平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

準備悪すぎ

2011-05-19 19:58:05 | デジ散歩
久しぶりにデジタル一眼カメラを簡易型の軽い小さなバッグに持って裏山散歩に出かけました。
10分ほど歩いて、桐の花を撮ろうとして直後「バッテリーを交換してください」という非常なメッセージ。
カメラバッグを探すまでもなく、いつものバッグではないため、予備のバッテリーが入っていない...。
今更家に取りに戻りたくもないし今日は写真はiPhoneで我慢しようと決心するまで数秒ボーッとしてしまいました。

<桐の花/iPhone4>

思い直して歩き始めたものの今日の暑さは真夏日に近く、こんな時に風は無情にも“そよ”とも吹いてくれません。
ガッカリ感も手伝って足どり更に重く。
頑張って歩き続けるなか、汗は拭いても拭いてもタガが外れたように溢れ出まくり。
持ってきた小さなハンカチはすぐに絞れるほどになり、汗拭きの用を足さなくなってしまう。
いつも散歩時に携帯する水筒も忘れてきている。
あ~もう、何と準備の悪すぎること...
仕方なく、近道をして早々に山を下りることに。
コンビニに飛び込んでペットボトルのお茶を買って飲む。
チョッとだけ人心地が...。

<胡桃/iPhone4>
河原の胡桃の花は散り、その子房部分が大分膨らんできています。
胡桃の木には毛虫がいっぱい付くということもあって、河川敷工事とともに切り倒され5年前と比べて本数は半分以下になっているでしょうか。
そういうことがあっても、残された胡桃は晩春には花が咲き秋の頃には大きな実を付ける訳で、自然の生命力に限りはないんだなあ、と感じさせられます。
在り来たりの感想ですが...



家に戻ると「野鳥の世界」から双眼鏡が送られてきていました。
応募券を発送してから4か月近く経過しているので、ほんとに全くと言っていいくらい忘れていました。

荷を開けてみて奥さんの第一声
「ちっさいね、これ~」
私「うーむ、持ち歩きの邪魔にはならない、って感じ?」
よくよく見ると色形が可愛いので、使っているうち愛着もわくでしょう。

初冬の古寺

2010-11-18 20:50:19 | デジ散歩
◇玉寶山命徳寺◇

所用で出かけた序でに、久しぶりに立ち寄ったのがこのお寺。
駅から10分くらいのところにある、こぢんまりしたお寺です。
関東地蔵百八札所の九十二番札所でもある天台宗玉寶山命徳寺。


命徳寺の山門は市の重要文化財指定。

1600年代初め頃の築造である山門は薬医門形式といい、茅葺屋根は当時のままで残っています。
本尊は不動明王、普段は見ることできず。

山門左側の休憩所にある古木は何とも言えない味わい。

本堂右前の二童子。




山門わきに

<白の山茶花>

帰路途上に

<薄紅の山茶花>

●山茶花や寺の童子のねむたがり 楓山人

マスターズ

2010-04-10 22:29:24 | デジ散歩
石川遼クンが2年連続でマスターズ予選落ち決定、...6ボギーとはちょっと崩れ過ぎかな?
最終ホールでこれを入れたら決勝進出というパットを外してしまったのは悔いが残りそう。
池田勇太クンは後半スコアを落としたが3オーバー40位タイで予選突破。
初陣で決勝進出を果たしたのはエライ。
思いっきりやってほしい。
それにしても、タイガー・ウッズは半年近くのブランクをモノともせず、2打差の3位タイとは流石。
そして同3位には、韓国の崔京周。
最近スポーツ界では、韓国選手の活躍が非常に目立ってます。
電機業界でも日本より韓国の元気さが上回っているので何かと韓国の動静が気になります。

「元気を出せ、日本!!」


<フリージア>
今年は東日本では日照時間の少なさが記録的みたいで、その所為か半月ほど遅めの開花です。
和名はアサギスイセン(浅黄水仙)、コウセツラン(香雪蘭)


<翁草>
先日は雨の中でしたが、ようやく晴れた日のショット。


<八重咲き水仙>


<ハウステンボス>
フリルのような花びらが特徴のチューリップで、フリンジ咲き系と呼ばれます。


●フリージア手をかけずとも芳しく 楓山人
放っておいてもいつの間にかしっかり咲いてくれる、手のかからない親子孝行なフリージア。
季語は春。

春の兆し<3>

2010-02-28 21:35:04 | デジ散歩
明日からもう3月。
春の兆し十分、午後から晴れ間が覗いてきたところで、カメラぶら下げ山道を。
早速、ご近所さんの庭に、紅白の梅が一本の木に。

