てっちゃんの部屋(模型で見る鉄道車両)

小学校近くに一軒のプラモデル店があった。陳列ケースの高価な鉄道模型。子供のころの夢。大人になって集めた鉄道模型の紹介。

Nゲージ 近鉄9000系 part2

2017年10月09日 | 鉄道模型

現在、全車名古屋線で活躍する9000系であるが、元は奈良線に投入され2連から10連の編成組成で活躍していた。登場時はマルーン一色であったが、3200系の登場で塗色がマルーンとクリームの2色となった。個人的には、9000系はこの2色がマッチしていると思う。

 

 

模型はマイクロエース製で、奈良線在籍時の2色塗色。 

 9002

 

9102

 

2017.10.09 N-0136


Nゲージ 近鉄 15200系

2017年10月08日 | 鉄道模型

 近鉄の団体列車として、2階建ての「あおぞら」が長らく使用されていたが老朽化のため、1989年 18200系を改造した「あおぞらⅡ」10両と新製した4両、1990年 「楽」1編成が相次いで登場し運用されていた。「あおぞらⅡ」は18200系として新製登場してから、およそ40年経過し老朽化が目立つようになったことから、2005年に特急車として交代の時期に来た12200系を改造して「新あおぞらⅡ」として登場したのが、15200系である。18200系(と追加し編入された18400系改造の「あおぞらⅡ」は車体幅は2590mm(18400系は2670mm)、車体長は18m(18400系は20m)であったが、15200系は、車体幅2800mmの標準車体、当時運用している特急車と遜色のないサービスを提供できるようになった。塗色は「あおぞらⅡ」を踏襲している。

 

 

 


模型は、グリーンマックス製で、第3編成と第1編成

この編成の実車は、すでに廃車となっている。

 

15203

 

15103

 

15101

 

15151

 

15251

 

15101

 


模型は、グリーンマックス製 第2編成

この編成の実車は、すでに廃車となっている。

 

 

15202  パンタグタフは、登場時のTP42

 

15152

 

15252  パンタグラフは、下枠交差型のPT48に交換されている。

 

15102

 


模型は、グリーンマックス製。第4編成

この編成は、20100系 初代あおぞら号の復刻塗装を施した編成である。(18400系の廃車の代替)

この編成は現在も運用されている。

 

15204

 

15104

逆方向より

 

2017.10.08  N-0135


Nゲージ 京阪 1900系

2017年04月06日 | 鉄道模型

 1963年、京阪本線が淀屋橋まで延長するのを控えサービス向上のため、特急を18m車体・転換クロスシート・空気ばね台車に統一するため登場した。また、京阪の2代目特急車として1956年から1958年にかけて登場した1810系は車齢が若く、車体長が1900系と同等で、しかも大半が空気ばね台車を装着していたことから、金属ばね台車を装着していた車両を除いて若干の改修を実施した上で1900系へ編入された。新規製造された車両と編入車では、車体の統一感はなく両車を連結した編成は、統一感が無いが故の興味深さがあった。
3000系の登場で一般車に格下げされ一般車の塗色に変更され運用されていたが、2003年に1編成が特急色に戻され運用を行った後、2008年末で全車廃車された。

 

 


模型はTOMYTEC製 鉄道コレクション 事業者販売分

 

 

 

 

 


模型はTOMYTEC製 鉄道コレクション 京阪1900系 Aセット

 

 

1915

 

1955

 

1916

 


模型はTOMYTEC製 鉄道コレクション 京阪1900系 Bセット

 

 

 1905

 

1956

 

1918

 

2017.04.06  N-0134

 


Nゲージ 国鉄 キハ35系

2016年10月05日 | 鉄道模型

 関西本線の湊町(現・JR難波) - 奈良間は大都市近郊区間であり、1950年代以降通勤客が大幅に増加していた。この区間は戦前に電化が計画されたが実現せず、1960年当時でも蒸気機関車牽引の客車列車が主力として運転されていた。列車本数も日中は1時間に1 - 2本、朝ラッシュ時でも1時間に4 - 5本程度と、並行する複線電化の近鉄奈良線・大阪線には、列車本数・スピード・接客設備ともに大きく水を開けられていた。そのため非電化のままで増加する乗客対策、スピードアップ、接客設備の水準を引き上げるために開発されたのがキハ35系である。

