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カトリック藤が丘教会青年会有志ブログ

カトリック藤が丘教会は横浜教区にあります。開かれた教会を目指してブログを公開中。信徒活動停止処分の解除を待ち望んでます。

困難な状況になった時

2005-09-09 04:29:18 | その時の聖書
ヨハネによる福音書 14章1~4節

1 「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。
2 わたしの父の家には住む所がたくさんある。もしなければ、あなたがたのために場所を用意しに行くと言ったであろうか。
3 行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻って来て、あなたがたをわたしのもとに迎える。こうしてわたしのいる所に、あなたがたもいることになる。
4 わたしがどこへ行くのか、その道をあなたがたは知っている。」
 

ヘブライ人への手紙 7章25節

25 それでまた、この方は常に生きていて、人々のために執り成しておられるので、御自分を通して神に近づく人たちを、完全に救うことがおできになります。
 

詩編 16編1~11節

1 神よ、守ってください あなたを避けどころとするわたしを。
2 主にもうします。 「あなたはわたしの主。 あなたのほかにわたしの幸いはありません。」
3 この地の聖なる人々 わたしの愛する尊い人々に申します。
4 「ほかの神の後を追う者には苦しみが加わる。 わたしは血を注ぐ彼らの祭りを行わず 彼らの神の名を唇に上らせません。」
5 主はわたしに与えられた分、わたしの杯。 主はわたしの運命を支える方。
6 測り縄は麗しい地を示し わたしは輝かしい嗣業を受けました。
7 わたしは主をたたえます。 主はわたしの思いを励まし わたしの心を夜ごとに諭してくださいます。
8 わたしは絶えず主に相対しています。 主は右にいまし わたしは揺らぐことがありません。
9 わたしの心は喜び、魂は躍ります。 からだは安心して憩います。
10 あなたはわたしの魂を陰府に渡すことなく あなたの慈しみに生きる者に墓穴を見させず
11 命の道を教えてくださいます。 わたしは御顔を仰いで満ち足り、喜び祝い 右の御手から永遠の喜びをいただきます。
 

詩編 31編2~25節

2 主よ、御もとに身を寄せます。 とこしえに恥に落とすことなく 恵みの御業によってわたしを助けてください。
3 あなたの耳をわたしに傾け 急いでわたしを救い出してください。 砦の岩、城塞となってお救いください。
4 あなたはわたしの大岩、わたしの砦。 御名にふさわしく、わたしを守り導き
5 隠された網に落ちたわたしを引き出してください。 あなたはわたしの砦。
6 まことの神、主よ、御手にわたしの霊をゆだねます。 わたしを贖ってください。
7 わたしは空しい偶像に頼る者を憎み 主に、信頼します。
8 慈しみをいただいて、わたしは喜び躍ります。 あなたはわたしの苦しみを御覧になり わたしの魂の悩みを知ってくださいました。
9 わたしを敵の手に渡すことなく わたしの足を 広い所に立たせてくださいました。
10 主よ、憐れんでください わたしは苦しんでいます。 目も、魂も、はらわたも 苦悩のゆえに衰えていきます。
11 命は嘆きのうちに 年月はうめきのうちに尽きていきます。 罪のゆえに力はうせ 骨は衰えていきます。
12 わたしの敵は皆、わたしを嘲り 隣人も、激しく嘲ります。 親しい人々はわたしを見て恐れを抱き 外で会えば避けて通ります。
13 人の心はわたしを死者のように葬り去り 壊れた器と見なします。
14 ひそかな声が周囲に聞こえ 脅かすものが取り囲んでいます。 人々がわたしに対して陰謀をめぐらし 命を奪おうとたくらんでいます。
15 主よ、わたしはなお、あなたに信頼し 「あなたこそわたしの神」と申します。
16 わたしにふさわしいときに、御手をもって 追い迫る者、敵の手から助け出してください。
17 あなたの僕に御顔の光を注ぎ 慈しみ深く、わたしをお救いください。
18 主よ、あなたを呼びます。 わたしを恥に落とすことなく 神に逆らう者をこそ恥に落とし 陰府に落とし、黙らせてください。
19 偽って語る唇を封じてください 正しい人を侮り、驕り高ぶって語る唇を。
20 御恵みはいかに豊かなことでしょう。 あなたを畏れる人のためにそれを蓄え 人の子らの目の前で あなたに身を寄せる人に、お与えになります。
21 御もとに彼らをかくまって 人間の謀から守ってくださいます。 仮庵の中に隠し 争いを挑む舌を免れさせてくださいます。
22 主をたたえよ。 主は驚くべき慈しみの御業を 都が包囲されたとき、示してくださいました。
23 恐怖に襲われて、わたしは言いました 「御目の前から断たれた」と。 それでもなお、あなたに向かうわたしの叫びを 嘆き祈るわたしの声を あまたは聞いてくださいました。
24 主の慈しみに生きる人はすべて、主を愛せよ。 主は信仰のある人を守り 傲慢な者には厳しく報いられる。
25 雄々しくあれ、心を強くせよ 主を待ち望む人はすべて。

危機に直面した時

2005-09-09 04:28:30 | その時の聖書
マタイによる福音書 6章25~34節

25 「だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。
26 空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈入れもせず、蔵に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値のあるものではないか。
27 あなたがたのうちだれが、思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか。
28 なぜ、衣服のことで思い悩むのか。野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。
29 しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。
30 今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、信仰の薄い者たちよ。
31 だから、「何を食べようか」「何をのもうか」「何を着ようか」と言って、思い悩むな。
32 それはみな、異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。
33 何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。
34 だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。
 

ヘブライ人への手紙 4章16節

16 だから、憐れみを受け、恵みにあずかって、時宜にかなった助けをいただくために、大胆に恵みの座に近づこうではありませんか。
 

詩編 121節1~8節

1 目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。 わたしの助けはどこから来るのか。
2 わたしの助けは来る 天地を造られた主のもとから。
3 どうか、主があなたを助けて 足がよろめかないようにし まどろむことなく見守ってくださるように。
4 見よ、イスラエルを見守る方は まどろむことなく、眠ることもない。
5 主はあなたを見守る方 あなたを覆う陰、あなたの右にいます方。
6 昼、太陽はあなたを撃つことがなく 夜、月もあなたを撃つことがない。
7 主がすべての災いを遠ざけて あなたを見守り あなたの魂を見守ってくださるように。
8 あなたの出で立つのも帰るのも 主が見守ってくださるように。 今も、そしてとこしえに。