いつだったか、紅、淡紅、絞り、白と1本で色々な色の梅が咲く「思いのまま」というのがあると聞いたことがありますが、これがそうでしょうか。

畑には菜の花が。
これからあちこちで咲き満ちることでしょう。
前ボケが邪魔になってしまった失敗作でした。


これは「ハナニラ」でしょうか。


ご存じ、春の七草のひとつ「ナズナ」
名前の由来は、可愛らしい様子を形容した「撫菜」、夏には無くなることから「夏無」、など諸説あり。
別名としては、葉が三味線の撥に似ていることから「ペンペン草」はよく知られています。


これもご近所さんの生垣として植えられていた中程度の高さの木に良く見ないと気が付かないほど小さな(大きさ5mmもないくらい)白い花。
図鑑で調べて、ちょっと近そうなのが「カマツカ(または西洋カマツカ)」
全く確信が持てない、ということで名前はまだ不明。



●梅の花思ふままにと願懸けて 楓山人

春の兆し<1>

2010-02-26 23:00:29 | デジ散歩
今日は休暇を頂きました。
と言っても、有給休暇ではないので、もちろん時給にはなりません。
何をやって来たかと言うと、初めての確定申告を。
とりあえず、これならと思われるくらいの事前準備をして行ったので、特に滞りなく片付きました。
が、医療費に関するところを、女性の説明担当者の言うとおり書き直したところ、受付の担当に、書き直す前の方が正しいと言われてしまいました。
ちょっとした“いちゃもん”。
「説明の女性の方の仰る通りに書きました」と言ったら、受付の担当は苦笑していましたが...。
結果に影響はありませんでしたが、ちょっとねえ、という感じでした。
で、予想以上の戻り金があって、「超ラッキー!!」。

会場を出てほんの少しだけ雨が降っていましたが、そこを日頃の運動不足を何とかしようと、駅までウォーキング。
途中、運動公園付近で“マンサクノハナ”発見。
子供向けの公園なので緑色の柵がちょっと邪魔気味でした。
コンパクトデジカメなので背景をうまくボケさせることができませんでした。
(カメラ操作技術未熟さの言い訳です)

<マンサクノハナ>
マンサクノハナというとマズサクと言われるように早春の花。

に対して、開花が遅く桜の頃に咲くかなり派手な万作の花があります。
以前、このブログにも載せました紅咲きのマンサク。
<紅花常盤万作>2008/4/19


そしてまた少し歩いて行くと、河原には桜(ソメイヨシノ)の木に、蕾がいっぱい。

<桜の蕾>
これはほんの一部で、あと一か月もするとこの川沿い一帯、ほぼ数百メートルに渡って桜が咲き誇ることになります。

今年は、桜の開花が例年より早まりそう。



日本気象協会・開花予想
無断でリンクしました。日本気象協会さん、済みません。

それと、これは開花直前の赤い沈丁花。

<沈丁花>


夕飯は、昨日小田原ラスカで買ってきた“むかご”で炊き込みご飯。

<むかごご飯>
むかごをよく水洗いし、1時間ほど水に浸しておく。
酒大匙2、白だし大匙1を加えた分量の水で、焚きこむ。

ホントに微かな山芋の香りとムカゴを噛む時の歯ごたえがいかにも上品。
ただし、その香りも歯ごたえもよ~く味わって、でないと感じられないくらいで、ともすると地味すぎるほど。
なので、万人向きではないかも分かりません。

**********wikipediaより**********

むかご(零余子)とは植物の器官のひとつで栄養繁殖器官である。葉の腋や花序に形成され、植物体から離れ、地面に落ちるとやがて発根し新たな植物体となる。

葉が肉質となることにより形成される鱗芽(オニユリなどにできる)と、茎が肥大化して形成された肉芽(ヤマノイモなどにできる)に分けられ、両者の働きは似ているが、形態的には大きく異なるものである。前者は小さな球根のような形、後者は小さな芋の形になる。いずれにせよ根茎の形になる。その点で、地上部の形で発生する不定芽とは異なる。