キハ35系は、昭和30年代の高度成長期、大都市近郊の非電化通勤路線向けとして開発され、1961年から1966年にかけて413両が製造された。関西本線を皮切りに首都圏・新潟・中京圏・関西・北部九州を中心に日本各地で使用された。キハ35は片運転台でトイレ付、キハ36はキハ35をトイレ無にしたもの、キハ30は両運転台。
車体は、旅客乗降の効率化のため、両開きの幅広ドアを片側あたり3か所に設け、収容力を重視して車内の座席をすべてロングシートとしたことが特徴である。気動車の運用線区ではホーム高さが低いため車内にステップを設けなければならず、車体強度と重量増加を考慮して扉は外吊式となっている。ラッシュ時の輸送に絶大な能力を発揮したが、大都市近郊の路線が軒並み電化されたことや、転用先ローカル線での長距離運用に不向きな設備が災いし、1980年代以降は急激に淘汰された。現在はわずかではあるが、譲渡先で余生を送っている車両がある。

 


 模型は、エンドウ製 (車体はブラス製)

 

 

キハ35-61 (気動車色)

 

キハ35-61 (気動車色)

 

キハ35

 

キハ35-900

 

キハ35首都圏色

 

キハ25(KATO製)・・・・キハ35首都圏色と編成を組んでいます。

 


 模型は、カトー製 (前面強化後)

 

 

キハ36-48

 

キハ35-162

 

キハ30-35

 

キハ36-48

 

キハ35-162

 

キハ36-48

 

 

 

 2016.10.05 N-0133


Nゲージ JR 123系

2016年09月20日 | 鉄道模型

国鉄が郵便・荷物輸送用に製造した新性能電車で、1M単位で運転できるシステムとして143系が製造された。その後郵便・荷物輸送が廃止されたことによって、地方のローカル線で主に単行で運用される旅客用に改造された編成を123系とした。123系には前記他、JR東海に101系から改造された147系をし改造して編入した編成も存在する。種車や改造実施場所によって側面は大きく異なっている。現在はJR西日本の5両のみが存在する。

 

 

 


 模型はTOMYTEC製、鉄道コレクション第20弾

 

 

クモハ123-1

JR東日本 辰野 - 塩尻間の輸送力適正化のため投入。2013年3月にE127系と交代し廃車。

 

 クモハ123-45

JR東海 101系改造のクモユニ147から改造され、身延線で使用されていた。番号の配列が1~5まで順番に並んだ珍しい車両であった。 

 

 クモハ123-5

JR西日本 阪和線支線(羽衣線)用として改造。現在は、岡山地区での運用を経て、宇部線・小野田線用で余生を送っている。

 

 クモハ123-3

 JR西日本 可部線用として改造した。平成5年に下関地区に転属し余生を送っている。

 

 

 

2016.09.20 N-0132


Nゲージ 近鉄30000系 ビスタカーⅢ・ビスタEX

2016年09月17日 | 鉄道模型

一昔前まで近鉄といえばビスタカーだった。世界初の2階建て電車を昭和33年にデビューさせた。それから数えて3代目の2階建てビスタカー30000系は昭和53年にデビューした。初代ビスタカーは、1編成のみで試作的要素が強い車両であった。2代目10100系は、3両編成の連接車体でオールM、流線形先頭車を連結した編成も加わり名阪特急を中心に大活躍したが、連接車ゆえのメンテナンスの複雑さや他の編成との内装の差などによってデビュー20年経たずに30000系にバトンタッチする運命となった。

30000系は前年にデビューさせた12200系の改良版12400系サニーカーの設計を基本に、中間車をダブルデッカーとした、4両固定編成とされた。特にダブルデッカーの階上席の居住空間を広くとることに注力し、車体の中央に乗降ドアを設け両側に客室を設けるレイアウトになった。そのため、先頭車とはデザイン的一体感がなくなり窓は先頭車は2座席で1窓に対し、中間車の2階部分は1座席1窓となった。ビスタカーとして3代目となるので、「ビスタカーⅢ」と呼ばれている。

 デビュー以来18年の平成8年から、車体のリニューアルを実施し内・外装を一新させた。特に中間車の2階部分は車両限界の拡大を行うため、上半分をそっくり新しいものに乗せ換える大規模な改造となった。中間車の窓も先頭車と同じ2席で1窓となり、先頭車と中間車の一体感が若干出たデザインとなった。塗色もオレンジは踏襲されたが、ブルーは窓下のラインとなり、ホワイトのラインとグレーのラインも入る他の編成とは一線を画すものとなった。今年でデビュー38年を迎えるが今なお第一線で活躍中である。

