20世紀を代表する日本の現代音楽作曲家である故武満徹氏との落合英範氏の交流について落合氏サイドから漏れてきた情報を下記に記載させていただきます。
落合英範氏は生前の20世紀を代表する日本の現代音楽作曲家である故武満徹氏と交流があったそうです。
落合氏に武満氏を紹介したのはイギリスのこれまた大作曲家で当時米国のハーヴァード大学の音楽部の作曲家の教授をしていたのバーナード・ランズ関係であったそうです。(武満氏はバーナード・ランズ氏と非常に親しい交流があったそうです。)参考にまで書いておきますが、当時バーナード・ランズは米国のボストンにも住んでいて教授職にも忙しんでいたらしいとの事でした。ランズ氏はボストンではそのダウンタウンの大手スーパーマーケットの上にある最高級のコンドミニアムに住まれていたらしいです。だだその部屋の中は、その当時は、ほとんど物がなく、あるものといえば多少の家具と3オクターブぐらいのすごく小さな電子キーボードだったらしいとの事です。
落合氏が思い起こす武満氏との記憶といえば、落合氏の作品を非常に高く評価されかつ褒めていただいた事に始まるようですが、話をした事柄は多くに渡るらしくここではすべてを記載するのは無理であり、、直接書簡をいただく事等もあるので、未だにそれらは鮮明な様です。また落合氏の師で武満氏の親しい友達である作曲家のジョージ・ラッセル氏の事で盛り上がったそうです。また特にそのラッセル氏の発明した音楽理論であるリディア旋法概念話はさらに深く盛り上がったという事です。
1996年に武満氏は死去されましたがその数年前には、落合氏に武満氏が、現在チェロ奏者のローレンス・レッサー氏(バイオリン奏者の故潮田益子さんの生前の夫)から自己が学長を務める米国のボストンのニューイングランド音楽院にゲスト作曲家として来ていただけるように頼まれていて、、、それはライオンシリースとかなんとかで、、、それが楽しみで、、、その時にも落合氏を含め多くの米国にいる知人にも会えるだろうから、、、等と話されていたとの事でした。(落合氏もボストンのニューイングランド音楽院には在籍し卒業されています。)
そして武満氏のボストン行きは生前実現したのでした。
追記 このブログを運営しておりますが、落合氏側の考えもあるところですが、いずれにせよ今後も何らかの形で続行したいと考えているところです。しかしながら落合氏自身がインターネットをやらない方で、サイバー文明に非常に否定的な方であるので、、、、。これらを続けるに当たり、やはり皆様の更なる協力等があれば良い状況が露呈されてくるのではないかと信ずるところです。それ故に、ブログ村の応援用のバナーを一日一回で良いのでクリックしていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。