栽培に利用できるが、農家でも個人でも行われる趣味的な栽培でもあまり行われることはない。

日本で一般的な食材として単に「むかご」という言葉を使うときはヤマノイモのむかごを指す。灰色で球形から楕円形、表面に少数の突起があり、葉腋につく。塩でゆでる、煎る、米と一緒に炊き込むなどの食べ方がある。また零余子飯(むかごめし)は晩秋・生活の季語である。

むかごをもつ植物の代表的なもの。
・オニユリ
・ヤマノイモ
・ノビル
・ムカゴイラクサ
・シュウカイドウ
・ムカゴトラノオ
・ムカゴネコノメ
・ムカゴユキノシタ
・カラスビシャク
・タマブキ
**********以上**********

零余子は秋の季語。
季も違っているので今日は句はありません。

江ノ電鎌倉ぶらり途中下車の旅

2010-02-06 22:32:43 | デジ散歩
旧友との鎌倉散策を楽しんできました。
朝9時に江ノ電藤沢駅で待ち合わせ。
江ノ電一日乗車券「のりおくん」¥580を購入。
これで今日一日、江ノ電乗り降り自由。

龍口寺、長谷寺に立ち寄りながら、同行のKさんのリクエストで高徳院へ。
Kさん、鎌倉大仏は中学の修学旅行以来だとか。
どこかの修学旅行と思われる団体さんもいましたね。


ご存じ<鎌倉大仏>
銅で造られており、仏像の種類で言うと「阿弥陀如来」。

大乗仏教の如来の一つで、西方極楽浄土の主尊が阿弥陀如来。
阿弥陀はAamitaの音写で、無量無限を意味し、その発する光は十方世界をあまねく照らすことから無量光仏(無量光如来)といわれ、その寿命が無量であることから無量寿仏(無量寿如来)ともいわれる。


横から見るとかなりな猫背の様子。
それだけに、親しみのある慈しみ深い趣きがあるように思います。
鎌倉時代の仏像は、頭が大きくて猫背気味なスタイルが流行していたようです。
鎌倉大仏は流行に乗っていた、という訳でしょう。


頭に、鳩が何羽か留まってます。
何物も受け入れる、心の広さ...カナ。


拝観料20円で「胎内拝観」ができます。
黒い穴が頭部。
期待して入ってもただこれだけのものです。
まあ、拝観料相応、といったところでしょうか。



このあとお昼に、長谷駅前の「麺屋五鉄」でラーメンを。



次に、鶴岡八幡宮に参拝。
境内の神苑ぼたん庭園は今が見頃/大人500円。
ここは、先日松ちゃんさんがブログで紹介されていました。
なので、今回の私の「是非ともお勧めスポット」です。
古来、ぼたんは富貴の花とされています。
霜よけの藁囲いに覆われた色とりどりの大輪の見事な冬牡丹を観賞しました。




源氏池には沢山の鴨や鷗などが棲み付いています。

<番の鴨>



このあとは、寶戒寺へ。


<境内の枝垂れ梅>



Sさんのアドバイスお陰で番の鴨や梅を良い角度で撮ることができました。
カメラに関してはなかなかの腕をお持ちの筈のSさんはカメラを持参されていませんでしたよ。

●百態の菰の褥の冬牡丹 楓山人
冬牡丹、季語は冬です。

※追記(2010/2/7 8:50am)
Sさんの情報で、寶戒寺の枝垂れ梅はかなり有名であると判明。
で、枝垂れた様子の写真を追加掲載しました。
残念ながら全体を撮ったものがありませんでした。
有名だと知っていたらもっと気合いを入れて撮るべきだったと、反省...。
って、要するにブランド物に弱い!?
そう、その通りです。(^^ゞ

久々山歩き

2010-01-15 20:56:15 | デジ散歩
朝、庭木の枝にミカンを刺しておいたら、さっそくメジロがやってきました。
やっぱりメジロは、パン屑はお気に召さず、リンゴやミカンをお好み。



で、奥さんが言うには、パン屑の方は昨日あたりからムクドリが参戦しているって。
しかも、すぐ下の畑を見ると十羽位はいたみたいだよって...?
え~、そんなんじゃパン一日一枚では足りない~。
これ以上扶養家族が増えたら堪りません。
これからどうしましょう。

お昼を食べてから、久々に裏山を歩いてみました。
家から15分ほど行くと、毎年今頃になると蝋梅が咲くところがあります。
で、今日はそこに。



ロウバイ(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅、Chimonanthus praecox)
名前に梅がついているためバラ科サクラ属、梅の一種と思われやすいが、ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木、花は強い香りがします。
写真のように、花全体が黄色なのは「素心蝋梅(ソシンロウバイ)」と言い、基本種の蝋梅は中央部が暗紫色。

