てっちゃんの部屋(模型で見る鉄道車両)

小学校近くに一軒のプラモデル店があった。陳列ケースの高価な鉄道模型。子供のころの夢。大人になって集めた鉄道模型の紹介。

Nゲージ 近鉄30000系 ビスタカーⅢ・ビスタEX

2016年09月17日 | 鉄道模型

一昔前まで近鉄といえばビスタカーだった。世界初の2階建て電車を昭和33年にデビューさせた。それから数えて3代目の2階建てビスタカー30000系は昭和53年にデビューした。初代ビスタカーは、1編成のみで試作的要素が強い車両であった。2代目10100系は、3両編成の連接車体でオールM、流線形先頭車を連結した編成も加わり名阪特急を中心に大活躍したが、連接車ゆえのメンテナンスの複雑さや他の編成との内装の差などによってデビュー20年経たずに30000系にバトンタッチする運命となった。

30000系は前年にデビューさせた12200系の改良版12400系サニーカーの設計を基本に、中間車をダブルデッカーとした、4両固定編成とされた。特にダブルデッカーの階上席の居住空間を広くとることに注力し、車体の中央に乗降ドアを設け両側に客室を設けるレイアウトになった。そのため、先頭車とはデザイン的一体感がなくなり窓は先頭車は2座席で1窓に対し、中間車の2階部分は1座席1窓となった。ビスタカーとして3代目となるので、「ビスタカーⅢ」と呼ばれている。

 デビュー以来18年の平成8年から、車体のリニューアルを実施し内・外装を一新させた。特に中間車の2階部分は車両限界の拡大を行うため、上半分をそっくり新しいものに乗せ換える大規模な改造となった。中間車の窓も先頭車と同じ2席で1窓となり、先頭車と中間車の一体感が若干出たデザインとなった。塗色もオレンジは踏襲されたが、ブルーは窓下のラインとなり、ホワイトのラインとグレーのラインも入る他の編成とは一線を画すものとなった。今年でデビュー38年を迎えるが今なお第一線で活躍中である。

 


30000系は、エンドウからブラス製、TOMIXからプラスチック製は発売され、新たに今月TOMIXよりビスタEXが発売された。

 

左寄り、エンドウ製ビスタカーⅢ、TOMIX製ビスタカーⅢ、TOMIX製ビスタEX

 

 ビスタEX 2編成


模型は、エンドウ製のビスタカーⅢ (ブラス製)

 

 

 モ30200

 

 サ30100

 

 サ30150

 

 モ30250

 


模型はTOMIX製の、ビスタカーⅢ (後期生産品)

 

 

モ30200 

 サ30100

 

 サ30150

 

 モ30250

 


模型はTOMIX製の、ビスタカーⅢ (初期生産品 ドローバー連結器)

 

 

 モ30200

 

 サ30100

 

 サ30150

 

 モ30250

 


模型はTOMIX製の、ビスタEX (重連)

 

 

モ30200 

 

 サ30100

 

 サ30150

 

 モ30250

 

 モ30200

 

 サ30100

 

 サ30150

 

 モ30250

 

 

 

2016.09.17 N-0131



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