スーザンに会った日

皆さん、「スーザン」ってご存知ですか？
ＴＶ好きに方なら、すぐお分かりいただけると思うのですが。（笑）

スーザンというのは、鈴木剛君のニックネームでして、彼はフジＴＶ系で毎週月曜に放送されている「あいのり」のラブワゴンで世界各地を旅をした青年です。
僕は「あいのり」、最近はあまり見ていないのですが、スーザンが旅している時はけっこう見てました。

で、スーザンは美術大学を卒業してまして、絵を描くのが得意というか大好きなんですよ。
お父さんも芸術家ですから、そのＤＮＡをしっかり受け継いだんでしょうね。
旅の際にも色々絵を描いていて、「独特の風合いを持った絵だな～」と僕は思ってました。

そんなスーザンの初画集がこの度、発売されまして、現在、全国各地でミニ個展＆サイン会を行ってます。
本日の会場は僕の住む三重県ということを小耳に挟み、仕事帰りに行ってみることにしました。

この画集を購入すると、スーザンがサインをしてくれ、さらに今回の個展ツアー限定の版画絵（ハガキ大のサイズ）もいただけるとのこと。
先に書きましたようにスーザンの絵には興味がありましたし、「限定」の品も付いてくるとあれば、購入するっきゃないでしょう！
本屋で画集を購入し、いざサイン会の会場へ。

しかし、目の前に広がる光景にしばし呆然。
すっ、すごい人が多いんですけど。
サイン会に並んでいる列の長さもハンパじゃない！！

「あちゃ～、この列に並ぶのは大変だよな」と心が折れそうになるものの、
「ここで並ばすに帰ったら何のために来たのか分からないし、男がすたる！」
と、いつもの妙な「意地」が湧き出てきまして、覚悟を決めて並ぶことにしました。

こういうサイン会は、だいたい流れ作業になっているから、せいぜい待っても３０～４０分くらいだろうと思っていたのですが、僕の読みは甘かった・・・。
スーザンの１人１人への対応がとても丁寧で、なかなか列が進まないんです。
結局、僕がスーザンの所へ辿り着いたのは、並び始めてから１時間４０分後でしたね。
こんなに並んだのは、愛知万博ぶりですよ。（笑）

サイン会に参加している人の９割近くが女性ということで、男性はただでさえ目立つのに、男性の大半が高校～大学生くらいだったので、スーツ姿の僕は異彩を放っていたでしょうね。
スーザンも開口一番、「お仕事帰りですか？」と尋ねてきましたし。

生で会ったスーザンは、やはり芸術家が持つ独特の空気感が漂っていました。
しかしそれは、近寄りがたい空気感ではなく、「丸み」と「温かみ」を帯びていて、芯の強さがある感じ。
分かりにくい表現で申し訳ないっす。

描かれている人物や動物の描写が細かいので、原画はそこそこ大きいものだと僕は思っていたのですが、現物を見てビックリ。
それほど大きくなかったんですよ。
あれは手先が器用な人でなければ、描くことが出来ないんじゃないかな～。
今回の画集には収録されていない原画も展示されていたのですが、これも仕事が細かく施されていて、見応えがありました。

スーザンのこのツアーは、これからも続くようですので、興味を持たれた方はお近くの会場に足を運ばれてみてはいかがですか？
今後の日程などは、スーザンのブログをご覧下さいませ。
http://suzan.tlab.jp/