練習ノート

順大で研究生だった頃、
周りの学生さんは練習ノートを書いていたようでした。
また、その頃、よく見に行っていた車椅子バスケの選手も練習ノートを書いていました。彼は北京とロンドンのパラに出場しました。


練習ノートに書くことは、次のようなことです。
１．練習内容
２．感想や反省（できたこと・できなかったこと、うまくいかなかったこと、わからないこと）
３．食事のメニュー、家庭でのトレーニング
４．明日やるべきこと

３は人によりけりですね。
絵を書いて、動きを記録する人もいます。

なんのために書くか？
忘れないためです。

ミスをして注意をされると、最初の頃は気を付けようと思っていますが、時間が経つと、ミスに対する改善策がないまま「注意された」という感情だけが残ってしまいます。
また、自分の課題を確認してから練習すると、よりよくプレーに取り組むことができます。
言語化することで、自分の目標や課題を強く意識できるようになります。

試合の後は、どのように点を取られてしまったか、逆に、どう得点できたかを記録すると、
弱点や苦手なパターンが見え、よくない流れを避けることができます。
得点につながる攻撃パターンがわかると、練習にも生かせます。