家を離れて遠くへ行った時

2005-09-09 04:27:40 | その時の聖書
マタイによる福音書 10章16~20節

16 「わたしはあなたがたを遣わす。それは、狼の群れに羊を送り込むようなものだ。だから、蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい。
17 人々を警戒しなさい。あなたがたは地方法院に引き渡され、会堂で鞭打たれるからである。
18 また、わたしのために総督や王の前に引き出されて、彼らや異邦人に証しをすることになる。
19 引き渡されたときは、何をどう言おうかと心配してはならない。そのときには、言うべきことは教えられる。
20 実は、話すのはあなたがたではなく、あなたがたの中で語ってくださる、父の霊である。
 

詩編 121編1~8節

1 目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。 わたしの助けはどこから来るのか。
2 わたしの助けは来る 天地を造られた主のもとから。
3 どうか、主があなたを助けて 足がよろめかないようにし まどろむことなく見守ってくださるように。
4 見よ、イスラエルを見守る方は まどろむことなく、眠ることもない。
5 主はあなたを見守る方 あなたを覆う陰、あなたの右にいます方。
6 昼、太陽はあなたを撃つことがなく 夜、月もあなたを撃つことがない。
7 主がすべての災いを遠ざけて あなたを見守り あなたの魂を見守ってくださるように。
8 あなたの出で立つのも帰るのも 主が見守ってくださるように。 今も、そしてとこしえに。

愛する者が亡くなった時

2005-09-09 04:26:06 | その時の聖書
マタイによる福音書 5章4節

4 悲しむ人々は、幸いである、その人たちは慰められる。
 

コリントの信徒への手紙二 1章3、4節

3 わたしたちの主イエス・キリストの父である神、慈愛に満ちた父、慰めを豊かにくださる神がほめたたえられますように。
4 神は、あらゆる苦難に際してわたしたちを慰めてくださるので、わたしたちも神からいただくこの慰めによって、あらゆる苦難の中にある人々を慰めることができます。

感謝のおもいがあふれる時

2005-09-09 04:25:17 | その時の聖書
テサロニケの信徒への手紙一 5章18節

18 どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。
  

ヘブライ人への手紙 13章15節

15 だから、イエスを通して賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえる唇の実を、絶えず神に献げましょう。
 

詩編 100編1~5節

1 全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。
2 喜び祝い、主に仕え 喜び歌って御前に進み出よ。
3 知れ、主こそ神であると。 主はわたしたちを造られた。 わたしたちは主のもの、その民 主に養われる羊の群れ。
4 感謝の歌をうたって主の門に進み 賛美の歌をうたって主の庭に入れ。 感謝をささげ、御名をたたえよ。
5 主は恵み深く、慈しみはとこしえに 主の真実は代々に及ぶ。

神様に守られた時

2005-09-09 04:24:29 | その時の聖書
詩編 18編2~4節

2 主よ、わたしの力よ、わたしはあなたを慕う。
3 主はわたしの岩、砦、逃れ場 わたしの神、大岩、避けどころ わたしの盾、救いの角、砦の塔。
4 ほむべき方、主をわたしは呼び求め 敵から救われる。
 