蝋梅は陽当たりの良い斜面にありましたが、その反対側のそれほど陽当たりは良くない斜面にツバキが咲いていました。


ツバキについて。
ツバキの花は花弁が個々に散らず、多くは花弁が基部でつながっていて萼を残して丸ごと落ち、この様子は古来より落椿と表現され、俳句においては春の季語となっています。
但し「五色八重散椿」のように、ヤブツバキ系でありながら花弁がばらばらに散る園芸品種もあります。
また、馬の世界においても落馬を連想させるとして、競走馬や馬術競技馬の名前としては避けられる。
武士はその首が落ちる様子に似ているというのを理由にツバキを嫌った、と一般には言われているようですが、それは幕末から明治時代以降の俗話であり、実際にはむしろ潔しとしたと言われています。
実際、江戸時代には大々的に品種改良が進められていたというのが真相。

椿は春の季語ですが冬に咲く椿を「寒椿」または「冬椿」といいます。
これは俳句の世界のことです。


●蝋梅やランプシェードの透かし彫り 楓山人
●山かげにうすべに散らし寒椿    楓山人

“蝋梅”“寒椿”ともに冬の季語。

すっぽかされ

2009-10-30 15:06:58 | デジ散歩
たまには見た目を変えて、中央寄せで。

昨夜は奥さんが勤務先の寄り合いとかで夕食不要ということだったので、私と娘の二人分を作成。
出来上がったあたりで娘からメール。
「夕飯食べて帰ります」とだけの、思いっきりシンプルなもの。
私の返事「ガッカリ了解」
シンプルにはシンプルで。

まあ、それほど時間をかけて作った訳ではないけれど。

<牛肉とモヤシの韓国風スープ>
・牛肉切り落とし・・・200g
・モヤシ・・・1/2袋
・大根・・・3cm厚
・ニンニク・・・1片
・ショウガ・・・1/2カケ
・白菜キムチ・・・適当量
・塩、コショウ・・・適当量
・醤油・・・1/2匙

①鍋に水3カップ、牛肉をほぐして入れる。
 スライスしたニンニクとショウガ、イチョウ切りにした大根を入れ、強火に掛ける。
②煮立ったら、弱火にしアクをすくいながら更に煮る。
③大根に串が通るようになったら、モヤシとキムチを加え、ひと煮立ちさせ、最後に、塩コショウ醤油で味を調整して完成。


<キャベツのスープ煮>
・キャベツ・・・1/4
・トリガラスープ・・・大匙1/2
・バター・・・大匙1
・塩、粗引きコショウ・・・適当量

①キャベツ1/4を4等分程に切り鍋に入れ、水1カップ、トリガラスープ、バター、塩を加え、キャベツがやわらかくなるまで中火で煮る。
②器に盛って、粗引きコショウを振る。

しょうがないので一人でTVを見ながら食べることに。
ビールでも、と思いましたが我慢、ガマン...。
作ったものの残りは鍋に入れたまま台所。
二人とも、私が床についた後の帰宅。

今朝、娘は早出で6時半には出勤。
奥さんは、お友達と今日から2泊3日の旅行とか。
7時過ぎ、私が起きだしたころには二人とも出かけた後。
昨夜の残りは、きれいに無くなっていました。



ということで、久しぶりに留守番。
10時頃、散歩に出かけました。
近くの川辺をブラブラしながら、30分ほどのジャスコへ。

<金目川散歩道>


金目川散歩道沿いの、これは
<小さなお地蔵様>
去年歩いた時はこんなのなかったように思います。
まだ真新しく、秋らしい菊の花やらなにやら色とりどりに供えられていました。


<白粉花の実>
白粉花の実は5ミリくらいの黒い実。
皮を取ると白い粉っぽい実が出てくるので、昔女の子達がそれを顔に塗って白粉遊びをしたとか。

今日の夕食は娘と二人だけで、ということになっています。
“今晩はすっぽかしは無いよね”と思いつつ、ジャスコで今晩の食材を見繕い。

●白粉花塗られて白き石地蔵 楓山人
しろいばな ぬられてしろき いしじぞう

白粉花はフランスでは「午後の美人」と言うそうです。
日本では、別名が色々あります。
夕化粧、金化粧、野茉莉...。

今日は何の日?

