2013・12月日本のバイオベンチャー企業オンコセラピーサイエンス社の膵臓ガン免疫治療ワクチンC01の臨床試験が、早期中止されました。生存期間の延長なく、増悪した症例もあっためでした。昨年度のガンワクチンOTS102に引続いての結果に多くの関係者が落胆しました。しかし、膨大なデータは、残ったと思われそれをいかしてまた、挑戦されることでしょう。2013・5月東北大学からNK細胞療法の効果に疑問を示唆する論文も公式発表されておりがんの免疫療法には、暗い年明けとなりました。やはり、ガンは、患者さんの遺伝子背景を治療した上で集学的治療をする方法が現時点では、最も理に叶っていると思います。