Even 言い分

風の向くまま、気の向くままに、今日は何を書こうかな~。

ヒエイな旅(その3)

2009年07月22日 | 旅行記
初めて知りました!!

月曜からお送りしてきたミニ旅行記、今日が最終回でございます。

文殊楼を見終え、次に足を運んだのが「戒壇院」(トップの写真)
戒壇院とは、出家者が正式の僧尼となるために必要な戒律を授けるために設置された施設です。
残念ながら、こちらの内部は見学することが出来ませんでした。

そして、最後に向かった先は「阿弥陀堂」と「東塔」
そこへたどり着くためには、また石段を上らなければなりません!
さて、この石段、何段あると思いますか?


正解は「52段」
52という数は、菩薩修行の階位の「五十二位」に由来すると言われています。
ですので、他の寺院でも石段が52段になっていることが多いですので、皆さんも機会がありましたら数えてみて下さいませ。^-^

阿弥陀堂は1937年に比叡山開創1150年大法要を記念して建てられたものです。
こちらは滅罪回向の道場で、御本尊には阿弥陀如来が祀られています。


以上で、比叡山延暦寺の東塔区域の見学は終了。
所要時間は約2時間でした。

せっかく滋賀まで来たので帰る途中にある「近江神宮」へ立ち寄りました。
こちらには大津京を造営した天智天皇が祀られています。


天智天皇は日本で最初の水時計を作られたそうです。
僕はこのことをここへ訪れ、初めて知ったんですけどね。
このため、境内の一角に「時計博物館」があったり、日時計が設置されていました。


またまた石段を上り、本殿へ。
本殿から振り返ってみると、こんな景色を堪能できます。


この日、神社の近辺には高校生がたくさんいたんです。
「一体、何があるんだ???」と思い、帰宅後、ネットで調べてみたところ、驚きの事実が!
「かるたの甲子園」といわれる「第31回全国高校小倉百人一首かるた選手権大会」が開催されていたのです!!
何故この場所で開催されていたかというと、近江神宮は小倉百人一首の聖地だからだそうですわ。
これも初めて知りましたよ。。。

延暦寺は奈良や京都にある寺院とはまた違った趣・荘厳さがありますので、一度訪れてみるのをオススメします☆

最新の画像もっと見る

コメントを投稿