残月録

残月がやがて消えていく間にも、私の日常生活の中に何か一瞬の輝きを求めて写真を撮っています.

現場の医師の叫び

2020-04-20 12:57:00 | 日記


普段はテレビをあまり観ないのですが、最近は自宅にいる時間が多いため
ついついテレビを観てしまいます。テレビ報道を観ていて、疑問、違和感、時には
報道が偏重しすぎて不快感さえ感じます。皆さんはどうですか?
ここに「神奈川県医師会のお願い」という現場の医師の悲痛な叫びが聞こえてくる
ような声明文がありますので要約して載せておきます。

・侮らないで
 若い人は感染しても大丈夫と高を括っているが20%は発症します。もし知らない
 間に感染して自分の知り合を感染させ亡くなられたら、哀しい思いをします。
 自分と周囲の人を大切に考えて下さい。
・ごまかされないで
 未知のウイルスに本当の専門家はいません。それ故に専門家でもないテレビの
 コメンテイターがまるでエンターテイメントのように主張を繰り返している
 テレビ報道にごまかされてはなりません。
・PCR検査の本当
 何が何でもPCR検査を多くすべきと主張がありますが、その精度は70%で30%は
 偽陰性で検査をすり抜けます。ドライブスルー方式も2次感染予防に一人ずつ、
 手袋、マスク、ゴーグル、防護服を交換する必要があります。
 テレビやメディアに登場する人達あるいは専門家という人達は実際にやったことが
 あるのでしょうか?
・胸部レントゲン、CT検査の困難
 感染の疑われる患者さんを一人検査すると、その後部屋全体をアルコール消毒して
 換気をするのに一時間位かかります。
 メディア、専門家、コメンテイターはこのようなことを考えたことがあるのでしょうか?
・医療機関の現状
 今後感染のスピードが上がると重症患者も増えそれだけで医療崩壊が起こり、
 さらに通常の緊急患者例えば脳梗塞、心筋梗塞、緊急手術に対応できなくなり
 真の医療崩壊がおこります。医療機関に時間をください。
 感染者の増加を少しでも緩やかにしなければ医療は崩壊します。
・医療域間への偏見や差別
 コロナ感染者の中で懸命に戦っている医療従事者やその家族に
 偏見や差別があっては」決してああってはいけない事です。
・一緒に戦いましょう
 この感染症への戦いは長くてつらいかもしれませんが皆で手を取り合っていきましょう。

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