 


30000系は、エンドウからブラス製、TOMIXからプラスチック製は発売され、新たに今月TOMIXよりビスタEXが発売された。

 

左寄り、エンドウ製ビスタカーⅢ、TOMIX製ビスタカーⅢ、TOMIX製ビスタEX

 

 ビスタEX 2編成


模型は、エンドウ製のビスタカーⅢ (ブラス製)

 

 

 モ30200

 

 サ30100

 

 サ30150

 

 モ30250

 


模型はTOMIX製の、ビスタカーⅢ (後期生産品)

 

 

モ30200 

 サ30100

 

 サ30150

 

 モ30250

 


模型はTOMIX製の、ビスタカーⅢ (初期生産品 ドローバー連結器)

 

 

 モ30200

 

 サ30100

 

 サ30150

 

 モ30250

 


模型はTOMIX製の、ビスタEX (重連)

 

 

モ30200 

 

 サ30100

 

 サ30150

 

 モ30250

 

 モ30200

 

 サ30100

 

 サ30150

 

 モ30250

 

 

 

2016.09.17 N-0131


Nゲージ JR 103系・201系 大阪環状線

2016年09月16日 | 鉄道模型

大阪市内をぐるりと一周回る大阪環状線。1周をおよそ40分で回っている。この大阪環状線は元は環状ではなかった。初代大阪鉄道が建設した、大阪と天王寺を京橋、鶴橋を経由して結ぶ城東線、西成鉄道が建設した、大阪と桜島を結ぶ西成線、そして、天王寺から貨物線として、浪速駅(貨物のみ)が関西線の支線として別々に運行していた。この時は、現在の西九条から弁天町-大正間にある、境川信号所までの区間にレースは施設されていなかった。戦後、この間を繋いで大阪環状線となったのは1964年の事でこの年には東京オリンピックが開催されている。1961年には、地図上では環状であったが、西九条駅は環状で繋がっていない状態であったので、桜島駅 -西九条- 大阪駅 - 京橋駅 - 天王寺駅 - 西九条駅間の変則的な運行であった。

さて、今年は大阪環状線プロジェクトによって、新車323系が投入される初年度となっている。現在活躍している、103系、201系は2年後にはすべて置き換えられ、おそらく、オレンジの103系・201系は見られなくなると思われる。103系は、1963年に登場してから21年間に3,447両が製造され登場からすでに半世紀が過ぎた。都市部なら、どこでも見ることができた電車であったが、現在ではJR西日本でみ活躍しているがその先もそう長くはない。JR西日本では車体の更新が時期により変化がありいろいろなバリエーションが見られる。

201系は、国鉄として初の電機子チョッパ制御を採用し、電力回生ブレーキを装備した「省エネ電車」として設計・製造された電車である。中央線の特別快速の103系置き換えに始まり、関西地区にも配置された。1981年から量産が開始されたが、電機子チョッパ制御器の製造コストの高さがネックとなり、1,018両の新製投入に留まった。大阪環状線には、103系体質改善40N工事車に倣った体質改善工事30Nを施した車両が、2005年12月から順次配属され103系とともに大阪環状線の両輪として最後の頑張りを続けている。

 

 


 模型はGM製、体質改善40N車(低窓運転台):側面雨樋は屋根に隠され窓も一新された。一見、新製した車体に見える。

 

 

 クハ103

 

 モハ103

 

 モハ102

 

 サハ103

 

 サハ103

 

 モハ103

 

 モハ102

 

 クハ103

 


 

模型はGM製、模型はGM製、体質改善40N車(高窓運転台)

 

 クハ103

 

 モハ103

 

 モハ102

 

 サハ103

 

 サハ103

 

 モハ103

 

 モハ102

 

 クハ103

 


 模型はGM製、延命N40改造車(低窓運転台):外観では、側面戸袋窓が埋められている。

 

 

 クハ103

 

 モハ103

 

 モハ102

 

 サハ103

 

 サハ103

 

 モハ103

 

 モハ102

 

 クハ103

 


 模型はGM製、模型はGM製、延命N40改造車(高窓運転台)

