ケアマネからの投稿です。
昨年末の師走の推し迫った頃にA様と入院中の一室で初めてお会いしました。
A様はご自分の命がそれ程残されていないことを承知されていました。
年末年始だけでも、ご自宅で過ごすことがA様とご家族のご希望でした。
慌ただしいけれど慎重に病院や支援事業所の方々の協力を得ながら
年末年始を過ごすことができました。ご自宅に戻ったA様は、先生も驚くほど
良い状態を保たれ、これならとご自宅での生活を数ヶ月、楽しまれました。
調子の良い時には庭に出て、丹精込めた庭木や草花を愛でることもできました。
A様は、先日 眠る様に旅立たれました。短い期間ではありましたが、
ご家族にとって、ご自宅で過ごされた時間がこれからの糧になることを祈ります。