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平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

箱根の紅葉

2010-11-28 21:01:45 | 季節のこと
おそらく年に2回以上は出かけている箱根。
我が家では晩秋から初冬にかけての定番にもなっていると言っていい箱根。
今回、紅葉は終わったであろうと予測してのお出かけの土曜日27日。
しかし紅葉の名残を惜しむという意味でも、まだ十分見れる状況でした。
当然、交通渋滞も人出もそれほどでもなし。

【箱根強羅公園】
で、早めに出かけた結果、
最初の目的地「強羅公園」に開園9:00前に到着し、入園一番乗り。
目の前のローズガーデンには誰もいません。


散り落ちた無数の紅や黄の葉が苔の緑と絶妙な色彩のハーモニー。


園の中央にある噴水がちょっと寒そうですが、その飛沫に初冬の陽差しが反射しなかなかの雰囲気。


アルバムです。


朝食抜きで出てきたので、噴水の見えるレストラン“cafe pic”で早すぎのランチを。(10:10頃)

評判高い「強羅園カレー」「エスプレッソ」「バラのシフォンケーキ」

【箱根美術館】
腹ごしらえが済んだところで、歩いて2,3分のところにある、箱根紅葉の代表格「箱根美術館」へ。

美術館の前に、観光施設巡りバス Skylight(スカイライト)ワインレッド、発見。
箱根強羅・仙石原、御殿場プレミアム・アウトレットまで巡るバスで、“天窓”を意味するスカイライトの名が付けられました。
天井に窓があり、箱根の空と木々も楽しめるように工夫されている。
外観デザインは“レトロモダン”とでもいうのでしょうか、昔風と今風が一緒になったような。
カラーは、ネイビーブルーもあるそうです。
もう2年も前から運行していたのですが、見たのはこれが初めて。
それから、今年の7月から“ダークグリーン”が新たにお目見えしています。



休憩処前の紅葉。


見頃から2週間ほど経っているので、目にも鮮やかという訳にはいきませんでしたが、紅葉時期にのみ公開される旧屋敷(中には入れない)とその庭を見て回ることができました。



【ポーラ美術館】
ここで、まだ午後1時にもなっていないので、予定になかったポーラ美術館に行ってみようかと。
「アンリ・ルソー展」がメイン。
それとメイン展示時期は終わっていましたがその一部が残っている「ルネ・ラリック」や「レオナール・フジタ」など。



予定の最後は「箱根ベゴニア園」
と、その前に少し小腹が空いたなということで、園駐車場近くにあるという蕎麦処で遅い昼食を、と。
【杣の栖】
この「杣の栖」(そまのすみか)、ちょうど一年ほど前に日テレの「メレンゲの気持ち」で“まいう~の石ちゃん”が紹介していた森の中にある知る人ぞ知る蕎麦屋。
私がいままで見てきた蕎麦やのイメージとはかけ離れた、店と言えそうもない、また隠れ家とも言われているように、とても分かりにくい店。
入口と思われる引き戸をあけて中に入ると、板の間に座卓があり座布団がいくつか並んでいる。
座っても十数秒もしたころ、「いらっしゃいませえ、すぐかたづけますからぁ」と声だけ。
卓には前のお客が食べた後の食器がまだ置いてある。
他に2組のお客がいて、それを拵えるので忙しいのかなあ...と。
5分ほどしてやっと卓の片づけと注文を取りに、女将さんが顔をみせる。
普通ならここまではきっと待っていられないほど。
かといって全然愛想無しかと言えばそうでもない。
「お急ぎですか、10分くらいでできますよ」と、ほんとに申し訳なさそうにしきりに謝り続ける。
天ぷらは時間がかかる、温かいのは今日はできない云々で、注文したのが「とろろそば」

一口啜って、ちょっと唸りました。
今までで一番とは言わないまでも、三番と下らないほどの旨さ...それこそ「まいうー」
何がどう素晴らしいという訳でなく、とにかく麺の香りとコシ、ツユの出汁加減、とろろのなめらか感、すべてがバランス良く、奏でられたハーモニー...
ただ、薬味に刻んだネギが少し時間が経っていたみたいなところが難点でした。(忙しかったんでしょうね)
壁には、石ちゃんが書き残して行った色紙が貼ってありました。

ほぼ満足して、
【箱根ベゴニア園】


大輪の花のスタンドタイプ、吊り下げられたハンギングタイプがあって、球根ベゴニアを中心に600種1万株が展示されているとのこと。
園内にある現代押し花アートの花の夢美術館もまた楽しめる。
ここで押し花を2点購入。

他に、お土産をいくつか買い求めましたが、披露はまた後日。
今日はここまでです。