詩編 34編8節

8 主の使いはその周りに陣を敷き 主を畏れる人を守り助けてくださった。

信仰上の失敗があった時

2005-09-09 04:22:56 | その時の聖書
ヘブライ人への手紙 11章1~40節

1 信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。
2 昔の人たちは、この信仰のゆえに神に認められました。
3 信仰によって、わたしたちは、この世界が神の言葉によって創造され、従って見えるものは、目に見えているものからできたのではないことが分かるのです。
4 信仰によって、アベルはカインより優れたいけにえを神に献げ、その信仰によって、正しい者であると証明されました。神が彼の献げ物を認められたからです。アベルは、死にましたが、信仰によってまだ語っています。
5 信仰によって、エクノは死を経験しないように、天に移されました。神が彼を移されたので、見えなくなったのです。移される前に、神に喜ばれていたことが証明されていたからです。
6 信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神が存在しておられること、また、神は御自分を求める者たちに報いてくださる方であることを、信じていなければならないからです。
7 信仰によって、ノアはまだ見ていない事柄について神のお告げを受けたとき、恐れかしこみながら、自分の家族を救うために箱舟を造り、その信仰によって世界を罪に定め、また信仰に基づく義を受け継ぐ者となりました。
8 信仰によって、アブラハムは、自分が財産として受け継ぐことになる土地に出て行くように召し出されると、これに服従し、行き先も知らずに出発したのです。
9 信仰によって、アブラハムは他国に宿るようにして約束の地に住み、同じ約束されたものを共に受け継ぐものであるイサク、ヤコブと一緒に幕屋に住みました。
10 アブラハムは、神が設計者であり建設者である堅固な土台を持つ都を待望していたからです。
11 信仰によって、不妊の女サラ自身も、年齢が盛りを過ぎていたのに子をもうける力を得ました。約束をなさった方は真実な方であると、信じていたからです。
12 それで、死んだも同様の一人の人から空の星のように、また海辺の数えきれない砂のように、多くの子孫が生まれたのです。
13 この人たちは皆、信仰を抱いて死にました。約束されたものを手に入れませんでしたが、はるかにそれを見て喜びの声をあげ、自分たちが地上ではよそ者であり、仮住まいの者であることを公に言い表したのです。
14 このように言う人たちは、自分が故郷を探し求めていることを明らかに表しているのです。
15 もし出て来た土地のことを思っていたのなら、戻るのに良い機会もあったかもしれません。
16 ところが実際は、彼らは更にまさった故郷、すなわち天の故郷を熱望していたのです。だから、神は彼らの神と呼ばれることを恥となさいません。神は、彼らのために都を準備されていたからです。
17 信仰によって、アブラハムは、試練を受けたとき、イサクを献げました。つまり、約束を受けていた者が、独り子を献げようとしたのです。
18 この独り子については「イサクから生まれる者が、あなたの子孫と呼ばれる」と言われていました。
19 アブラハムは、神が人を死者の中から生き返らせることもおできになると信じたのです。それで彼は、イサクを返してもらいましたが、それは死者の中から返してもらったも同然です。
20 信仰によって、イサクは、将来のことについても、ヤコブとエサウのために祝福を祈りました。
21 信仰によって、ヤコブは死に臨んで、ヨセフの息子たちの一人一人のために祝福を祈り、杖の先によりかかって神を礼拝しました。
22 信仰によって、ヨセフは臨終のとき、イスラエルの子らの脱出について語り、自分の遺骨について指示を与えました。
23 信仰によって、モーセは生まれてから三か月間、両親によって隠されました。その子の美しさを見、王の命令を恐れなかったからです。
24 信仰によって、モーセは成人したとき、ファラオの王女の子と呼ばれることを拒んで、
25 はかない罪の楽しみにふけるよりは、神の民と共に虐待される方を選び、
26 キリストのゆえに受けるあざけりをエジプトの財宝よりまさる富と考えました。与えられる報いに目を向けていたからです。
27 信仰によって、モーセは王の怒りを恐れず、エジプトを立ち去りました。目に見えない方を見ているようにして、耐え忍んでいたからです。
28 信仰によって、モーセは滅ぼす者が長子たちに手を下すことがないように、過越の食事をし、子羊の血を振りかけました。
29 信仰によって、人々はまるで陸地を通るように紅海を渡りました。同じように渡ろうとしたエジプト人たちは、おぼれて死にました。
30 信仰によって、エリコの城壁は、人々が周りを7日間回った後、崩れ落ちました。
31 信仰によって、娼婦ラハブは、様子を探りに来た者たちを穏やかに迎え入れたために、不従順な者たちと一緒に殺されなくて済みました。
32 これ以上、何を話そう。もしギデオン、バラク、サムソン、エフタ、ダビデ、サムエル、また預言者たちのことを語るなら、時間が足りないでしょう。
33 信仰によって、この人たちは国々を征服し、正義を行い、約束されたものを手にいれ、獅子の口をふさぎ、
34 燃え盛る火を消し、剣の刃を逃れ、弱かったのに強い者とされ、戦いの勇者となり、敵軍を敗走させました。
35 女たちは、死んだ身内を生き返らせてもらいました。他の人たちは、更にまさったよみがえりに達するために、釈放を拒み、拷問にかけられました。
36 また、他の人たちはあざけられ、鞭打たれ、鎖につながれ、投獄されるという目に遭いました。
37 彼らは石で打ち殺され、のこぎりで引かれ、剣で切り殺され、羊の皮や山羊の皮を着て放浪し、暮らしに事欠き、苦しめられ、虐待され、
38 荒れ野、山、岩穴、地の割れ目をさまよい歩きました。世は彼らにふさわしくなっかたのです。
39 ところで、この人たちはすべて、その信仰のゆえに神に認められながらも、約束されたものを手に入れませんでした。
40 神は、わたしたちのために、更にまさったものを計画してくださったので、わたしたちを除いては、彼らは完全な状態に達しなかったのです。
  

詩編 42編6節

6 なぜうなだれるのか、わたしの魂よ なぜうめくのか。 神を待ち望め。 わたしはなお、告白しよう 「御顔こそ、わたしの救い」と。

心配な時

2005-09-09 04:21:38 | その時の聖書
マタイによる福音書 6章19~34章

19 「あなたがたは地上に富を積んではならない。そこでは、虫が食ったり、さび付いたりするし、また、盗人が忍び込んで盗み出したりする。
20 富は、天に積みなさい。そこでは、虫が食うことも、さび付くこともなく、また、盗人が忍び込むことも盗み出すこともない。
21 あなたの富のあるところに、あなたの心もあるのだ。」
22 「体のともし火は目である。目が澄んでいれば、あなたの全身が明るいが、
23 濁っていれば、全身が暗い。だから、あなたの中にある光が消えれば、その暗さはどれほどであろう。」
24 「だれも二人の主人に仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛するか、一方に親しんで他方を軽んじるか、どちらかである。あなたがたは、神と富とに仕えることはできない。」
25 「だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。
26 空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈入れもせず、蔵に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値のあるものではないか。
27 あなたがたのうちだれが、思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか。
28 なぜ、衣服のことで思い悩むのか。野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。
29 しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。
30 今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、信仰の薄い者たちよ。
31 だから、「何を食べようか」「何をのもうか」「何を着ようか」と言って、思い悩むな。
32 それはみな、異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。
33 何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。
34 だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。
 

フィリピの信徒への手紙 4章6節

6 どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。
 

ペトロの手紙一 5章6、7節

6 だから、神の力強い御手の下で自分を低くしなさい。そうすれば、かの時には高めていただけます。
7 思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。神が、あなたのことを心にかけていてくださるからです。
 

詩編 46編2~12節

2 神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。 苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる。
3 わたしたちは決して恐れない 地が姿を変え 山々が揺らいで海の中に移るとも
4 海の水が騒ぎ、沸き返り その高ぶるさまに山々が震えるとも。
5 大河とその流れは、神の都に喜びを与える いと高き神のいます聖所に。
6 神はその中にいまし、都は揺らぐことはない。 夜明けとともに、神は助けをお与えになる。
7 すべての民は騒ぎ、国々は揺らぐ。 神が御声を出されると、地は溶け去る。
8 万軍の主はわたしたちと共にいます。 ヤコブの神はわたしたちの砦の塔。
9 主の成し遂げられることを仰ぎ見よう。 主はこの地を圧倒される。
10 地の果てまで、戦いを断ち 弓を砕き槍を折り、盾を焼き払われる。
11 「力を捨てよ、知れ わたしは神。 国々にあがめられ、この地であがめられる。」
12 万軍の主はわたしたちと共にいます。 ヤコブの神はわたしたちの砦の塔。

失望した時

2005-09-09 04:20:43 | その時の聖書
マタイによる福音書 5章11、12節

11 わたしのためにののしられ、迫害され、身に覚えのないことであらゆる悪口を浴びせられるとき、あなたがたは幸いである。
12 喜びなさい。大いに喜びなさい。天には大きな報いがある。あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。」
 