2009-10-20 21:29:04 | デジ散歩
10月も下旬。
天気が良いのでまた駅まで往復小一時間の散歩。
でも秋とはいえ歩き回るとちょっと汗ばむ昨日今日。

で、今日という日は...

○リサイクルの日
日本リサイクルネットワーク会議が1990(平成2)年に制定。
「ひとまわり(10)、ふたまわり(20)」の語呂合せ。
制定当時の通商産業省(現在の経済産業省)ほか8省庁が10月を「リサイクル推進月間」(現在のリデュース・リユース・リサイクル・・・3R推進月間)とした。

今年のはじめまで勤めていた時分、環境マネジメントに関わっていたことから、このようなことにいまだに敏感に反応してしまいます。

○頭髪の日
日本毛髪科学協会が制定。
「とう(10)はつ(20)」の語呂合せ。

散歩がてら撮った草花。

<??>


<オキザリスの仲間でしょうか?>


<セイタカアワダチソウ(背高泡立草)>
秋の花粉症の汚名を着せられた気の毒な花。
一時、花粉症の原因とされましたが、本来この花は虫媒花であり、風などによって花粉をばら播く風媒花ではないので、濡れ衣です。

●冷やかな噂も風に泡立草 楓山人

年寄り予備軍の他愛もない愚痴

2009-09-23 20:31:10 | デジ散歩
今日で連休も終わり...といっても毎日が休みの私にとって現実感はありません。
しかし今さらですがこの連休、“シルバーウィーク”というのだそうです。
この呼称が、あまり気に入ってません。
五月のゴールデンウィークに対してという、センスの無いかなり安易な思いつきではないでしょうか。
そして、間に敬老の日が入っているから、というのを聞いて余計気に入らない思いです。
お年寄りというと、シルバーという発想がズレていると思います。
電車やバスはもう“シルバーシート”とは言わなくなっています。
あと数年もするとお年寄りと言われる年代である私の僻みでしょうか。
まあ年寄り予備軍と言われるアラカン世代の他愛もない愚痴です。

思えば、昔の童謡に「村の渡しの船頭さんは今年六十のお爺さん・・・・」というのがありましたが...。

愚痴はこれぐらいにして、
日曜日の夕方、西の空が夕焼けに染まって結構きれいだったので家のベランダから写真に撮ったのを思い出し、それらをつなぎ合わせ、画像加工ソフトを使ってパノラマフォトにしてみました。


鮮やか過ぎの夕焼けの色は勿論加工したものです。
グラデーションも何も無いあまりにも“ベタ”な夕焼け空です。

パノラマ加工前の写真は以下の通り。


正面の山は、箱根の「駒ケ岳」と思われます。
その左側の二つの山は、同じく箱根の「二子山」(右が上二子山、左が下二子山)
手前に見える明りの灯った建物は、先日まで入院していた「秦野赤十字病院」





正面がご存じ「富士山」
手前の明りチラチラは、秦野市の夜景。

<9月24日更新>
9月24日は秋分(しゅうぶん)。
二十四節気の1つ。
この日から寒露までの期間。

秋の草花

2009-09-22 22:00:34 | デジ散歩
散歩はほぼ毎日続けています。
コースや所要時間はその都度違います。
今日はこんな秋の草花を...


<ママコノシリヌグイ(継子の尻拭)>
蓼(たで)科
学名 Polygonum senticosum
   Polygonum : タデ属
   senticosum : トゲの密生した
 Polygonum(ポリゴナム)は、ギリシャ語の「polys(多い)+gonu(節)」が語源。
山野などに生え、ピンク色の米つぶのような花。
茎に葉にトゲ多数。
別名:トゲソバ

このトゲで継子(ままこ)のお尻をふいた、という意味で名づけられたとかで、草木に名づけられた可愛そうな名前のポピュラーなもののひとつです。
奥さんに「これなんていうか知ってる?」と聞いたら「名前は知らないけど、子供のころ親に田んぼの脇の草取りをさせられた時、これのトゲトゲが痛くて嫌だった」
「継子でなくてほんとの我が子でも痛い思いをさせることがある訳ね?」と言ったら奥さんは訳わかんない、って顔をしてました。


