Even 言い分

風の向くまま、気の向くままに、今日は何を書こうかな~。

東洋一だった港(後編)

2008年08月28日 | 旅行記
船上から歴史を感じて。。。

大和ミュージアムの見学を終えた僕は、船に乗って呉湾を見ることにしました。
毎週日曜、「くれ歴史ロマンクルージング」という湾内遊覧が行われているんですよ。
乗船時間は35分で大人・1,000円ですから、手頃な感じでしょ?^-^

出港してしばらくすると、「旧海軍工廠跡」が見えてきます。
現在は民間の造船所として利用されていますが、戦時中はここで大和をはじめとする戦艦が造られていたのです。
下の写真は、戦艦「大和」が建造されていた場所になります。
60数年前、ここであの大和が造られていたかと思うと、呉ってスゴイ場所だったんだな~と改めて感じるのでした。


そこからしばらく進むと、海上自衛隊の護衛艦が停泊しているエリアになります。
こちらでは毎週日曜日に護衛艦の一般公開が行われています。
公開されるのは1日3回だそうです。


そして更に進むと、「アレイからすこじま」に到着。
こちらも海上自衛隊が管轄しているエリアなのですが、潜水艦を間近で見ることが出来るんですよ。
自衛隊の潜水艦をこれだけ近い距離で見学できるのは、日本でここだけなんだとか。
こちらに停泊している潜水艦、その姿から「鉄のくじら」と呼ばれています。


「アレイからすこじま」を後に、しばらく進むと下の写真の風景が見えてきます。
写真に写っている建物がある場所で昨日のブログに書いた人間魚雷「回天」が建造されたんだそうです。


さらに船は進み、前方に小さな島が見えてきました。
この島は「小麗女島(こうるめじま)」と言います。
こちらには戦時中、呉海軍港務部の軍港見張所があったそうです。


船上から見る呉の風景、いかがでしたでしょうか?
呉湾には戦争の歴史を間近で感じる場所が多くあり、大和ミュージアムとは違った視点から戦争や平和について考えさせられました。
こうして僕の初めての呉観光は幕を下ろすのでした。。。

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6 コメント

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すごい雷と雨 (きらりん☆)
2008-08-28 22:17:40
そちらはどうなんでしょうか?
落ちませんように

『鉄のくじら』ありましたね!
きらりんは船には乗らなかったので残念です
お~!今すごかった、雷!!こわいよぉ!
何食べたんですか~。広島呉のお食事タイムは
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晴天の (akira)
2008-08-29 02:57:36
ナイス・クルージングになりましたねぇ
なかなかお目にかかれない艦船は貴重ぉ
海だけは、昔も今も変わらず爽やかですねっ
戦時には多くの船や将兵を見送ったでしょうにね。
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ひろしまの (黄な粉)
2008-08-30 02:47:02
江田島というところに、
海軍兵学校跡地があって
やはり特攻隊として散った青年たちの遺書などが展示されています。
ほんと、胸がしめつけられるよね。。。
平和ボケしているっていうけれど、
平和ボケのどこがわるいねん?上等やんけ??
とおもってしまうのですよ。

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Unknown (きらりん☆さんへ(INAMI))
2008-08-30 17:46:17
お返事が遅くなり、すみません

木曜の夜、こちらも雨&雷が物凄く、なかなか寝付けませんでした

きらりんさんは船には乗らなかったのですね。
また行く機会がありましたら、その時は船上から呉を楽しんでみて下さい

呉のお昼、大和ミュージアムの近くにあるショッピングセンターのフードコートで軽く済ませちゃいました
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Unknown (akiraさんへ(INAMI))
2008-08-30 17:49:45
この日、関東地方は豪雨で大変でしたが、広島はイイお天気でありがたかったです

艦船や潜水艦をこれだけ間近で見る機会って、なかなかないですから、これもラッキーでした
この海は呉の様々な歴史を見つめてきたんですよね。。。
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Unknown (黄な粉さんへ(INAMI))
2008-08-30 17:53:27
江田島にはそんな場所があるのですか
機会があれば一度、足を運んでみたいです。

戦時中に書かれた遺書、読んでいると何ともいえない気持ちになりますよね。
様々な思いを抱きながら、後世のために旅立っていかれたのですから、僕達は平和や命をもっともっと大切に考えていかなきゃいけませんね。
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