コリントの信徒への手紙二 4章8~18節

8 わたしたちは、四方から苦しめられても行き詰まらず、途方に暮れても失望せず、
9 虐げられても見捨てられず、打ち倒されても滅ぼされない。
10 わたしたちは、いつもイエスの死を体にまっとています、イエスの命がこの体に現れるために。
11 わたしたちは、生きている間、絶えずイエスのために死にさらされています、死ぬはずのこの身にイエスの命が現れるために。
12 こうして、わたしたちの内には死が働き、あなたがたの内には命が働いていることになります。
13 「わたしは信じた。それで、わたしは語った」と書いてあるとおり、それと同じ信仰の霊を持っているので、わたしたちも信じ、それだからこそ語ってもいます。
14 主イエスを復活させた神が、イエスと共にわたしたちをも復活させ、あなたがたと一緒に御前に立たせてくださると、わたしたちは知っています。
15 すべてこれらのことは、あなたがたのためであり、多くの人々が豊かに恵みを受け、感謝の念に満ちて神に栄光を帰すようになるためです。
16 だから、わたしたちは落胆しません。たとえわたしたちの「外なる人」は衰えていくとしても、わたしたちの「内なる人」は日々新たにされていきます。
17 わたしたちの一時の軽い艱難は、比べものにならないほど重みのある永遠の栄光をもたらしてくれます。
18 わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎさりますが、見えないものは永遠に存続するからです。
 

フィリピの信徒への手紙 4章4~7節

4 主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい。
5 あなたがたの広い心がすべての人に知られるようになさい。主はすぐ近くにおられます。
6 どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。
7 そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。

詩編 23編1~6節

1 主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。
2 主はわたしを青草の原に休ませ 憩いの水のほとりに伴い
3 魂を生き返らせてくださる。 主は御名にふさわしくわたしを正しい道に導かれる。
4 死の陰の谷を行くときも わたしは災いを恐れない。 あなたがわたしと共にいてくださる。 あなたの鞭、あなたの杖 それがわたしを力づける。
5 わたしを苦しめる者を前にしても あなたはわたしに食卓を整えてくださる。 わたしの頭に香油を注ぎ わたしの杯を溢れさせてくださる。
6 命ある限り 恵みと慈しみはいつもわたしを追う。 主の家にわたしは帰り 生涯、そこにとどまるであろう。
 

詩編 42編7~12節

7 わたしの神よ。 わたしの魂はうなだれて、あなたを思い起こす。 ヨルダンの地から、ヘルモンとミザルの山から
8 あなたの注ぐ激流のとどろきにこたえて 深淵は深淵に呼ばわり 砕け散るあなたの波はわたしを越えて行く。
9 昼、主は命じて慈しみをわたしに送り 夜、主の歌がわたしと共にある わたしの命の神への祈りが。
10 わたしの岩、わたしの神に言おう。 「なぜ、わたしをお忘れになったのか。 なぜ、わたしは敵に虐げられ 嘆きつつ歩くのか。」
11 わたしを苦しめる者はわたしの骨を砕き 絶え間なく嘲って言う 「お前の神はどこにいる」と。
12 なぜうなだれるのか、わたしの魂よ なぜうめくのか。 神を待ち望め。 わたしはなお、告白しよう 「御顔こそ、わたしの救い」と。 わたしの神よ。
 

詩編 55編23節

23 あなたの重荷を主にゆだねよ 主はあなたを支えてくださる。 主は従う者を支え とこしえに動揺しないように計らってくださる。

心がせめられる時

2005-09-09 04:19:34 | その時の聖書
ローマの信徒への手紙 8章31~39節

31 では、これらのことについて何と言ったらよいだろうか。もし神がわたしたちの見方であるならば、だれがわたしたちに敵対できますか。
32 わたしたちすべてのために、その御子をさえ惜しまず死に渡された方は、御子と一緒にすべてのものをわたしたちに賜らないはずがありましょうか。
33 だれが神に選ばれた者たちを訴えるでしょう。人を義としてくださるのは神なのです。
34 だれがわたしたちを罪に定めることができましょう。死んだ方、否、むしろ、復活させられた方であるキリスト・イエスが、神の右の座に座っていて、わたしたちのために執り成してくださるのです。
35 だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か。
36 「わたしたちは、あなたのために 一日中死にさらされ、屠られる羊のように見られている」と書いてあるとおりです。
37 しかし、これらすべてのことにおいて、わたしたちは、わたしたちを愛してくださる方によって輝かしい勝利を収めています。
38 わたしは確信しています。死も、命も、天使も、支配するものも、現在のものも、未来のものも、力あるものも、
39 高い所にいるものも、低い所にいるものも、他のどんな被造物も、わたしたちの主キリスト・イエスによって示された神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのです。

ヨハネの手紙一 1章4~9節

4 わたしたちがこれらのことを書くのは、わたしたちの喜びが満ちあふれるようになるためです。
5 わたしたちがイエスから既に聞いていて、あなたがたに伝える知らせとは、神は光であり、神には闇が全くないということです。
6 わたしたちが、神との交わりを持っていると言いながら、闇の中を歩むなら、それはうそをついているのであり、真理を行ってはいません。
7 しかし、神が光の中におられるように、わたしたちが光の中を歩むなら、互いに交わりを持ち、御子イエスの血によってあらゆる罪から清められます。
8 自分に罪がないと言うなら、自らを欺いており、真理はわたしたちの内にありません。
9 自分の罪を公に言い表すなら、神は真実で正しい方でですから、罪を赦し、あらゆる不義からわたしたちを清めてくださいます。

詩編 6編2~11節

2 主よ、怒ってわたしを責めないでください 憤って懲らしめないでください。
3 主よ、憐れんでください わたしは嘆き悲しんでいます。 主よ、癒してください わたしの骨は恐れ
4 わたしの魂は恐れおののいています。 主よ、いつまでなのでしょう。
5 主よ、立ち返り わたしの魂を助け出してください。 あなたの慈しみにふさわしく わたしを救ってください。
6 死の国へ行けば、だれもあなたの名を唱えず 陰府に入れば だれもあなたに感謝をささげません。
7 わたしは嘆き疲れました。 夜ごと涙は床に溢れ、寝床は漂うほどです。
8 苦悩にわたしの目は衰えて行き わたしを苦しめる者のゆえに 老いてしまいました。
9 悪を行う者よ、皆わたしを離れよ。 主はわたしの泣く声を聞き
10 主はわたしの嘆きを聞き 主はわたしの祈りを受け入れてくださる。
11 敵は皆、恥に落とされて恐れおののき たちまち退いて、恥に落とされる。