 

 

 クハ103

 

 モハ103

 

 モハ102

 

 サハ103

 

 サハ103

 

 モハ103

 

 モハ102

 

 クハ103

 

 クハ103

 


 模型はGM製、201系体質改善30N車

 

 クハ201

 

 モハ201

 

 モハ200

 

 サハ201

 

 サハ201

 

 モハ201

 

 モハ200

 

 クハ200

 

 

2016.09.16 N-0130


Nゲージ 国鉄 事業用車両

2016年09月08日 | 鉄道模型

 事業用車は、営業用に供しない鉄道車両の総称である。乗客や荷貨物を乗せない車両を指す。
事業用車には、①線路や架線などの設備の計測・点検用を行ったり、車両の開発試験のための試作車に分類される、「試験車」(記号:ヤ)、②事故や災害の際に復旧資材を積んで現地に派遣される「救援車」(記号:エ)、③鉄道事業者が内部で使用する物品を輸送するための「配給車」(記号:ル)、④鉄道技術の教育を行うための「教習車」(記号:ヤ)、⑤健康診断を行う「保健車」(記号:ヤ)、⑥牽引車・職員輸送車・電源車などの「職用車」(記号:ヤ)、⑦すでにこの用途はなくなったが、昔は蒸気暖房を使う列車において蒸気発生装置のない機関車を使用したときに、代わりに暖房用蒸気を供給するための「暖房車」(記号:ヌ)等がある。 

 

 


模型は、トミーテック製 鉄道コレクション 第20弾

 

 

 クモヤ145-4

 

 クモル145-12

 

 クル144-12

 

 

 

 2016.09.08  N-0129

 

 


Nゲージ 南海3000系

2016年09月06日 | 鉄道模型

 泉北高速鉄道が同線と南海高野線の相互乗り入れ用として、南海高野線6200系をベースに設計され1975年に登場したしたのが泉北高速3000系である。2012年11月に実施されたダイヤ変更に伴い、3513編成・3515編成・3517編成(4両編成)と3555編成(2両編成)が余剰となったため南海に譲渡された。3517編成・3555編成が南海電鉄千代田工場で全般検査と整備を受け2013年5月に南海色で出場し、続いて3513編成・3515編成も千代田工場で整備を受け10月出場、合計14両は晴れて南海3000系電車となった。3517編成+3555編成は6両固定編成とされ、3518号車と3555号車は運転台機器や先頭車両としての外見はそのままで中間車化された。3513編成・3515編成は連結されて8両編成で運用されている。3555、3556は元は中間車で先頭車化改造を受けている。そのため運転台後方の窓配置が本来の先頭車と異なっている。現在も南海本線で運用されている。

 

 


 模型はTOMYTEC製、鉄道コレクション。2016年8月南海で限定発売されたもの。4両編成と、3両改造車セットが発売された。

 

 3517

 

3027

 

3028

 

3518  元先頭車であるが中間車化され、車体上面の帯は一直線に塗られている。

 

3555  元は中間車であったが、先頭車化改造を受け、さらに再び中間車化された。車体上面の帯は一直線に塗られている。

 

3556

 

3555 先頭側より ・・・運転台ドアと客用ドアの間に窓はない。運転台と反対側の連結面より窓は2枚連続。

 

3556 先頭側より ・・・運転台ドアと客用ドアの間の窓幅が他車に比べ狭い。運転台と反対側の連結面より窓と端面の間の寸法が異なるため。

 

 

 

 

2016.09.03  N-0128


Nゲージ 国鉄 荷物電車

2016年09月04日 | 鉄道模型

 

昔から国鉄の列車に連結されてきた荷物車、郵便車も道路網の整備、航空機における輸送の発達により郵便輸送は1984年に、荷物輸送は1986年に廃止された。かつては、急行電車や近郊電車の先頭に連結され各地の輸送に貢献した。 

 

 

 


 模型は、マイクロエース社製

 

 

 クモハユ74-002

 

 クモユニ74-012

 

 クモユニ74-013

 

 クモユニ74-014

 


 模型は、カトー製

 

 クモユニ74

 

クモニ83

 

 


模型は、TOMYTEC製 鉄道コレクション第21弾

 

クモユニ143-1

 

クモユニ147-1

 

クモユニ143-5

 

2016.09.04 N-0127