小春日和の6日(金)当法人の老人保健施設(陽風の里)の文化祭において新瀬戸小
学校の15名の皆さんによる郷土芸能池田浄瑠璃)が演じられました。
新瀬戸小学校は生徒数減少のため休校になります。つまり昭和62年から続けられて
きた「池田樹瑠璃」の最後の舞台となったわけです。
池田浄瑠璃は訳400年前立山町池田地区で始まったとされています1987年に
台本が見つかってからは同校の生徒が伝承してきました。
離れ離れになった親子をめぐる悲劇(巡礼お鶴)の前後編を熱演してくれました。今
回は長台詞を復活させ昔の言葉で上演したとの事。演じている本人たちも理解しがた
い言葉をどう伝えるかが不安だったとの事です。何か月にも及ぶ練習の成果が出てい
ました。お鶴を演じた少女の「あーいー」という独特の言い回しが何とも言えず可愛
らしくて、またほかの生徒たちの情感豊かで真剣な演技にも感動しました。観客の中
には涙ぐむ人も少なくなく、最後を惜しむ声がたくさん聞かれました。
演技を終えた子供たちの顔はやりきったという充実感で溢れていました。今回の事は
いつまでも子供たちの心に残ることでしょう。
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