恐怖におそわれた時

2005-09-09 04:18:38 | その時の聖書
マタイによる福音書 10章28節

28 体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。むしろ、魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい。
 

テモテへの手紙二 1章7節

7 神は、おくびょうの霊ではなく、力と愛と思慮分別の霊をわたしたちにくださったのです。
  

ヘブライ人への手紙 13章5、6節

5 金銭に執着しない生活をし、今持っているもので満足しなさい。神御自身、「わたしは、決してあなたから離れず、決してあなたを置き去りにはしない」と言われました。
6 だから、わたしたちは、はばからずに次のように言うことができます。「主はわたしの助け手。わたしは恐れない。人はわたしに何ができるだろう。」

詩編 34編5節

5 わたしは主に求め 主は答えてくださった。 脅かすものから常に救い出してくださった。

悲しみで心がふさぐ時

2005-09-09 04:17:49 | その時の聖書
マタイによる福音書 5章4節

4 悲しむ人々は、幸いである、その人たちは慰められる。

ヨハネによる福音書 14章1~31節

1 「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。
2 わたしの父の家には住む所がたくさんある。もしなければ、あなたがたのために場所を用意しに行くと言ったであろうか。
3 行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻って来て、あなたがたをわたしのもとに迎える。こうしてわたしのいる所に、あなたがたもいることになる。
4 わたしがどこへ行くのか、その道をあなたがたは知っている。」
5 トマスが言った。「主よ、どこへ行かれるのか、わたしたちは分かりません。どうして、その道を知ることができるでしょうか。」
6 イエスは言われた。「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。
7 あなたがたがわたしを知っているなら、わたしの父をも知ることになる。今から、あなたがたは父を知る。いや、既に父を見ている。」
8 フィリポが「主よ、わたしたちに御父をお示しください。そうすれば満足できます。」と言うと、
9 イエスは言われた。「フィリポ、こんなに長い間一緒にいるのに、わたしが分かっていないのか。わたしを見た者は、父を見たのだ。なぜ、「わたしたちに御父をお示しください」と言うのか。
10 わたしが父の内におり、父がわたしの内におられることを、信じないのか。わたしがあなたがたに言う言葉は、自分から話しているのではない。わたしの内におられる父が、その業を行っておられるのである。
11 わたしが父の内におり、父がわたしの内におられると、わたしが言うのを信じなさい。もしそれを信じないなら、業そのものによって信じなさい。
12 はっきり言っておく。わたしを信じる者は、わたしが行う業を行い、また、もっと大きな業を行うようになる。わたしが父のもとへ行くからである。
13 わたしの名によって願うことは、何でもかなえてあげよう。こうして、父は子によって栄光をお受けになる。
14 わたしの名によって何かを願うならば、わたしがかなえてあげよう。」
15 あなたがたは、わたしを愛しているならば、わたしの掟を守る。
16 わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。
17 この方は、真理の霊である。世は、この霊を見ようとも知ろうともしないので、受け入れることができない。しかし、あなたがたはこの霊を知っている。この霊があなたがたと共におり、これからも、あなたがたの内にいるからである。
18 わたしは、あなたがたをみなしごにはしておかない。あなたがたのところに戻って来る。
19 しばらくすると、世はもうわたしを見なくなるが、あなたがたはわたしを見る。わたしが生きているいるので、あなたがたも生きることになる。
20 かの日には、わたしが父の内におり、あなたがたがわたしの内におり、わたしもあなたがたの内にいることが、あなたがたに分かる。
21 わたしの掟を受け入れ、それを守る人は、わたしを愛する者である。わたしを愛する人は、わたしの父に愛される。わたしもその人を愛して、その人にわたし自身を現わす。」
22 イスカリオテでない方のユダが、「主よ、わたしたちには御自分を現わそうとなさるのに、世にはそうなさらないのは、なぜでしょうか」と言った。
23 イエスはこう答えて言われた。「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む。
24 わたしを愛さない者は、わたしの言葉を守らない。あなたがたが聞いている言葉はわたしのものではなく、わたしをお遣わしになった父のものである。
25 わたしは、あなたがたといたときに、これらのことを話した。
26 しかし、弁護者、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる。
27 わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。わたしはこれを、世が与えるように与えるのではない。心を騒がせるな。おびえるな。
28 「わたしは去って行くが、また、あなたがたのところへ戻って来る」と言ったのをあなたがたは聞いた。わたしを愛しているなら、わたしが父のもとに行くのを喜んでくれるはずだ。父はわたしよりも偉大な方だからである。
29 事が起こったときに、あなたがたが信じるようにと、今、その事の起こる前に話しておく。
30 もはや、あなたがたと多くを語るまい。世の支配者が来るからである。だが、彼はわたしをどうすることもできない。
31 わたしが父を愛し、父がお命じになったとおりに行っていることを、世は知るべきである。さあ、立て。ここから出かけよう。」

コリントの信徒への手紙二 1章3、4節

3 わたしたちの主イエス・キリストの父である神、慈愛に満ちた父、慰めを豊かにくださる神がほめたたえられますように。
4 神は、あらゆる苦難に際してわたしたちを慰めてくださるので、わたしたちも神からいただくこの慰めによって、あらゆる苦難の中にある人々を慰めることができます。

テサロニケの信徒への手紙一 4章13~18節

13 兄弟たち、既に眠りについた人たちについては、希望を持たないほかの人々のように嘆き悲しまないために、ぜひ次のことを知っておいてほしい。
14 イエスが死んで復活されたと、わたしたちは信じています。神は同じように、イエスを信じて眠りについた人たちをも、イエスと一緒に導き出してくださいます。
15 主の言葉に基づいて次のことを伝えます。主が来られる日まで生き残るわたしたちが、眠りについた人たちより先になることは、決してありません。
16 すなわち、合図の号令がかかり、大天使の声が聞こえて、神のラッパが鳴り響くと、主御自身が天から降って来られます。すると、キリストに結ばれて死んだ人たちが、まず最初に復活し、
17 それから、わたしたち生き残っている者が、空中で主と出会うために、彼らと一緒に雲に包まれて引き上げられます。このようにして、わたしたちはいつまでも主と共にいることになります。
18 ですから、今述べた言葉によって励まし合いなさい。