<イタドリ(虎杖)>
蓼(たで)科
学名 Polygonum cuspidatum
   Polygonum : タデ属
   cuspidatum : 急に尖った
Polygonum(ポリゴナム)は、ギリシャ語の「polys(多い)+gonu(節)」が語源。
茎の節がふくらんで関節のように見えることに由来。
若芽と茎は酸味があり食用になり、地下茎は薬用に。
表皮から糸状のものを採るので「いとどり(糸取)」と呼ばれ、しだいに「いたどり」になったとか。
同じ蓼科ということで英語名は<ママコノシリヌグイ>と似ています。


<シュウメイギク(秋明菊)>
濃いピンク色のは貴船菊(きぶねぎく)とも言うそうです。
英語名:Japanese anemone
漢名は「秋牡丹」
私も奥さんも、これうちにも欲しいよネエ、前々からと言っていながら未だにゲット出来ていません。


<キバナコスモス(黄花コスモス)>
初秋から中秋にかけて咲く、黄色または橙色のとてもインパクトのある花です。
ネットで見たら、同じコスモス属でもあの「秋桜」(いわゆるコスモス)とは種類が違う、となっていました。
初めて知りました。

●せせらぎも遠し継子の尻ぬぐひ 楓山人

子規忌/軽いリハビリ

2009-09-19 15:37:32 | デジ散歩
今日9月19日は子規忌。
俳人・歌人の正岡子規の1902(明治35)年の忌日。
辞世の句「糸瓜咲て痰のつまりし仏かな」「痰一斗糸瓜の水も間にあはず」「をとゝひのへちまの水も取らざりき」より、子規の忌日9月19日を「糸瓜忌」という。
獺祭書屋主人という別号を使っていたので獺祭忌とも呼ばれる。

昨日は軽いリハビリを兼ねて、いつもの裏山道をカメラを携えて散歩。

<ホタルブクロ(蛍袋)>
桔梗(ききょう)科
学名 Campanula punctata
   Campanula(カンパニュラ)は、ラテン語で「小さな鐘」
   punctata : 斑点のある

英語では「bellflower(鐘の花)」


<オクラ>
葵(あおい)科
学名 Abelmoschus esculentusschus : 食用になるロロアオイという意味
アフリカ原産
名前は英語の「okra」から(原産地の地名)


<ムカゴ(零余子)>
山の芋科
学名 Dioscorea japonica:日本のヤマノイモという意味
別名:山芋(やまいも)
これの炊き込みご飯を「ムカゴ飯」というようですが、まだ食したことなし。


<彼岸花、曼珠沙華>
秋の彼岸のころに最盛期、とありますがこのあたりではもうそろそろ終わりに近づいています。


<キバナコスモスにとまったアカタテハ>
このアカタテハ、ご覧の通り羽がもうボロボロ。
この夏を懸命に生きてきたすごさが感じられます。


<フウセンカズラ(風船蔓)>
早くも褐色に色づいています。

たった2週間といっても入院生活は多少なりとも足腰を弱らせたようです。
これまでなら全然どうということもない坂道にちょっとばかり息が切れてしまいました。
これから少しずつ取り戻していかないと...

散歩途中と、夕方バスで駅まで行った帰り道に、浮かんできた句です。
●還暦となりてリタイヤ早や秋意
●家路へと急ぐ坂みち虫時雨
●陽は落ちてモダンな案山子かげぼうし
 以上、楓山人

大賀ハス

2009-08-03 20:45:01 | デジ散歩
昨日は雨の中、同期の旧友と町田市「薬師池公園」に行き、大賀ハスを観てきました。(町田の旧友と海老名市の旧友)
10時過ぎに到着。
早朝行われた年1回の観蓮会には当然間に合いませんでしたが、町田の旧友の案内でハス田と園内散策を楽しみました。
途中休憩した「薬師茶屋」で団子(あんことみたらしと一本ずつ)を頂きましたが結構なボリュウムでお腹に応え、その後のファミレスでのランチにまで差し支えてしまいました。

以前、鎌倉の鶴岡八幡宮で蓮花を見たことがありましたが、これほどの規模のものは初めてで、2000株以上とも言われるハス田にちょっと圧倒されました。

<大賀ハス>
1951年(昭和26年)、古代の丸木舟が発見された千葉県検見川の遺跡を大賀一郎博士らが発掘調査し、三個のハスの実を発見。
分析鑑定の結果、これらの丸木舟やハスの実は約2000年前のものであることが判明。
ハスの権威であった植物学者の大賀博士はこの三個のハスの実の発芽を試み、そのうちの一個の発芽に成功、翌年には見事な花を咲かせた、ということです。
薬師池公園の案内板によると、株分けされたが相原町の円林寺と大蔵町の柏木常吉氏のところにある「大賀ハス」をさらに薬師池公園へ株分けされたものだそうです。
観蓮会では、ハスの葉に注いだ酒を、茎を通して飲む「荷葉酒(かようしゅ)」やお酒を飲めない方には「荷葉茶(かようちゃ)」も楽しめるとのことでした。

