河豚公国(かわぶたこうこく)

神聖・河豚公国(しんせい・かわぶたこうこく) 始めました。
河豚公国は少しお休みです。

【ドジョウを生かす】 朱鷺の保護をかけた戦い-其ノ019【方法の一案】

2009年10月02日 11時25分00秒 | 仲間な動物達
まぁ。
とにかく佐渡で餌場が充実してくれないと朱鷺が生きていけないわけで。
今現在の朱鷺の為の穂場は、規定では以下の通りなんだけど(15センチは元々は30センチだったのかな? でも、そんなに掘れないという声が続出して基準を下げたのかな? でも、実際は『深み』ゼロのところの方が多いな)。
以下がその図です。

深みは常に水を張っておくことは言うまでもありません。

そして、実態はこうです。


田んぼは、秋に機械を入れても沈まないように、途中で『中干し』っていう作業をします。
その時に溝を掘って、思いっきり排水の便をよくしてしまうんです。溝を切ると、余分な水分が溝に流れ込み、水を求めて生き物達も溝に密集します。しかし、大雨でも降らない限りは乾ききって死にます。

こんなことをしていたら、ドジョウが増えるわけねぇジャン!!
夏の初めまでは無数にいたドジョウがどんどん減っていってしまう要因は、この農法が全てです。逆に言うと、これを改善できればドジョウは増えます。(注:河豚公国は、通年水を抜かない常時淡水農法を行っていましたから深みとか江とか本当は関係ないんですが、それでも作れと指示があるので設置しましたよ。まぁ、水路として田んぼの水を攪拌する機能は果たしてくれて美味しいお米が捕れたので、全くの無駄ではなかったですが)。
ただ、老人たちに江をつけろ、深みを作れと要求するのは体力的に不可能な事だと思います。
思いっきりキツイ作業です。ボランティアの方々が応援に来てくれるとかいうならともかく、背中の曲がった年よりには、不可能な要求です。

じゃあ、代案出さなきゃなぁ。
というわけで、代案を出しましょう。


様は、ドジョウが生き延びることが出来て、楽に出来て、従来の農法の邪魔にならなきゃ良いわけでしょ?
一応、これでその条件は全て満たしているはずです。
この捕獲したドジョウを、どこか条件のよい場所にみんなで持ち寄ることを義務付ければ、あっという間に餌の問題は解決するはずです。持ち寄ったドジョウたちは、次の春に子供を生んで、また田んぼに帰ってきてくれるでしょう。朱鷺も、これにより十分な数に増えることが出来るはずです。


 役所も官僚も学者も、現実をしっかりと見つめてくれ。知恵が出せないなら、お前らいらないから。
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