詩編 51編3~21節

3 神よ、わたしを憐れんでください 御慈しみをもって。 深い御憐れみをもって 背きの罪をぬぐってください。
4 わたしの咎をことごとく洗い 罪から清めてください。
5 あなたに背いたことをわたしは知っています。 わたしの罪は常にわたしの前に置かれています。
6 あなたに、あなたのみにわたしは罪を犯し 御目に悪事と見られることをしました。 あなたの言われることは正しく あなたの裁きに誤りはありません。
7 わたしは咎のうちに産み落とされ 母がわたしを身ごもったときも わたしは罪のうちにあったのです。
8 あなたは秘儀ではなくまことを望み 秘術を排して知恵を悟らせてくださいます。
9 ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください わたしが清くなるように。 わたしを洗ってください 雪よりも白くなるように。
10 喜び祝う声を聞かせてください あなたによって砕かれたこの骨が喜び踊るように。
11 わたしの罪に御顔を向けず 咎をことごとくぬぐってください。
12 神よ、わたしの内に清い心を創造し 新しく確かな霊を授けてください。
13 御前からわたしを退けず あなたの聖なる霊を取り上げないでください。
14 御救いの喜びを再びわたしに味あわせ 自由の霊によって支えてください。
15 わたしはあなたの道を教えます あなたに背いている者に 罪人が御もとに立ち返るように。
16 神よ、わたしの救いの神よ 流血の災いからわたしを救い出してください。 恵みの御業をこの舌は喜び歌います。
17 主よ、わたしの唇を開いてください この口はあなたの賛美を歌います。
18 もしいけにえがあなたに喜ばれ 焼き尽くす献げ物が御旨にかなうのなら わたしはそれをささげます。
19 しかし、神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。 打ち砕かれ悔いる心を 神よ、あなたは侮られません。
20 御旨のままにシオンを恵み エルサレムの城壁を築いてください。
21 そのときには、正しいいけにえも 焼き尽くす完全な捧げ物も、あなたに喜ばれ そのときには、あなたの祭壇に 雄牛がささげられるでしょう。

疑いがおこった時

2005-09-09 04:16:55 | その時の聖書
マタイによる福音書 8章26節

26 イエスは言われた。「なぜ怖がるのか。信仰の薄い者たちよ。」そして、起き上がって風と湖とをお叱りになると、すっかり凪になった。

ヘブライ人への手紙 11章1~40節

1 信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。
2 昔の人たちは、この信仰のゆえに神に認められました。
3 信仰によって、わたしたちは、この世界が神の言葉によって創造され、従って見えるものは、目に見えているものからできたのではないことが分かるのです。
4 信仰によって、アベルはカインより優れたいけにえを神に献げ、その信仰によって、正しい者であると証明されました。神が彼の献げ物を認められたからです。アベルは、死にましたが、信仰によってまだ語っています。
5 信仰によって、エクノは死を経験しないように、天に移されました。神が彼を移されたので、見えなくなったのです。移される前に、神に喜ばれていたことが証明されていたからです。
6 信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神が存在しておられること、また、神は御自分を求める者たちに報いてくださる方であることを、信じていなければならないからです。
7 信仰によって、ノアはまだ見ていない事柄について神のお告げを受けたとき、恐れかしこみながら、自分の家族を救うために箱舟を造り、その信仰によって世界を罪に定め、また信仰に基づく義を受け継ぐ者となりました。
8 信仰によって、アブラハムは、自分が財産として受け継ぐことになる土地に出て行くように召し出されると、これに服従し、行き先も知らずに出発したのです。
9 信仰によって、アブラハムは他国に宿るようにして約束の地に住み、同じ約束されたものを共に受け継ぐものであるイサク、ヤコブと一緒に幕屋に住みました。
10 アブラハムは、神が設計者であり建設者である堅固な土台を持つ都を待望していたからです。
11 信仰によって、不妊の女サラ自身も、年齢が盛りを過ぎていたのに子をもうける力を得ました。約束をなさった方は真実な方であると、信じていたからです。
12 それで、死んだも同様の一人の人から空の星のように、また海辺の数えきれない砂のように、多くの子孫が生まれたのです。
13 この人たちは皆、信仰を抱いて死にました。約束されたものを手に入れませんでしたが、はるかにそれを見て喜びの声をあげ、自分たちが地上ではよそ者であり、仮住まいの者であることを公に言い表したのです。
14 このように言う人たちは、自分が故郷を探し求めていることを明らかに表しているのです。
15 もし出て来た土地のことを思っていたのなら、戻るのに良い機会もあったかもしれません。
16 ところが実際は、彼らは更にまさった故郷、すなわち天の故郷を熱望していたのです。だから、神は彼らの神と呼ばれることを恥となさいません。神は、彼らのために都を準備されていたからです。
17 信仰によって、アブラハムは、試練を受けたとき、イサクを献げました。つまり、約束を受けていた者が、独り子を献げようとしたのです。
18 この独り子については「イサクから生まれる者が、あなたの子孫と呼ばれる」と言われていました。
19 アブラハムは、神が人を死者の中から生き返らせることもおできになると信じたのです。それで彼は、イサクを返してもらいましたが、それは死者の中から返してもらったも同然です。
20 信仰によって、イサクは、将来のことについても、ヤコブとエサウのために祝福を祈りました。
21 信仰によって、ヤコブは死に臨んで、ヨセフの息子たちの一人一人のために祝福を祈り、杖の先によりかかって神を礼拝しました。
22 信仰によって、ヨセフは臨終のとき、イスラエルの子らの脱出について語り、自分の遺骨について指示を与えました。
23 信仰によって、モーセは生まれてから三か月間、両親によって隠されました。その子の美しさを見、王の命令を恐れなかったからです。
24 信仰によって、モーセは成人したとき、ファラオの王女の子と呼ばれることを拒んで、
25 はかない罪の楽しみにふけるよりは、神の民と共に虐待される方を選び、
26 キリストのゆえに受けるあざけりをエジプトの財宝よりまさる富と考えました。与えられる報いに目を向けていたからです。
27 信仰によって、モーセは王の怒りを恐れず、エジプトを立ち去りました。目に見えない方を見ているようにして、耐え忍んでいたからです。
28 信仰によって、モーセは滅ぼす者が長子たちに手を下すことがないように、過越の食事をし、子羊の血を振りかけました。
29 信仰によって、人々はまるで陸地を通るように紅海を渡りました。同じように渡ろうとしたエジプト人たちは、おぼれて死にました。
30 信仰によって、エリコの城壁は、人々が周りを7日間回った後、崩れ落ちました。
31 信仰によって、娼婦ラハブは、様子を探りに来た者たちを穏やかに迎え入れたために、不従順な者たちと一緒に殺されなくて済みました。
32 これ以上、何を話そう。もしギデオン、バラク、サムソン、エフタ、ダビデ、サムエル、また預言者たちのことを語るなら、時間が足りないでしょう。
33 信仰によって、この人たちは国々を征服し、正義を行い、約束されたものを手にいれ、獅子の口をふさぎ、
34 燃え盛る火を消し、剣の刃を逃れ、弱かったのに強い者とされ、戦いの勇者となり、敵軍を敗走させました。
35 女たちは、死んだ身内を生き返らせてもらいました。他の人たちは、更にまさったよみがえりに達するために、釈放を拒み、拷問にかけられました。
36 また、他の人たちはあざけられ、鞭打たれ、鎖につながれ、投獄されるという目に遭いました。
37 彼らは石で打ち殺され、のこぎりで引かれ、剣で切り殺され、羊の皮や山羊の皮を着て放浪し、暮らしに事欠き、苦しめられ、虐待され、
38 荒れ野、山、岩穴、地の割れ目をさまよい歩きました。世は彼らにふさわしくなっかたのです。
39 ところで、この人たちはすべて、その信仰のゆえに神に認められながらも、約束されたものを手に入れませんでした。
40 神は、わたしたちのために、更にまさったものを計画してくださったので、わたしたちを除いては、彼らは完全な状態に達しなかったのです。

