Look at the Dawn Sky (^^)

生きとし生けるものが幸せでありますように。

復活つながり(雨天番外編)

2016-09-29 17:04:20 | 日記

 それにしても本当によく降りますね。

 そのくせ僅かな晴れ間には気温が30℃を上回ったりして、とても蒸し暑かったりしながら一昨日より金木犀の香りも漂い始めて、更にまたしてもチャバ(台風18号)さんが発生したそうですね。

 目まぐるしい生滅変化は仕方ありませんけれども、最近地味にダメージの大きな変化が身の回りで起こりました。

 それは……またしてもまたしても、お気に入りの本屋さんが閉店してしまったのであります。……と、思ったら閉店ではなく移転だったことを昨日知りました(笑)。

 まあ私の一人合点に過ぎなかったワケですが、閉店ではなく移転として馴染みの本屋さんが新たに復活していたことにホッとしました。

 そして昨日はその本屋さんに行って来たのですが、残念ながら上座仏教系の本はかなり減っていました。何しろ売り場面積が以前の半分ほどに縮小されていたため仕方ない事です。

 気を取り直して売り場をザッと一周してみると、もう結構以前に完結した筈の懐かしいライトノベルの新刊が目を引きました。しかも二つ!。

 ひとつは「人類は衰退しました」というタイトルです。人口の減少によって衰退が止まらない人類が住まうこの地球上には、現在人間さん大好きな妖精さんが絶賛繁栄中!というファンタジーものです。

 そしてもうひとつは「狼と香辛料」というタイトルです。一人の行商人と狼女がつかず離れず中世ヨーロッパの世界を旅して回る商売繁盛ファンタジーものです。

 しかもこの「狼と香辛料」は完結後の短編集の他にもう一冊、この同一タイトルで新シリーズ開始の一冊も並んでいました。

 思わず作者さんのあとがきに目を通しますと「生活が苦し……」などと書いていましたが全く問題ありません(笑)。

 そして売り場面積縮小に伴って、私が入荷停止を最も恐れていた「BIRDER」という野鳥の専門誌も無事に新刊が並んでいましたね。




 という訳で、一度失われたものは二度と戻って来ない浮き世の流れにおいて、偶さか微かに見られる復活劇がつながった今日この頃であります。

 拙作「生ける屍達についての日記帖:Data of the living dead 」も華麗な復活劇を成し遂げたいのならば、その前に一度きちんと終わらせなければなりませんが……それがいつになるものやら見当もつかない今日この頃でもあります。



230 拝