また公園は大賀ハスだけでなく、梅、桜、藤、花菖蒲、椿、紅葉など四季を通じて楽しむことができそうです。


写真をクリックすると、フォトアルバム「薬師池公園/大賀ハス」スライドショーになります。


<花托>
「蓮(ハス)」の名の語源
蜂の巣状の花托に果実が実ることから“ハチス”から転じて“ハス”という名になったと言われています。


<露蓮>
露蓮と書いて、『はちすのつゆ』と読みます。
雨が降っていたので、朝露なのか雨滴なのかは微妙?

【一蓮托生】
死後に極楽浄土に往生し、“一つ”の“蓮花”の上に“生”まれ変わって身を“托”すという思想があり、これがその語源になっているとか。


●蓮花泥より出でて浄らかに 楓山人
はちすばな どろよりいでて きよらかに

チビゴーヤ/大暑

2009-07-23 15:16:01 | デジ散歩
先週、関東は梅雨明けしたのにこのところずっと雨もしくは曇り続き。
今日7月23日、大暑(たいしょ)は、二十四節気の1つで、今日から立秋までの期間のこと。
あと2週間で立秋となってしまいます。
小暑と大暑の一ヶ月間が暑中で、暑中見舞いはこの期間内に送ることになります。


庭のプランターに、小さい小さいゴーヤの実を見つけました。

<ちびっこ・ゴーヤ>
体長3cmほど。
先端に花の名残りをくっつけたまま、オムツみたいな感じ?
画像をクリックして拡大表示した大きさが、実寸に近いと思います。


<雄花>
これまで雄花は沢山出てましたが、実になった以外に雌花がほとんど見当たりませんでした。

<雌花>
花の根元に既に実が膨らんでます。
これももうじき...



ここで小噺をひとつ。
下駄を放ってその裏表で天気を占っていたちょっと昔の頃のこと、
ある男が明日の天気を占おうと、下駄を探していたら、下駄がテレビの天気予報を見ていたという。
で、テレビを見てみると、天気予報のおじさんが下駄を探していた。


雨が続いて最近家の中は少し湿っぽい感じです。
鬱陶しさを何とかしようと、久しぶりに香を焚いて見ました。
●香焚きて人も仏も大暑かな 楓山人

ちょっとボケてました

2009-07-03 21:04:14 | デジ散歩
ちょっとした用事があり、お出かけ。
用意すべき書類を一つ忘れたため、今日は用が足せませんでした。
また来週出直しです。
自らの迂闊さにいらつき、ちょっとがっかりしながらの帰り道。
またいくつかの季節の草花を写真に撮り、心静めつつ...


<藪萱草(やぶかんぞう)>
百合(ゆり)科
有史以前に中国から渡来し、全国に分布
一重咲きは「野萱草」
根や新芽は食用になり、油で炒めるとなかなかの美味とか。

◎萱草 わが紐に付く 香具山の 故りにし里を 忘れぬがため
(わすれぐさ わがひもにつく かぐやまの ふりにしさとを わすれぬがため)
大伴旅人 万葉集


<姫女苑 (ひめじょおん)>
花期は夏(6月以降)であることと、つぼみは上向きなことで、春女苑(はるじょおん)と識別ができる。


●土手堤白ちりばめて姫女苑 楓山人
どてつつみ しろちりばめて ひめじょおん


<木槿(むくげ)・日の丸>
葵(あおい)科
中国原産。平安時代に渡来
中国名も木槿で、ムージンと呼ぶ

◎道のべの木槿は馬に食はれけり 松尾芭蕉(野ざらし紀行)
◎それがしも其の日暮らしぞ花木槿 小林一茶



今日の夕食は

<ひれかつ>

<野菜スープ・ポトフ風>
娘のmari-sanは体調不良とかで、あまり食欲なし。
止むなく、急遽この野菜スープで奥さんが“おじや”作成。
かくして今夜もまた残り物が出てしまった...