意気消沈した時

2005-09-09 04:15:59 | その時の聖書
詩編 34編2~23節

2 どのようなときも、わたしは主をたたえ わたしの口は絶えることなく賛美を歌う。
3 わたしの魂は主を賛美する。 貧しい人よ、それを聞いて喜び祝え。
4 わたしと共に主をたたえよ。 ひとつになって御名をあがめよう。
5 わたしは主に求め 主は答えてくださった。 脅かすものから常に救い出してくださった。
6 主を仰ぎ見る人は光と輝き 辱めに顔を伏せることはない。
7 この貧しい人が呼び求める声を主は聞き 苦難から常に救ってくださった。
8 主の使いはその周りに陣を敷き 主を畏れる人を守り助けてくださった。
9 味わい、見よ、主の恵み深さを。 いかに幸いなことか、御もとに身を寄せるひとは。
10 主の聖なる人々よ、主を畏れ敬え。 主を畏れる人には何も欠けることがない。
11 若獅子は獲物がなくて飢えても 主に求める人には良いものの欠けることがない。
12 子らよ、わたしに聞き従え。 主を畏れることを教えよう。
13 喜びをもって生き 長生きして幸いを見ようと望むものは
14 舌を悪から 唇を偽りの言葉から遠ざけ
15 悪を避け、善を行い 平和を尋ね求め、追い求めよ。
16 主は、従う人に目を注ぎ 助けを求める叫びに耳を傾けてくださる。
17 主は悪を行う者に御顔を向け その名の記念を地上から絶たれる。
18 主は助けを求める人の叫びを聞き 苦難から常に彼らを助けだされる。
19 主は打ち砕かれた心に近くいまし 悔いる霊を救ってくださる。
20 主に従う人には災いが重なるが 主はそのすべてから救い出し
21 骨の一本も損なわれることのないように 彼を守ってくださる。
22 主に逆らう者は災いに遭えば命を失い 主に従う人を憎む者は罪に定められる。
23 主はその僕の魂を贖ってくださる。 主を避けどころとする人は 罪に定められることがない。

祈りたい時

2005-09-09 04:02:06 | その時の聖書
ルカによる福音書 11章1~13節

1 イエスはある所で祈っておられた。祈りが終わると、弟子の一人がイエスに、「主よ、ヨハネが弟子に教えたように、わたしたちにも祈りを教えて下さい」と言った。
2 そこで、イエスは言われた。「祈る時にはこう言いなさい。「父よ、御名が崇められますように。御国が来ますように。
3 わたしたちに必要な糧を毎日与えてください。
4 わたしたちの罪を赦してください、わたしたちも負い目のある人を皆赦しますから。わたしたちを誘惑に遭わせないでください。」」
5 また、弟子たちに言われた。「あなたがたのうちのだれかに友達がいて、真夜中にその人のところに行き、次のように言ったとしよう。「友よ、パンを三つ貸してください。
6 旅行中の友達がわたしのところに立ち寄ったが、何も出すものがないのです。」
7 すると、その人は家の中から答えるにちがいない。「面倒をかけないでください。もう戸は閉めたし、子供たちはわたしのそばで寝ています。起きてあなたに何かをあげるわけには行きません。」
8 しかし、行っておく。その人は、友達だからということでは起きて何かを与えるようなことはなくても、しつように頼めば、起きてきて、必要なものは何でも与えるだろう。
9 そこで、わたしは言っておく。求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。
10 だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。
11 あなたがたの中に、魚を欲しがる子供に、魚の代わりに蛇を与える父親がいるだろうか。
12 また、卵を欲しがるのに、さそりを与える父親がいるだろうか。
13 このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。まして天の父は求める者に聖霊を与えてくださる。」

