているため、

馬籠は、
石を積んだ建物が道の両側に立ち並ぶ
『坂道の宿場』 です。

新幹線や高速道路が
全国に張り巡らされた現代にあっても、

日本各地に残る宿場町 ・・・

そこは、喧騒とは無縁の歴史の忘れ形見。

時にはそんな場所に
身を委ねるのもいいものです。

馬籠宿は全長約600メートル。

坂を登り切ったところには、

見晴台 ・・・

霊峰 恵那山 (えなさん)。
(雲の中)

そして、島崎藤村が
ニイチェの言葉を記した石碑が
立っています。
『心を起さうと思はゞ先づ身を起こせ』
Secret Garden
Sometimes When It Rains
とてもきれいなメロディですね。
TVドキュメンタリー番組では、
彼らの曲をよく使いました。
JFK-World