ヨハネによる福音書 17章1~26節

1 イエスはこれらのことを話してから、天を仰いで言われた。「父よ、時が来ました。あなたの子があなたの栄光を現わすようになるために、子に栄光を与えてください。
2 あなたは子にすべての人を支配する権能をお与えになりました。そのために、子はあなたからゆだねられた人すべてに、永遠の命を与えることが出来るのです。
3 永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです。
4 わたしは、行うようにとあなたが与えてくださった業を成し遂げて、地上であなたの栄光を現わしました。
5 父よ、今、御前でわたしに栄光をあたえてください。世界が造られる前に、わたしがみもとで持っていたあの栄光を。
6 世から選び出してわたしに与えてくださった人々に、わたしは御名を現わしました。彼らはあなたのものでしたが、あなたはわたしに与えてくださいました。彼らは、御言葉を守りました。
7 わたしに与えてくださったものはみな、あなたからのものであることを、今、彼らは知っています。
8 なぜなら、わたしはあなたから受けた言葉を彼らに伝えて、彼らはそれを受け入れて、わたしがみもとから出て来たことを本当に知り、あなたがわたしをお遣わしになったことを信じたからです。
9 彼らのためにお願いします。世のためではなく、わたしに与えてくださった人々のためにお願いします。彼らはあなたのものだからです。
10 わたしのものはすべてあなたのもの、あなたのものはわたしのものです。わたしは彼らによって栄光をうけました。
11 わたしは、もはや世にはいません。彼らは世にのこりますが、わたしはみもとに参ります。聖なる父よ、わたしに与えてくださった御名によって彼らを守ってください。わたしたちのように、彼らも一つとなるためです。
12 わたしは彼らと一緒にいる間、あなたが与えてくださった御名によって彼らを守りました。わたしが保護したので、滅びの子のほかは、だれも滅びませんでした。聖書が実現するためです。
13 しかし、今、わたしはみもとに参ります。世にいる間に、これらのことを語るのは、わたしの喜びが彼らの内に満ちあふれるようになるためです。
14 わたしは彼らに御言葉を伝えましたが、世は彼らを憎みました。わたしが世に属していないように、彼らも世に属していないからです。
15 わたしがお願いするのは、彼らを世から取り去ることではなく、悪い者から守ってくださることです。
16 わたしが世に属していないように、彼らも世に属していないのです。
17 真理によって、彼らを聖なる者としてください。あなたの御言葉は真理です。
18 わたしを世にお遣わしになったように、わたしも彼らを世に遣わしました。
19 彼らのために、わたしは自分自身をささげます。彼らも、真理によってささげられた者となるためです。
20 また、彼らのためだけでなく、彼らの言葉によってわたしを信じる人々のためにも、お願いします。
21 父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内に、すべての人を一つにしてください。彼らもわたしの内にいるいるようにしてください。そうすれば、世は、あなたがわたしをお遣わしになったことを信じるようになります。
22 あなたがくださった栄光を、わたしは彼らに与えました。わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためです。
23 わたしが彼らの内におり、あなたがわたしの内におられるのは、彼らが完全に一つになるためです。こうして、あなたがわたしをお遣わしになったこと、また、わたしを愛しておられたように、彼らをも愛しておられたことを、世が知るようになります。
24 父よ、わたしに与えてくださった人々を、わたしのいる所に、共におらせてください。それは、天地創造の前からわたしを愛して、与えてくださったわたしの栄光を、彼らに見せるためです。
25 正しい父よ、世はあなたを知りませんが、わたしはあなたを知っており、この人々はあなたがわたしを遣わされたことを知っています。
26 わたしは御名を彼らに知らせました。また、これからも知らせます。わたしに対するあなたの愛が彼らの内にあり、わたしも彼らの内にいるようになるためです。」

ヨハネの手紙一 5章14,15節

14 何事でも神の御心に適うことをわたしたちが願うなら、神は聞き入れてくださる。これが神に対するわたしたちの確信です。
15 わたしたちは、願い事は何でも聞き入れてくださるということが分かるなら、神に願ったことは既にかなえられていることも分かります。

詩編 4編2~9節

2 呼び求めるわたしに答えてください わたしの正しさを認めてくださる神よ。 苦難から解き放ってください 憐れんで、祈りを聞いてください。
3 人の子らよ いつまでわたしの名誉を辱めにさらすのか むなしさを愛し、偽りを求めるのか。
4 主の慈しみに生きる人を主は見分けて 呼び求める声を聞いてくださると知れ。
5 おののいて罪を離れよ。 横たわるときも自らの心と語り そして沈黙に入れ。
6 ふさわしい献げ物をささげて、主に依り頼め。
7 恵みを示す者があろうかと、多くの人は問います。 主よ、わたしたちに御顔の光を向けてください。
8 人々は麦とぶどうを豊かに取り入れて喜びます。 それにもまさる喜びを わたしの心にお与えください。
9 平和のうちに身を横たえ、わたしは眠ります。 主よ、あなただけが、確かに わたしをここに住まわせてくださるのです。
 

詩編 42編2~12節

2 涸れた谷に鹿が水を求めるように 神よ、わたしの魂はあなたを求める。
3 神に、命の神に、わたしの魂は渇く。 いつ御前に出て 神の御顔を仰ぐことができるのか。
4 昼も夜も、わたしの糧は涙ばかり。 人は絶え間なく言う 「お前の神はどこにいる」と。
5 わたしは魂を注ぎ出し、思い起こす 喜び歌い感謝をささげる声の中を 祭りに集う人の群れと共に進み 神の家に入り、ひれ伏したことを。
6 なぜうなだれるのか、わたしの魂よ なぜうめくのか。 神を待ち望め。 わたしはなお、告白しよう 「御顔こそ、わたしの救い」と。
7 わたしの神よ。 わたしの魂はうなだれて、あなたを思い起こす。 ヨルダンの地から、ヘルモンとミザルの山から
8 あなたの注ぐ激流のとどろきにこたえて 深淵は深淵に呼ばわり 砕け散るあなたの波はわたしを越えて行く。
9 昼、主は命じて慈しみをわたしに送り 夜、主の歌がわたしと共にある わたしの命の神への祈りが。
10 わたしの岩、わたしの神に言おう。 「なぜ、わたしをお忘れになったのか。 なぜ、わたしは敵に虐げられ 嘆きつつ歩くのか。」
11 わたしを苦しめる者はわたしの骨を砕き 絶え間なく嘲って言う 「お前の神はどこにいる」と。
12 なぜうなだれるのか、わたしの魂よ なぜうめくのか。 神を待ち望め。 わたしはなお、告白しよう 「御顔こそ、わたしの救い」と。 わたしの神よ。